アダムとイブ
里山の論理と都市の論理、エコロジーとエコノミーとの間に戦いがあるとするなら、その最前線 。

「守護獣」の乗組員です。
大宮町三重コスモス

小野小町さんが、「九重の 花の都に住みはせてはかなや我は 三重にかくるる」と 詠んだとされるのがこの三重の里。
「かくる」は、「死ぬことの遠回し表現」
まともに読めば私は三重の里の土になるのだ!といった意味になります。
が、好きな男にすねて見せて気を引く恋の駆け引きの歌のような気もしないではありません。

どうなんですと尋ねてみたい秋桜畑
コスモスに小町かくるる三重の里

海、夕べ。雲と島と海以外に何もないシンプルさがうれしい時間です。
それにしても北東の水平線の上空が赤いのは、なぜなのでしょうか、対岸の越前海岸は日の沈まない北東の方角、、。「冬」という敵が忍び寄っているのかもしれません。
一本で 勝負できるじゃないか セイタカアワダチソウ
さて、セイタカアワダチソウ 秋の季語として、俳句歳時記に 収めるべきか 否か
そんな議論があるそうです。+
セイタカアワダチソウ 秋草に入るや否や 小澤實
17音が俳句の基本 セイタカアワダチソウは10音。

俳句は窮屈な茶室芸術。悩ましいところではありますが、元々がそういう窮屈さと戦って成立した芸術。
世の末の花かも背高泡立草 矢野 絢
父が消え母消え背高泡立草 藤本敦代
7音が勝負 果敢に 攻めてらっしゃいますね。
花材には良し セイタカアワダチソウ

花材になるなら、俳材にならないはずはありません。
芭蕉さんや一茶さん、子規さんたちも、それでもって 季語の仲間には加えない、というのはいかがなものかとおっしゃるのではないでしょうか、

現状に向かい合い対話を深めるのがいいと。
いちめんの黄色は背高泡立草 今井杏太郎

背高泡立草鉄砲隊をひた隠し 星野紗一
背高泡立草は菊科ですので、香りは菊そのもの。

秋の仲間とよく合うものです。
すさまじき 里山ヶ原の 秋の陣
原産地アメリカではゴールデンロッドと呼ばれているそうですね、このセイタカアワダチソウは。
侵略的外来種です。
ススキ海ともいわれる純粋なススキ原風物詩が味わえなくなったと嘆く向きもあります。
しかし、一方 そのススキも 所変わればなんちゃらです、
「ちなみに、·ススキは英語で. Japanese silver grass。北アメリカでは逆にススキが侵略的外来種として猛威を振るっており、セイタカアワダチソウなどのゴールデンロッド類の生息地が脅かされている」とウィクペヂア。
シルバーの竜とゴールドの虎が、日米の原野で、がっぷり組んで支配権陣地争奪の攻防を繰り広げているわけです。
それを思うと、別の感慨がわいてくるものです。
が、それにしても、秋晴れの下の里山の黄色が、稲穂の黄金でないのは、興ざめもするものです。。
♪トンネル掘ったのは この俺だ 、、この国を作ったのは 俺たちだ♪
カエルが実は主人公のエコギャラリー「花美世屋」は、、、、、、ともやさん、、、元気にされていますかぁ、、、とメールしたくなる気分にさせるギャラリーですよ。どうぞ ご利用ください。
アキアカネ

「捕まえると罰が当たるとする言い伝えもあり、東北地方では雷に打たれるとして「かみなりとんぼ」と呼び、東海地方では目が赤くなったり腹が痛くなったりする、あるいは瘧(おこり)、即ちマラリアの発熱発作を起こすとする伝承がある。」とウィクペヂア。
この罰当たり伝承をうんだ背景としては、「秋に大群で出現するアキアカネに何らかの霊性を認めたためであったのか、それとも害虫を食べるトンボをむやみに殺生することを戒めたものであるのか」などが考えられるとしてありました。
乾燥させた成虫を解熱剤や強壮剤に使用したとも。
いろいろ持っているこの「アキアカネ」のアカネは、赤根とも茜ともかく植物の「アカネ」の色に由来すると言います。
根を使えば赤く染めることができるので赤根、また、西に草冠をかぶせる「茜」のほうは、夕陽が西に沈んだときの山と空の境の赤みを帯びた橙色を指します。
「秋は夕暮れ。夕日のさして山の端いと近うなりたるに、烏の寝所へ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど飛び急ぐさへあはれなり。 まいて、雁などの連ねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。 日入り果てて、風の音、虫の音など、はた言ふべきにあらず。 」
秋の日の暮れに清少納言は、生き物を取り上げられましたけれど、夕日が差し、日が沈むまでの間に見ていらっしゃった色は、紛れもなく「茜」色だったのでしょうね。