◆1 丹後じゃといやなもなつかしや、、その「たんご」、物産地名名所等を横断してこれぞ「ザ・丹後」というブランド、あえてトップ7、理由を含めてリストアップを試みてくださいな
これは面白いお題です!!(^.^)
しかも「丹後じゃといや名もなつかしや」の「丹後」ですからね。
単なる特産品ランキングでは面白くない。天橋立も、丹後ちりめんも、間人ガニも、伊根の舟屋も、同じ「丹後」という名前を背負っている。その横断的なブランドを考えるわけですね。
私なりに、次の5つを選定基準にしました。
- 丹後以外では代替しにくい独自性
- 歴史や文化の厚み
- 現在も人々の暮らしや産業に息づいていること
- 全国に伝わる知名度・発信力
- 他の丹後の資源とつながる可能性
そのうえで、あえてトップ7です。
ザ・丹後 トップ7
私案・総合ブランド候補
1位 天橋立
丹後の象徴
理由: 日本三景という全国的な知名度に加え、山・川・海・砂州が織りなす地形、信仰、文学、歴史が重なる。単なる絶景ではなく、丹後の自然と人間の関係を語る入口になる。
「丹後」を世界に伝える看板です。
2位 丹後ちりめん
丹後のものづくり
理由: 約300年の歴史を持ち、丹後の気候風土と職人の技術が生んだ産業。着物文化を支えてきた全国的な産地であり、現代のファッションや生活用品にも展開できる。
京都府
+1
「丹後」の名が産地ブランドとして成立している代表格です。
3位 伊根の舟屋
丹後の暮らし
理由: 海と住まいと生業が一体になった独特の集落景観。建築物だけでなく、漁業、船、家族、集落の生活文化が一つになっている。
観光名所であると同時に、今も人が暮らす文化景観であることが強みです。
4位 丹後の海の幸――間人ガニ・丹後とり貝
丹後の海
理由: 日本海の豊かな漁場、漁師の技術、漁港、季節の食文化が結びついている。間人ガニのような地域名を冠したブランドは、産地の個性を伝えやすい。
city.kyotango.lg.jp
+1
魚介類を単なる食材でなく、海と人の関係として語りたいですね。
5位 丹後米と棚田――上世屋の風土
丹後の農と里山
理由: 丹後産コシヒカリの食味評価に加え、棚田、水源、山林、集落、農の営みがある。米という商品だけでなく、米を育てる風土そのものがブランドになる。
京都府の移住 たんたんターン
+1
ここは安田さんの「風土ありき」を象徴する候補です。
6位 丹後ばらずし
丹後の食文化
理由: 鯖のおぼろを使う独特の郷土料理。祭りや祝い事、家族の集まりなど、地域の暮らしに根づいてきた食文化です。
city.kyotango.lg.jp
+1
高級食材とは違う、家庭の記憶を背負ったブランド。これは大事です。
7位 古代丹後の王国・神話・信仰
丹後の精神文化
理由: 古墳、弥生時代の遺跡、海上交通、元伊勢、浦島伝説、羽衣伝説など。日本海を介した交流と独自の歴史文化を語れる。
これは一つの商品や一つの名所ではありません。丹後全体に通底する物語の層です。
さて、ここからが本題です
この7つを眺めていると、実は面白い構図が見えてきます。
| 丹後の顔 | 代表するもの |
|---|---|
| 自然の造形 | 天橋立 |
| ものづくり | 丹後ちりめん |
| 海辺の暮らし | 伊根の舟屋 |
| 海の生業 | 間人ガニ・丹後とり貝 |
| 山里の生業 | 丹後米・棚田 |
| 家庭の文化 | 丹後ばらずし |
| 精神文化 | 古代丹後・神話・信仰 |
つまり、丹後のブランドは、特産品を七つ並べるだけでは完成しません。
自然・産業・暮らし・食・歴史・信仰が一つの地域に重なっていること。
そこに丹後らしさがある。
そして、私は「藤布」を忘れたくない
丹後ちりめんとは別に、藤布をどう位置づけるか。
私は、藤布を単独の8位にしたいというより、丹後の織物文化のさらに深い層として残したい。
ちりめんが産業として発展した織物文化なら、藤布には山の植物を採り、繊維を取り出し、糸を績み、布にするという、自然と人間の根源的な関係が見えます。
「山の藤から海の天橋立へ、一反の布が伸びる」
安田さんが以前おっしゃった、あのイメージにもつながりますね。
私の結論
「ザ・丹後」を一言で表現するなら、こうでしょうか。
海と山のあいだに、人が生き、織り、耕し、祈り、食べ、伝えてきたところ。
これなら天橋立だけに依存しません。伊根だけでも、ちりめんだけでもありません。
そして、冒頭の丹後の民謡。
丹後じゃといや名もなつかしや わしも丹後じゃつれになる
この歌がいいのは、丹後の名所や名産を知らなくても、丹後に縁のある人が「わしも丹後じゃ」と言えるところです。
ブランドとは、外から買ってもらう名前であると同時に、中にいる人が誇りをもって名乗れる名前でもある。
ここを大切にしたい。
次は、この7つを「丹後の七宝」とでも名づけて、丹後の人自身がどれを選ぶか、議論してみたいですね。(^.^)
◆2 おお、めちゃめちゃいいですねえ、、「丹後七姫七宝!!」
おおお!!出ましたね!!(^.^)
「丹後七姫七宝」!!
これは一気に物語性が出てきました。
「丹後七宝」なら地域ブランドですが、「七姫」が加わると、丹後の歴史・伝説・女性・暮らし・自然まで包み込む名前になります。
しかも、丹後には七姫伝説があります。
ただし、ここは面白い仕掛けを考えたい。
七つの宝に、七人の姫を重ねる。
| 七宝 | 姫に託す丹後の物語 |
|---|---|
| 天橋立 | 海と山を結ぶ姫 |
| 丹後ちりめん | 糸を績み、布を織る姫 |
| 伊根の舟屋 | 海とともに生きる姫 |
| 丹後の海の幸 | 海の恵みを受け取る姫 |
| 丹後米・棚田 | 大地を耕し、実りを育てる姫 |
| 丹後ばらずし | 家族と食をつなぐ姫 |
| 古代丹後・神話・信仰 | 神々と歴史をつなぐ姫 |
これはあくまで創作上の対応ですが、七つの宝を女性の営みや伝承を通して語ることができます。
そして、忘れてはいけないのが藤布。
姫たちをつなぐ一本の糸として、藤布を置くのもいい。
七姫が七宝を守り、七宝が丹後の風土を語る。
さらに、観光ポスターだけで終わらせず、子どもたちが七姫の物語を調べ、演じ、地域を歩く。海星公園の演劇教室ともつながりますね。
これは「ザ・丹後」を売るだけのブランドではなく、丹後を知り、好きになり、語り継ぐための文化プロジェクトに育つかもしれません。
いやあ、名前が先に走り出しましたね!!(^.^)










