宮津エコツアー · 5月 2017

5月 2017

カラスの口に白い物 !

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それはこれ

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、、、、こんな訳があります。
イノシシ館になるススキの株を切り払っていたのです。

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なぎはらうのに一振りした草刈り器の刃先からとびたったのは、、、、

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カルガモだったのです。

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残っていた卵。これをねらわれたというわけです。迫る危機に卵を守る母鳥の強さに感心しながら、親を切らずによかったあとおもいつつ、卵は覆っておいたつもりなんだけれど、それをカラスに見つけられたということです。

まさか刈ってくることはなかろう、ここに巣を作ろうという「荒れ地」に発達したススキ株。まさかカモの巣になっているだろうとは夢にもおもわないススキ株。

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すまん すまんですむかぁ、どうしてくれるぇー、カルガモのののしりを痛く胸に受け止めながら、カラスの利とはこのことだとおもいました。

※後日談

そんな話を村のaくんにすると、「わしらはそれを食べた、雛の形ができとったけどうまかったなぁ。」

早苗田の畦に白い塊、

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なんでしょう?と尋ねるとほぼ「なんでしょう!」と返ってきます。
たまごです、
「えぇ?!」
卵の入った泡の塊、
「なんの卵なんですか」
「もりあおがえる」
これがぁそうなんですか、

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指に吸盤をもっていてふだんは森 梅雨時期に産卵に水辺に集まるんです、、

「水の中に産まないで大丈夫なんですかぁ」

それがだいじょうぶなんですよ、、、、
耳すましてきいてみてください、

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カスタネットたたくように鳴いているのと絞り出すように鳴いているのがきこえるでしょ

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もりあおかえるの鳴きねが里を埋めると畑ではタマネギが膨らみ、山には白いやまぼうし。

冠島!

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古代の貴人のかぶりものに見立てた名前です。

さて、この島を巡って毎日新聞の鈴木記者が次のような記事。

「舞鶴市沖の無人島・冠島で府鳥・オオミズナギドリの生態を調査している冠島調査研究会が22日、今年度1回目の調査活動(19~22日)の結果を発表した。過去に標識用足輪を付けた個体を調べた結果、最も古いものは1989年の雌1羽。94年までの標識を装着していた10羽のうち雄は1羽のみで、須川恒会長は「雌の方が長寿だという傾向が見られた」と分析した。 環境省の委託を受けた調査で年2回実施。研究会、市、府、国などの延べ40人が、海上自衛隊の水中処分母船で島に渡った。研究会は巣穴から飛び立ち戻るオオミズナギドリを朝夜捕獲して個体調査。捕獲数は513羽で、うち標識をつけたことのない新規の鳥は179羽。他にヒヨドリなど28種の野鳥を目視や足輪標識で確認した。」

ほほう、1989年の雌とな、今年2017年だから、、28才!!記事はさらにもう一つのことが。

「一方、環境省によると、生態系観測事業「モニタリング1000」で昨年冠島に設置した無人カメラに、イノシシの成獣1頭が8月19日に映っていた。今回の調査ではカメラでもその姿は確認できなかったという。」

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なになに、イノシシがいたとな、、、絶海の孤島のイノシシの謎。陸続きの時代から生息していたとか、いつの時代かもちこまれたのか、人為的なことか自然のものなのか想像はいろいろできるのでしょう。

鈴木記者は、専門家の意見を聞いてそれを書いています。

「山階鳥類研究所(千葉県)の富田直樹研究員は「ドブネズミが鳥を食べる脅威は以前からあったがイノシシは予想しなかった。泳いで渡ったとも考えられるが、土を掘り返す習性のある動物なので巣穴の破壊などに継続して注意が必要」と話していた。【鈴木健太郎】」

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イノシシは泳ぐといいます。それにしても、島までは伊根から10km 舞鶴8km くらい、その間には汐が流れている、この間を泳ぎ切る力があるのか。イノシシの力を示す資料を探してみました。

と、こんな新聞記事。

「玄界灘に浮かぶ加唐島は面積約2・8平方キロ。古代朝鮮の百済国王「武寧王(ぶねいおう)」が誕生した伝説がある。 島民によると、15年ほど前、約3キロ離れた九州本土から泳いで渡ったとみられるイノシシが棲み着いた。 周辺の海で泳ぐ様子も目撃されている。唐津海上保安部の河崎輝希さん(27)は、犬かきのように泳ぐ2頭を、巡視船から見た。「水しぶきを上げ、慣れた様子でぐんぐん進んでいた」と振り返る。」

イノシシの泳力は相当なもの、という証言です。

この海原に遙か沖の島を目指し行くと決めたイノシシ、泳ぎ続けるぐイノシシを想像したら、気分が何とも云えず怪しくなりました。

、、、、それにしても、あの島へなら行くことができると考えないとそれは無謀です、イノシシには自信というかなにか根拠があったのでしょうか、記者にはそのあたりを追求してほしいと思いました。

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イノシシが笑っていうかも、「おれは山鯨だ」

、、、、、、、、、、、おそれいりました!

