雲海を目的に鬼嶽稲荷へ。
その足で裏山の落葉広葉樹林も
この一角にはブナを中心とするトチ、ハリギリ、いたやカエデ、さわぐるみ、しかも巨樹が多く、貴重なエリアです。
そして、鬼の博物館、正しくは「日本の鬼の交流博物館」。
ここの展示物は充実しています。
楽しくほっこりと肩の力が抜けてデトックス感があります。
さて、丹後天橋立大江山国定公園について、『丹後半島の「海岸」、その背後にある「高原」、大江山連峰の「山容」と変化に富んだ表情豊かな公園』と、京都府丹後広域振興局。
変化に富んだ豊かな表情!とはうまい表現です、わかるようでわからない。コロナ禍でのツーリズムに求められることは、マイクロな視点と言われます。丹後天橋立大江山国定公園の表情のとらえ直してみる必要をかんじさせてくれた、大江山エリアの、お楽しみスポット探索でした。この丹後天橋立大江山国定公園のお楽しみスポット、例えば30くらい挙げて、有機的に結んでみたいですね。
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ちなみに、各地区の特徴を参考までに。
1 丹後半島海岸地区(現若狭湾国定公園区域)
丹後半島海岸地区は、日本海に面し、岩礁海岸や砂浜海岸、砂州など、多様な海岸地形となっています。
この地区は、半島が持つ多様な地形に併せ、砂浜や奇岩、砂州、島、岬など、さまざまな海岸景観があり、歴史的資源などの文化景観を含め、海岸独特の自然風景です。
2 世屋高原地区
世屋高原地区は丹後半島の東側に位置し、権現山、太鼓山、依遅ヶ尾山、金剛童子山など、標高500メートルから600メートルの稜線が連なる高原地形です。
この地区は、府内有数の広大な落葉広葉樹林帯と谷を流れる渓流や希少な草花等による山間景観、山頂から真下に海を見下ろす半島ならではの眺望景観があり、棚田や歴史的資源などの文化景観も包含する多様な自然の風景地です。
3 大江山連峰地区
大江山連峰地区は、丹後半島の南に位置し、西から赤石ヶ岳、千丈ヶ嶽、鳩ヶ峰、鍋塚、鬼の岩屋、杉山、赤岩山、由良ヶ岳と、標高600メートルから800メートルの稜線が東西に連なっている連山地形であり、この地域を代表する山です。
稜線からは360度の視界が広がるパノラマ景観や連山の山岳景観、鬼嶽稲荷神社から見る海原のような雲海と、多様な自然風景を望むことができます。
また、当指定地域は、日本三景の天橋立そして、丹後王国さらには、大江山の鬼伝説など歴史や文化にも彩られています。
指定を契機に、関係市町及び既存の活動とも連携しながら、積極的に府民ぐるみで地域の自然を守り育てる取り組みを実施していくとともに、当公園の魅力ある地域資源の利活用の活動を府民協働で展開していく予定です。