宮津エコツアー · 9月 2016

9月 2016

「よくここまでがんばりましたね、もうしばらくですよ、わたしがおりますから、ずいぶんお努めなさいなさいな!」

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この神様、お伊勢土産なんですが、さて、そもそも農業は誰がどうやって始めたのか、その始まりを語る世界中の神話を見ると
「①身体から、食物や財宝を出す女性がいる。
②その女性が、理不尽な死に方をする。
③女性の死体から食物が生まれる。」
このような共通する柱があるということです。
このことについて、「豊饒神としての天照大神 – 日食と古代史 – Gooブログ」は
「①の女性は、食物を与えてくれる自然そのもの、狩猟採取民にとっての地母神と考えられます。②は農業の開始を示します。原始的な焼畑やアマゾンの乱開発を考えればわかりますが、農業は大規模な自然破壊を伴います。しかしながら③その結果、①の女性が与えてくれるよりも大量の食物を得る事が可能になる、という意味だと説いていらっしゃいます。

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日本では、それが日本書紀で
「天照大神の命を受け、ツクヨミはウケモチを訪ねます。ウケモチは口から食物を出して、ツクヨミをもてなそうとしますが、それを見てしまったツクヨミは「口から出した物を食べさせようとするとは汚らわしい。」とウケモチを殺してしまうのです。それを聞いた天照大神は大層怒り「お前は悪い神だ、もう会いたくない。」と言って、この時から日月は昼と夜に別れてしまいます。

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(↑ 粟)
天照大神がアメノクマヒトを遣わして様子を見させると、ウケモチの頭に牛馬、額に粟、眉に蚕、眼に稗、腹に稲、陰に麦と大豆と小豆が生まれていました。アメノクマヒトがそれらを持ち帰ると、天照大神は喜び「これらは、人々が生きるための食物だ。」と、天の田畑に植えさせます。また口の中に繭を含んで、糸をひくことが出来るようになりました。これが養蚕の始まりです。」とされていると。
なるほどそうなんですね。

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上世屋で受け継がれている棚田の米作りを中心にした生活様式には、まだその神話が息づいているように思います。

かっての普甲寺~成相寺への巡礼の道 千年の古道を歩きましょう。

 

歴史を感じながら、石畳の残る山道を歩く。DSCN4523元普甲石畳2

 

平安からの古びた石畳

 

 

古道を歩く。

 

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辛皮駅、ここから丹後鉄道で喜多駅まで戻ります。

 

日 時   10月5 日 水曜日  9時~3時半

集合場所  丹後鉄道喜多駅 9時

持ち物・服装 弁当、お茶、雨具、防寒着、歩きやすい服装、靴

歩く距離  約4.4キロ.

参加費   6 00円と別にKTR辛皮駅~喜多駅料金大人210円子供110円

申し込み先 宮津市エコツーリズム推進協議会上宮津杉山部会 久古直子 0772-22-4739

 

石畳の残る古道、かって北の高野山と言われた普甲寺跡をたどる。終点辛皮駅は全国秘境駅の一つ。日本の原風景のような山里です。

 

 

 

 

ここ、ここ、ここですよー

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鳥散布戦略を完璧なまでに完成させたなんとも目立つ実です。

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主にヒヨドリやメジロなどが食べるということです。

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声なくして鳥を招くこの実、一見、美味しそうに見えます。しかし、鳥と人は別。人にはいわゆる「毒実」、種子には吐き気や下痢、筋肉の麻痺を引き起こすような成分が含まれているということです。やまぼうし、アケビ、栗などとは趣が違います!

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で、「まゆみ」か「むらさきまゆみ」かというところですが、葉に鋸歯が認められない、実が五つに割れているように見えることから、「むらさきまゆみ」ということにしておきます。せや高原休憩所広場花壇で今、見頃です。

イノシシが荒らした花壇。

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(あぁーぁあプンプン)
それを評してI氏の言うこと。
「埋蔵金をみつけたんやろ!」

彼らが掘り返したのは黄金の花を咲かせる花茎をのばした「ツワブキ」を植えた花壇。
!!うまいこというもんだと感心しましたよ!!
ツワブキの根には黄金の香りがするのかもしれません。それをかぎつける世屋のイノシシはただものではない

「埋蔵金探索猪」狩りで売り出しましょうか!

それにしても、こちらの彼岸花花壇もこのざま。

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思い当たるのは腐った刈り草で花壇をおおったこと、

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ミミズがいるかもしれないと興味をひいてしまったんだろうとおもいます。
まあそれはともかくせやの今の見物はそばの花。

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作られる農家は二軒しかなく、面積はちいさいですが、ロケーションは抜群ですよ。

9月27日、秋の長雨の中貴重な晴れ間に、10月1日行われる杉山歩きの下見に行って来ました。
林道は4wの軽トラで何とか走られる状態で、林道の修理に重機が入っていました。
今日の行程は林道終点~天狗大杉~尾根~宇野ガ岳~杉山頂上~出合

 

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林道終点から天橋立の展望・・・空気が澄んで橋立がくっきりと望めました。

 

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天狗大杉・・・杉の前の余分な木を取り除きましたがあと1本杉を邪魔しています。

 

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天気が良いので宇野ガ岳まで足を延ばしてきました。天橋立を眺める絶景です。(当日は時間が無いのでここまでは来ません)また、次回のツアーにご参加ください。

 

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尾根を引き返し杉山頂上へ・・・途中にミカエリソウが咲いていました。唯1の花でした。
天狗大杉したの作業道にはいつもならアケボノソウやサイインヒキオコシなど秋の花が目立つ筈ですが全然目につきません。

 

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出合下の作業道、雨で掘り起こされた道路。至るところでこんな状態です。
出合からの作業道の状態を心配していましたが・・・例年ですとススキが作業道を覆っていて歩くのが阻まれましたが早くにススキが刈ってあって歩くのには支障なかったです。杉山林道を修理していただければ快適な秋の杉山を楽しんでいただけると思います。当日お天気が良くなりますように!!

