宮津エコツアー · 5月 2012

5月 2012

5月31日
撮りにいらっしゃいませんか、初夏の日差しに光り輝く世屋の里は、今が一番みずみずしいですよ。。世屋の撮影は、日が斜めから差す時間。私は午後、日が西から当たる時間が好きです。

生き物を育てる里の人は、花も大切に育てます。花は、先祖様への供養花、客人のもてなし花。

静香さんや照美さんの家のかどの花を撮らせてもらいました。

 

 

 

 

 

 

 

平成24年6月17日(日)に京都府宮津市の下世屋で、ふる里会議世屋が主催する【活きていこうこの村で「ふる里の今と未来は」】と題するトーク&ディスカッションが開かれます。その事業に協賛して「天空の里・世屋を旅する~世屋五地区巡り~」をガイド部会で行います。定員20名様をご案内して、畑(はた)、下世屋、上世屋、木子、松尾の五地区を巡ります。

世屋・高山ガイド部会の皆さまは、ガイド・スタッフとしての参加をお願いします。当日とその下見(15日・金・午後)に参加できる方は、役員までご連絡ください。  <midorimushi>

天空の里・世屋五地区巡りのちらし

2012/05/30
Sさんが投稿された1枚のミカン畑の写真(未分類・♫みかんの花が)に対して、早速、「この時期の由良はみかんの花の香りで、特に夜はむせかえる様な魅惑的な香りに包まれます。学生時代、大阪から帰省し、由良駅のプラットホームに降り立つと、みかんの花の香りがして、「ああ!帰ってきた。」とほっとしたことを思い出します。今でも、故郷と言うとみかんの花の香りが一番に浮かびます。
子供のころは、嫌々親に連れて行かれ、みかんぼりを手伝わされました。雪が降るまでに収穫しないといけないので。よくサボって山の上の坂道から海を見下ろし「みかんの花が咲いている~」と気持ちよく歌ったものです。由良の国道を車の窓を開けて走りたくなりました。」というコメントが寄せられています。一言、1枚が「・・・・たく」させる、うねりを作り出す力をはらんでいます。HPブログが、人と人をつなぐ大きな可能性を実感させる一例です。


さて、そのみかん栽培、丹後半島沿岸各地で転作奨励品目として、植え付けられました。今でも、大切に守られているみかん畑が橋北にもいくつかあります。日置では、丸丹そばから、左に日置公園に抜ける道脇にこずえごしに海の見える畑があり「むせかえる様な魅惑的な香り」に見せられ群がるミツバチの羽音が聞こえます。ここのミカンは、夏みかん。冬に雪をかぶる黄色い実が印象的です。5月の連休に、道路脇で販売しておられました。
ちなみに5月のブログ投稿数、これで99だと思います。どなたか、あと一つ!

みんなの様子が生き生きしていたのは、土に苗を植えるという作業が、大人は大人なりに、子供は子供なりに土の生気、大地からのメッセージを五感の隅々まで受け取る作業だからなのでしょう。

土を楽しむ群像 1 (着用されている衣服は、ご自分で織られた藤布製。木綿以前の民衆、農民の衣類はこのような身の回りの自然素材から繊維を採り織物にしていました。万葉集にも藤布は登場します。作者 大網公人
“須磨の海女の、塩焼き衣の、藤衣、間遠(まとほ:織目が粗い)にしあれば、今だ着なれず”)


土を楽しむ群像2 (小川の水は冷たいけど、田んぼの水は温かいよ!)

土を楽しむ群像 3(この田んぼをみんな連れで植えきられました。)

土を楽しむ群像4(僕、まだオタマジャクシ!わけないか、丈夫な手足が生えている)

5月28日、快晴。命の里で、輝く命達。

わし、トノサマガエル!

わしの友達、ヤマアカガエルのお玉、元気だろ!

わしの卵

わしの宇宙

2012/05/30
早苗の揺れる田んぼの畦の赤い花。


すっぱいが食べられた。
花は筒型をしている。
それをイグサに刺しては長さを競った。
潜んでいたムカデに舌を刺されたのは、遠い思い出。
痛みを伴うふるさとの原風景。

ちなみにこの花、丹後ではあかばな、あるいはこせんじょとも。これがサツキかツツジかといえば、サツキ。ツツジは、普通4・5月の始め、サツキは5・6月。さつきのさは、さみだれのさ、さなえのさと同じ、田植え、農耕の意味の古語。

2012/05/29

バラ科の多年草。学名:Duchesnea chrysantha)
■■が食べる実がなる、
この実を食べに来る小動物を■■が狙うから
■■が活躍するところに生えるからなどと説明される花!
赤い実!これ喰いよったら■■になんぞ!


