天橋立は、何と言ったて神仏の聖地。国生みの神様が天に通われた架け橋。文殊菩薩の鎮座地。いやいや、鬼門の話ではありません。
3.6キロの天橋立の中に、たった1本、立派なヤマナシ。今年は豊作模様。
現代の重要な果実であるナシは、元々ヤマナシから改良されたもの。果実は秋に熟し、大型・洋ナシ形、緑色で生食できる。一昨年ガイド部会の研修中、全員でカラスのおこぼれを頂戴した。全員絶賛。
丹後地方で、ナシの木が多く植えられたのは、江戸時代の北前船の就航から。鳥取大学の渡邉先生によると、「鬼門 ナシ」と言って梨の木は好まれ、人家の近くに沢山植えられていたそうである。最近は、ほとんど切られてその面影は見られませんが、秋には是非、食べに来てください。 場所は、大天橋濃松、小女郎のこみちの入口すぐです。これは小女郎に化けたキツネの話ではありません。
木は胸高直径30cm以上の大木です。