晩秋の丹後路
山に
海に
里に
忍び寄る冬
神無月は終わり、明日から霜月。
ちゃんちゃんとかたずけもんをせえよと言うような冬のはしり雲。
だれぞ、刈ってくれんだろうか、そんな声が聞こえる上世屋の秋
誰が言ってるのか耳を澄ますと「ススキご自身」!
ススキは洪水だ、フクジュソウもヤマザトタンポポもフキもカワラナデシコも呑みこんでしまう
、、、こう言われて、辛いんです、
昔は与謝蕪村さんという俳人が来られて
「山は暮れて野は黄昏の芒かな」と詠まれたんです。
万葉時代には、ススキ・をばな・草(かや)・み草、”花すすき”・”はだすすき”などと重宝に思われておったんですがな、
0307: はだ薄久米の若子がいましける三穂の石室は見れど飽かぬかも
0396: 陸奥の真野の草原遠けども面影にして見ゆといふものを
0780: 黒木取り草も刈りつつ仕へめどいそしきわけとほめむともあらず
1121: 妹らがり我が通ひ道の小竹すすき我れし通はば靡け小竹原
最近は、シカにも、ウマにゃあと馬鹿にされる始末。
何とかなりませんか、なあ万葉集さん。
、、、、、
1337: 葛城の高間の草野早知りて標刺さましを今ぞ悔しき
1533: 伊香山野辺に咲きたる萩見れば君が家なる尾花し思ほゆ
1538: 萩の花尾花葛花なでしこの花をみなへしまた藤袴朝顔の花
1564: 秋づけば尾花が上に置く露の消ぬべくも我は思ほゆるかも
1572: 我が宿の尾花が上の白露を消たずて玉に貫くものにもが
1577: 秋の野の尾花が末を押しなべて来しくもしるく逢へる君かも
1601: めづらしき君が家なる花すすき穂に出づる秋の過ぐらく惜しも
1637: はだすすき尾花逆葺き黒木もち造れる室は万代までに
2110: 人皆は萩を秋と言ふよし我れは尾花が末を秋とは言はむ
2167: 秋の野の尾花が末に鳴くもずの声聞きけむか片聞け我妹
2169: 夕立ちの雨降るごとに春日野の尾花が上の白露思ほゆ
2172: 我が宿の尾花押しなべ置く露に手触れ我妹子散らまくも見む
2221: 我が門に守る田を見れば佐保の内の秋萩すすき思ほゆるかも
2242: 秋の野の尾花が末の生ひ靡き心は妹に寄りにけるかも
2270: 道の辺の尾花が下の思ひ草今さらさらに何をか思はむ
2277: さを鹿の入野のすすき初尾花いづれの時か妹が手まかむ
2283: 我妹子に逢坂山のはだすすき穂には咲き出ず恋ひわたるかも
2285: 秋萩の花野のすすき穂には出でず我が恋ひわたる隠り妻はも
2292: 秋津野の尾花刈り添へ秋萩の花を葺かさね君が仮廬に
2311: はだすすき穂には咲き出ぬ恋をぞ我がする玉かぎるただ一目のみ見し人ゆゑに
2763: 紅の浅葉の野らに刈る草の束の間も我を忘らすな
3065: み吉野の秋津の小野に刈る草の思ひ乱れて寝る夜しぞ多き
3499: 岡に寄せ我が刈る萱のさね萱のまことなごやは寝ろとへなかも
3506: 新室のこどきに至ればはだすすき穂に出し君が見えぬこのころ
3565: かの子ろと寝ずやなりなむはだすすき宇良野の山に月片寄るも
3681: 帰り来て見むと思ひし我が宿の秋萩すすき散りにけむかも
3800: はだすすき穂にはな出でそ思ひたる心は知らゆ我れも寄りなむ
3819: 夕立の雨うち降れば春日野の尾花が末の白露思ほゆ
3887: 天にあるやささらの小野に茅草刈り草刈りばかに鶉を立つも
4016: 婦負の野のすすき押しなべ降る雪に宿借る今日し悲しく思ほゆ
4295: 高円の尾花吹き越す秋風に紐解き開けな直ならずとも
4308: 初尾花花に見むとし天の川へなりにけらし年の緒長く
アケビ、と、わたしはよばれています。
くわしく紹介してもらって、恥ずかしいわ、ね!
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「秋(9 – 10月ごろ)に熟した果実の果皮と、黒い種子を包む白い果肉(胎座)は食べられる[7][11]。秋に開裂した果実を採って、昔から山遊びする子供の絶好のおやつとして親しまれてきた[17]。食べるときは、白い寒天質(胎座)をそのままほおばり、果肉を味わったあと、中の種子を吐き出す[13]。食味は、半透明の白い果肉はとろりとした爽やかな甘みがあり、黒い種子は苦味があるので除かれる[18][12]。種子を含む果肉をそのままホワイトリカーに漬けて、果実酒(健康種)にもできる[19][12]。
厚い肉質の果皮(果壁)はほろ苦く、内部にひき肉や味噌、マイタケなどのキノコ、ナスを刻んで詰めたものを蒸し焼きや油で揚げたり[4][13]、挽肉の味噌炒めを詰めて焼いたり[18][11]、刻んで味噌炒めにするなど[19]、こちらは山菜料理として親しまれている。アケビの皮の詰め物は、はじめにいったん茹でこぼしてアクを抜いておかないと苦みが強い[17]。強いアクを抜くため、保存食として一晩酢に漬けて梅酢漬けにしたり[12]、いったん塩漬けにして、塩抜きして利用する方法もある[17]。詰め物のほか、果皮を短冊に切って天ぷらや唐揚げにも利用できる[17]。
春の若芽も食用になる[7]。採取時期は暖地が3 – 4月ごろ、寒冷地では4 – 5月ごろが適期とされる[11]。東北地方などでは[注 1]、春に20 – 30 cmほどに伸び始めたつるや、4月ころの若い葉を摘んで山菜として利用し、塩ひとつまみ入れた湯で軽く茹でて水にさらし、おひたしや和え物、汁の実、バター炒め、混ぜご飯などにする[18][4][11]。若芽も果皮もアクが強いため、茹でて冷水にさらすが、ほろ苦さと歯ごたえがアケビのおいしさの身上であるので、さらしすぎないように調理する[11]。その他、民間では葉を乾燥させてアケビ茶にする[15]。栄養的には、果肉にはビタミンC、果皮にはカリウムが含まれている[16]。
秋田県ではアケビの種子を搾油し、食用油としていた地域がある。アケビは油分が豊富で、種子20リットルから油3リットルが採れていた[20]。かつては「食用油の王様」と呼ばれる高級品であったが、昭和初期には安価な食用油が広まり衰退した。2017年からは旧西木村(現仙北市)が中心となり復活が試みられ、2017年にふたたび商品化されるに至った[21][22]。
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こんなに喜んでもらってるなんて、嬉しいかぎり!
方言?
あるけど、教えない!
」