俺のこと呼んだ?くしゃみが出てしようがないんやけど!

呼んでへん呼んでへん

おかしいたしか声が聞こえたようよけど

ほんまによんでへん?空耳か、ま、ほな、さいなら 食事してくる また会おう!

2012/05/29
世屋の春を楽しむ会でお世話になった庄司信洲先生(華道嵯峨御流教授/万葉生け花研究家)から、お便りをいただきました。
「嵯峨野では、石綱(定家葛)の花が咲き輝き、万葉のロマンを漂わせております。先だっての、イベントでは、諸々お世話になり、ありがとう存じます。小生も勉強になりました。世屋の良さをたくさんの人たちに知っていただくことになるとよいですね。お礼方々、、。」定家葛を写したフラワーフォトレターでした。
数々のご無礼と失礼を思い出し、恥ずかしくなりながら、激励いただいたことを励みにして歩みを新たにしたいと思いました。紹介させてもらいます。


さて、【咲き輝く!】うーむ、唸りました。せいぜい私の頭は、「咲き誇る」まで。早速使わせていただきます。世屋の里では、休憩所の石垣に植え付けた世屋ナデシコの実生苗が根付いて、咲き輝く日を待っています。世屋高原では、サクラウツギ(タニウツギが「わたし、いやなんだけどタニっていわれるの!」とつぶやくもんで、じゃ呼んでほしい名前あるのって尋ねると、こう言ったんです。サクラウツギ!と。園芸店で聞いたような気がするけど、と言っても、いいの、と。豪雪に耐え、地滑り地を修復してくれるけなげな木が他にありましょうか、聞かない訳にはいきません。)が咲き輝いています。

「花衣」をまとっていると形容した人もいるぐらい。新緑のブナ、紅葉のブナに負けない世屋の良さの一つです。ふるさとを壊した高度経済成長30年が、せめてお詫びにと作ってくれた一目千本の花景色、そりゃ見事です。ぜひ見にいらしてください。

2012/05/28
子供達の姿が畦道に、小川に、田んぼに。月曜?代休なんだ、今日は!裸足です。丁寧に草刈りした畦道は、痛くないのです。


仲間に入れてもらいたくなりました・


ズボンをめくって素足になると、田植え靴を勧められました。「ヒルがいるから!」
なにですって!ひーる!私らは、「ひーる」と伸ばしたのです。ひーるがいるんですって。
「イネ以外の生物の共存を許さないかのような現代の水田農耕」は「異常」だ、は、光田重幸先生。ヒルも田んぼの仲間なのに、里山の生態系を描く番組でも、カエル、とんぼ、いもり、イトミミズ、ミズカマキリ、せいぜいヘビ止まり。ヒルのでた場面など見たことがありません。


予告通り、寄ってきてくれました。三葉虫の時代の海の生き物のような泳ぎです。苗を指す指もとに狙いを定めてすっと寄ってきます。指したり、抜いたり、試して見ました。確かに反応しています。ひょっとして、足を見ました。 吸ってくれていました。ふくらはぎと、向こうずねを。いたくもかゆくもありません。その場面の写真を井之本さんに頼みました。ですから、ヒルのお食事中の様子を見たい人は、井之本さんがデータを持ってらっしゃいます!
この原稿、野球中継を見ながら、振り返っています。フェンスの広告が目に入りました。「父と子は男旅をしよう!」男旅とは、本物体験と言うことなら、合力の田で、田植え体験。これ絶対お奨め。もちろん無用な危険を避けるのは当然です。(私の体験は単なるノスタルジア、愚の骨頂絶対まねはしないでください!)その上で、仮に吸われたとしたら、騒がずに、冷静に、ヒールによる被吸血体験を逆手にとって、ヒルは、口にノコギリ状の歯を持っててその歯で傷つけるんだって、痛っと思うのが普通だろう、不思議だなあ、少し血は出ますが、消毒をしっかりしておけば大丈夫。しっかり対策を取って危険を恐れないこと、不幸にして遭遇したら冷静に必要な措置を取ってやること、そのことで、親子の絆が深まること、請け合い。今だけ、、ここだけ、あなただけ、の男旅、連絡は、ここ、0772-45-1625(宮津市観光課)。


ちなみに、普段彼らの吸っているのは、ドジョウやカエルなどの体液。ですから今夜、合力の田んぼのチスイビルたちは「何年ぶりだろう 血を吸ったぞ人間の血を」その話で盛り上がっていることでしょう。

♪ みかんの花が 咲いている 思い出の道~♪  由良山裾のみかんの花がやっと咲き始めましたよ! 今年の雪は 辛かったけど目いっぱい輝きます(*^_^*)!

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