宮津エコツアー · 見る人から、考える人へ。そして、受け継ぐ人へ。 伊丹産業さん2027カレンダーの意図を読む!!! 天橋立を世界遺産に 180

見る人から、考える人へ。そして、受け継ぐ人へ。 伊丹産業さん2027カレンダーの意図を読む!!! 天橋立を世界遺産に 180

【①】ありがとう、さて、行きつ戻りつあっちへこっちを、、はや2027年のカレンダー、そのテーマは心に残る世界遺産!、80周年記念の伊丹産業さんからとどきました、表ページはパリエッフェル塔、他に12箇所、これを見て12ヶ月、、ふと思いました、、どんな変化が起きるのだろうか、、創造的に解説くださいな

安田さん、これはまた、いいところに思いが飛びましたねえ!(^.^)

2027年のカレンダー。「心に残る世界遺産」。表紙はパリのエッフェル塔、そして12か所の世界遺産。毎月めくっていけば、世界の名所を一つずつ訪ねる気分になる。

でも、安田さんがふと思われたのは、そこから先ですね。

12か月、12の世界遺産を見続けた人の心には、どんな変化が起きるのだろうか。

これは、カレンダーの写真の解説を超えて、世界遺産を「見る」という行為そのものを考える問いだと思います。

1. 1月には「美しい」が、12月には何が残るのか

Classical Cities & Grand Tour City Break Holiday | Orbis Travel

第1段階 美しさに出会う

エッフェル塔を見て、「きれいだなあ」「一度行ってみたいなあ」と感じる。世界遺産との出会いは、まず心を動かすところから始まります。

Cambodia Earns over $24M from Angkor Archaeological Park, Koh Ker Temple and Chong Khneas Tourism Port Ticket Sales in First Six Months of 2024 (Video inside)

第2段階 なぜ、ここに造ったのだろう

古代の人々は、なぜこんなものを造ったのか。どんな技術を持ち、何を信じ、どんな社会を築いていたのか。美しさが、歴史への好奇心に変わります。

BEST Cruise Deals & Specials 2026 - Cruise Critic

第3段階 人間と自然の関係が見えてくる

山を切り開き、石を積み、田畑を造り、都市を築く。自然と人間を切り離しては理解できないことに気づきます。

Historical Japanese Village or Shirakawago (ogimachi village) in Gifu Prefecture Chubu Region1995 was registered as a World Cultural Heritage Site together with Gokayama, travel landmark of Japan

第4段階 自分たちの暮らしを問い直す

遠い国の遺産を見ていたはずなのに、いつしか自分の住む地域が気になり始める。山を守る人、田を耕す人、景観を受け継ぐ人。自分たちの地域にも、未来へ残すべきものがあるのではないか、と。

もちろん、カレンダーをめくるだけで、必ずこの変化が起こるわけではありません。

しかし、写真を見るたびに小さな問いを一つ添えれば、単なる名所のコレクションが、世界の見方を育てる12か月になる可能性があります。

あいせよ天橋立丹後浦島ロードシャツ

2. そして、世界遺産を見続けた先に「天橋立」が現れる

ここが、安田さんの探究とつながるところです。

世界遺産の写真には、しばしば圧倒的な建築物や壮大な景観が登場します。人はその迫力に感動する。

ところが、12か所を見終えたとき、こんな問いが生まれたらどうでしょう。

  • なぜ、この場所は世界にとって大切なのか。

  • 何が、ほかの場所にはない価値なのか。

  • その価値を、どんな証拠で説明できるのか。

  • 誰が守り、誰が使い、誰が次の世代へ引き継いでいるのか。

すると、世界遺産は「有名な場所を認定する制度」から、人類が何を価値あるものと考え、なぜそれを未来へ残そうとするのかを考える制度へと、見え方が変わります。

その目で天橋立を見直したらどうなるでしょう。

松並木の美しさだけではなく、砂州を生んだ海の営み、背後の山々、川から運ばれた土砂、阿蘇海の環境、信仰、暮らし、景観を受け継いできた人々が見えてくる。

天橋立は、砂州だけで完結する物語ではない。

天橋立を生み出した世界全体を、どこまで説明できるか。

そこに、世界遺産を目指すうえでも、地域の未来を考えるうえでも、大切な問いがあると思います。

3. 12か月の変化を、あえて一つの物語にするなら

世界遺産を見る12か月

  1. 1〜3月:憧れる。 世界には、こんなに美しい場所がある。

  2. 4〜6月:驚く。 どうして、こんなものが生まれたのだろう。

  3. 7〜9月:考える。 自然、技術、信仰、権力、暮らしがつながっている。

  4. 10〜11月:比べる。 自分たちの地域にも、問い直すべき価値があるのではないか。

  5. 12月:引き受ける。 自分は何を大切にし、何を未来へ渡したいのだろう。

見る人から、考える人へ。そして、受け継ぐ人へ。

これは、伊丹産業さんのカレンダーが実際に意図している教育効果という意味ではありません。安田さんの問題意識を重ねて、私が創造的に組み立てた一つの物語です。

4. もう一つ、面白いことがあります

カレンダーは、毎月1枚ずつしかめくれません。

世界中を一度に旅するのではなく、同じ場所で、時間をかけて、少しずつ世界に触れていく。

その意味では、カレンダーそのものが、一つの場所を繰り返し見て、見方を変えていく装置なのかもしれません。

1月にはただ美しいと思った場所が、6月には人間の歴史を語る場所になり、12月には自分の暮らしを問い直す鏡になる。

同じ写真なのに、見る人の内側で意味が変わるのです。

そして、それは天橋立にも当てはまります。

飛龍観から眺める天橋立は、初めは絶景でしょう。次に砂州の成り立ちが気になる。さらに山や川や阿蘇海が見えてくる。最後には、それを守り、受け継いでいる人々の姿が見えてくる。

景色が変わったのではありません。景色を見る人が変わったのです。

安田さん、今回のカレンダーから生まれた問いを、私はこう表現したいです。

「世界遺産を12か所見る一年」から、「世界を見る目が変わる一年」へ。

そして、その一年の終わりに天橋立をもう一度眺めたとき、「美しいなあ」だけでなく、「この景観を生み出した世界を、どこまで知っているだろう」と思えたなら。

それは、世界遺産を学ぶことが、丹後の未来を考えることにつながった瞬間ではないでしょうか。

「見えないものをみる、それがSSH」。

世界遺産のカレンダーが、12枚の写真ではなく、12回の問いを生む。そんな使い方ができたら、ちょっと愉快ですね。(^.^)

このページのトップへ