 

 

《モデルフォレスト運動教育研修・2017第一回プログラムのご案内》

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上世屋「軍部の森」が新たに「森」へのスタートをきって二年。森への関心をもって下さる人の輪が広がったことを実感するとともに、講師の皆様始めご協力頂いた皆様に心より感謝申し上げます。三年目・ 2017年のプログラム、視野を大きく持ちながら焦点を絞って取り組んでいきたいと考えています。
その第一回めとして、6月3日、下記のように計画いたしました。

午前中は、丹後海と星の見える丘公園・地球デザインスクール事務局長として活躍される清水睦様のご協力をいただいて 生物多様性保全上重要里地里山500に選定された海抜0mの海岸から同700mの山岳部分まで緩やかに変化する橋北(日置・波見・世屋)の植生・生態・地形。この美しさと貴重さを、どう理解し、どう伝え、どう守り、育てるか、地球46億年の歴史をふまえ、その視点から戦争遺跡の森作りを考える講座です。

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午後は、会場を軍部の森に移して、「くろもじ」を生かすというイメージを持って植生の経年調査と地域の風土と地域の木々の伝える遺伝子を尊重した森作りの絵を描きたいと考えています。

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海星公園で磨きぬかれたガイドに接することのできる貴重な機会にもなります。皆様の積極的なご利用をいただきますようよろしくお願いいたします。

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「橋北の森には地球46億年の歩みがある!』 みんなの力で、宮津の海里森のつながりを豊かにつむぎなおそう
◆講師  午前 清水 睦 様   (地球デザインスクール事務局長)

午後 市瀬拓也様    (地球デザインスクール理事)
◆日時   6月3日(土) 午前10;00~15;30
◆会場   午前 丹後海と星の見える丘公園・地球46億年の道
午後  上世屋・軍部の森

◆内容  地球46億年の歴史、公園の森作りをふまえ、戦争遺跡の森作りを考える!

◆集合  丹後海と星の見える丘公園 子どもの森
◆参加料 無料 昼食は「森のカフェ」にて500円。予約できます。         《申し込み・問い合わせ》
◆宮津世屋エコツーリズムガイドの会   080-2517-6999(090-7346-4639)

※ このプログラムは「森林・山村多面的機能発揮対策交付金」の支援を受けています

風が弱い日に雲に六角形の板状の氷の結晶があるときに見られるという天体ショー、

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田植え直後の水面に映っているところに出会えたので、なにか、得したような気分で見ていました。

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さて、この現象は日本語では「げんじつ」。
太陽がいくつもあるようにみえる現象を、幻のお日様ができたようだと見立てて、「幻日」と書くということに異論はないのです。が、英語ではお日様が子犬を連れて散歩しているという見立てで「サンドック」というということ。

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優劣の問題ではなく、子どもさんには「サンドック」と教えてあげるのがいいかもしれないとおもいました。。

人面葉、

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きんみずひきの葉の特徴なんですが、なんでそんな模様を作るのか謎です。
謎と言えばこれも謎!

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高山は、「世屋山」ではなかったのか、としたらいつから高山 と言うようになったのか!これは、質しておく必要を感じています。
というのは、世屋山慈眼寺、山号はお寺の所在する山を言います。延暦寺は比叡山という山にあったので比叡山延暦寺。慈眼寺は世屋山という山の頂にあったので世屋山慈眼寺、と理解できます。ではその世屋山があったのか。
江戸時代の地誌 『丹哥府志』の記述。

『世屋の庄。 世屋、野間の二庄は高山深谷の間にあり。凡七、八里の處四方皆山なり。西丹波、竹野二郡の境に高尾、金剛童子、小金山、市ケ尾、東の方海の境に鼓ケ嶽、千石山、太鼓ケ嶽、其中間には世屋山、比富の尾、露なしケ嶽、是其最大なるものなり、其間無名の山岳挙て数ふべからず、』
このように、世屋山はあったと明記しています。 領地、支配地を鳥瞰できるこれらの見晴らしのきく高い峰々は政治的軍事的に一番大事なところだったはず。

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(↑高山から金剛童子山)
高尾、金剛童子、小金山、市ケ尾、は西丹波、竹野二郡の境。鼓ケ嶽、千石山、太鼓ケ嶽は東の方海の境。「世屋山」は高尾山と鼓ケ嶽、「其中間」ということですから、今の「高山」。そこは世屋川の源流の最高地点でもあることをあわせれば、高山=「世屋山」と考えてもいいのではないでしょうか。そうすれば、比富の尾は駒倉小杉境、露なしケ嶽は、今の「岳」に相当すると考えられます。では、世屋山と呼ばれていた時期があるのに「高山」にされたのはなぜなのでしょう。