 

彼岸花は、天照大神の化身!

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今でこそ、稲刈りの済んだ田圃の畦に咲いています。けれども昭和30~40年代前半くらいまでは、「田植えが6月後半、稲刈りが10月から11月にかけて」だったと言う話を聞いて、やっぱりそうだとおもっています、

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というのが、天照大神というのは天体にすればお日様で農業を司る神じゃないですか、では花にすれば何だろうかということですが、そこで彼岸花は、天照大神の化身説。

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(↑ 9月27日 世屋高原休憩所)

9月はまだ稲の登熟期。台風が襲う時期でもあります。そんな時に、畦に必ず顔を出す花が彼岸花,。そこにはトリックというのかマジックがあるのかもしれませんけれど、「この花を私だとおもいなさい、もう一息ですよ、風で倒れないように、大水でながされないように取り入れまで守ってあげましょうぞ」と天照大神さまのメッセージを携えて咲いてくださっていると、みんな田植えや草取りなどの苦労がいやされ、大風にも立ち向かう気力を湧かせたのだとすれば、そのトリックも意味があります。

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府中から江尻にかけての付近は、古代文化渡来の地とされ国衙のおかれたところです。

そしてその付近が橋北路で、彼岸花の赤がもっとも濃いところなのです。

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(↑ 9月27日 丹後郷土資料館旧永島邸付近)

彼岸という言葉から仏教との関係を思いますけれど、それ以前の渡来の文化と彼岸花とのなにかしらのつながりを思いながら、秋の丹後路を走るのも楽しいものです。

彼岸花。

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暦花といえばこれほど正確に時を告げる花はありません。

この花、稲作に伴って持ち込まれた外来種ということです、この球根の毒消しの方法もわかっていたでしょうからですから、米が不作の時は、救荒作物としてスタンバイしていたのでしょう。
さてその稲で野生種に近い古代米といえば赤米。

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タンニンをおおく含んでいるのでこんな色になるということです。

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ですから、彼岸花と稲との組み合わせ、本来はこんな組み合わせだったのでしょう。

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この古代的なくみあわせ、天橋立ワイナリー付近です。

この彼岸花 真っ赤な強い色いに加えておもしろい花の形なので、絨毯のように群生すれば見応えがましますし、一本だけでも、楽しませてくれます。
で、風景とのマッチ、彼岸花を生かすロケーションは青空白いすじ雲それにアゲハチョウときまっているのですが、それはなかなかあるものではありませんが、それでもここは!というのが。日置の妙圓寺のあのう積み石垣を背景にした花壇。

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さらに進むこと、約5キロ。長江海岸に、若狭湾を背景にした花群

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宮津にこられ、伊根へいってみようとおもわれる方がいらしたら、このふきん、

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ちょっとゆっくり走ってみてください。

 

美しい宮津湾・天橋立展望や天然杉巨樹を見ながら・・・

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概要 林道終点から天然スギ~山頂~風穴~尾根の巨大スギ~出合~林道終点(林道の状況により変更になることもあります)
実施 10月1日(土) 午前9時~午後4時
所要時間 約7時間程度
集合場所 午前9時 大江山スキー場駐車場
受入人数  3日前までに申し込んでください
参加料金 無料
持ち物 弁当、水筒、雨具、山歩きできる服装と靴
お申込先 宮津市エコツーリズム推進協議会 上宮津杉山ガイド部会 久古直子 電話・fax 0772-22-4739

■集合場所 大きな地図で見る

「日本の里」の秋に彼岸花。

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これ、地生え。稲木のそばに彼岸花。

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これもペットボトルや花瓶に挿したものじゃないですよ。
去年の秋、府中の写真家の今井さんたちに球根をもらって植えたもの、

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これらが増えて「彼岸花の名所」になればいいとはおもいますが、彼岸花の野生化は上世屋では難しいのです、葉っぱで光合成し栄養を貯める時期に、雪で埋まるからです。青森、岩手、山形、秋田など東北各県はもとより新潟、富山などいわゆる雪国には、「彼岸花の名所」はないのです。
今年咲いてくれたこれらの彼岸花、雪が少なければ、来年も咲くかもしれませんが、温暖化で雪が少ないのもそれは望ましいことではないですし、、一年限りかもしれません。

そういう意味では、心の原風景としての「日本の里・かみせや」の秋は、こっちのほうが近いでしょう。

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ししうどの花と稲木。

この花が咲いて、稲を下ろし脱穀し、農協に納めたら、おとうは出稼ぎに、、、。

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、、、、そういう「おとう」が、またひとり、町へおりていかれたこと、誰がしるでしょう。

 

丹後ウルトラマラソンを「楽走」するランナーの皆さん

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おもてなしポイント!

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このマラソンの参加費は、13,000円60kmの部 ~18,000円100kmの部なんですって。
「しぬきではしらんかぁい!」「はいぃぃ」

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それだけ払っても、60kmを、あるいは100kmを走りきった自信が得られればもとがとれるというもんでしょうね。

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それにしても、100kmの部/2,600名・60kmの部/1,400名 合計4000人の募集。その定員が埋まると、合計■■■■万円、スポーツ・ツーリズムは

そらぁすごいわぁ!「エコ・ツーリズム」も爪の垢でも煎じてとおもいました。

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