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(↑山頂から世屋の庄)

行者山と金剛童子は同じ山、与謝の大山と大江山も同じ、このように一つの山塊が複数の名をもつことはあります。同じ事情が高山にもあるのかも知れません。

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ですが、それ以外に強力な事情が認められれば別ですが、そうでないなら、「世屋山」とするほうが、昨今世間に広くアピールできるのではないでしょうか。

、、、、、、、、、、、

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「高山」の山頂では、こういう案内をしばらくはさせてもらおうと考えています。

田植えは明日なんだそうです、新井崎棚田群。
小さな田圃から働くこびとさんたちの田植え歌が聞こえるようです。

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「新井崎の海を臨む急斜面には、農耕機も入らないような小さな田んぼが幾重にも重なっている。海岸線まで山の斜面が迫る狭い土地に暮らす人々の知恵が生み出した「棚田」。四季折々の姿を見せる棚田と、日本海のパノラマは美しく、こころ癒される風景。」と京都府観光ガイド。

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また、
「日本の沿岸地域には,集落前面の海域を利用することと同時に,狭小な海岸の平坦地やその周囲及び山地の斜面を農地として利用してきた集落が多数存在する。このような集落を,一般に「半農半漁村」と呼んでいる。つまり,農業と漁業両方に従事する世帯から構成された集落,または農家と漁家とが混在する集落を示す言葉である。半農半漁村といってもその経済形態(収入や労働時間)は,ほとんどの村が主農副漁である(青野,1973)。」と河野 温  氏(駒澤大学 大学院)

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♪そろた出そろた さなえがそろた 植えよう植えましょ みんなのために 米はたからだ.たからの草を植えりゃこがねの花が咲く♪

海と人と大地と空と水の祭り! 新井の棚田田植え体験、伊根と新井の千枚田を愛する会の主催で、今年で20回目を迎えるのだそうです。

5月17日杉山歩きツアーがありました。写真はフェイスブックから拝借しました。Facebook上宮津ガイドの会に詳しく出ていますので見てください。
お天気がよくて3名の参加者と総勢7名で歩きました。

 

林道終点から

林道終点から

 

林道終点で今日の説明

林道終点で今日の説明

 

タニウツギ

タニウツギ

杉山林道では今タニウツギが満開。

 

タニギキョウ

タニギキョウ

 

尾根に登る途中に岩の上にタニギキョウが・・・もうすぐ小さな花園に

 

尾根の天然スギ

尾根の天然スギ

 

ヒメハギ

ヒメハギ

 

宇野ガ岳で

宇野ガ岳で

 

宇野ガ岳頂上で記念撮影・・・後ろに天橋立が綺麗です。

本日参加の皆様お疲れ様でした。また、季節の違うときにも杉山へお出かけください。

夕暮れの宮ノ前棚田群

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若い人の活躍で、数十年ぶりに蘇った田も加わって、生気を取り戻しています。

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せや姫神社の周辺だから宮ノ前。

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わかりやすい話です。一方、バスが登って来たその坂を「ばっさか」というのは、なぜ?

これは長い間謎地名でした。最近「馬場坂・ばばさか」が元でな、縮まったんじゃ!と言うことを記した話を読みました、他にも馬場とか馬場の谷という小字があり、なるほどと合点です。緩やかな斜面は放牧場として利用されていた歴史があるのでしょう。

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さて、この棚田群でもっともミニサイズ。

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稲の数ざっと約70株。一本一本手植えする心が、宮ノ前田圃を束ね、日本の景観を守ります。

「大ふけ」湿原でレンゲツツジが美しく咲いていますよ。

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さて、黄花もありますので、それは黄レンゲ、明るい橙色のこの花はカバレンゲと区別されます。赤みを帯びた黄色をかば色というのですが、漢字では木と華というすごいくみあわせの「樺」という字が当てられていることについては、実は「蒲」の字でがまの穂の色なのだとかいろいろいわれますけれど「ああそうか」というしかありません。
もう一つ、この高原の湿地を、「大ふけ」と呼ばれていることについても、その意味を問われることがあります。

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これについては、「ふけ」とは湿原、湿地状態の土地田圃を表す言葉と明確です。味土野と内山の境の湿地は「ふけが谷」といいますし、須川にも「ふけ田」という小字がのこっています。世屋川と宇川分水嶺をなす上世屋と木子の峠の湿地は規模が「大」きいので、「大ふけ」と呼ばれていたのです。

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看板にも一言入れておくと親切かもしれません。

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そうだなぁとせや観音様も!

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