宮津エコツアー · 5月 2018

5月 2018

あじさいが咲いて里はまもなく梅雨入り。

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さて、梅雨の役者のなかでカエルとホタルこのお二方をはずす訳にはいきません。

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このお二方に触れて、「なぜホタルの光は同時に点滅するのか?」というタイトルで 2010/09/14に(サイエンスライター/サイエンスコミュニケーター)の内田麻理香さんが下記の文章をアップされています。

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「ホタルは同時に光を点滅させる」という話を聞いたことありませんか?

でもどうして、たくさんのホタルが足並みそろえて、光を点滅させることができるのでしょう?

実は、ホタルが同時に光る現象は「非線形数学」という分野につながっていて、それは最先端の研究分野なのです。「数学」だからと身構えることはありません。それらの事象一つひとつはとても身近です。その入り口だけでも、一緒に探ってみることにしましょう。

いっせいにシンクロ(同期)して光るホタルには、きっと指揮者の役割をするホタルがいるのではないだろうかと想像しますよね。でも、もしそのような指示を出しているホタルがいたとしても、ほかのホタルはその合図を見て応じるわけですから、少しずつ光る時間がずれるはずです。だから同時に点滅することはできす、せいぜいスポーツの応援席で見られる「ウエーブ」にしかならないでしょう。

では、いったい何が起きているのでしょうか? ホタルは、どうやら初めは勝手にばらばらな周期で明滅しているようです。でも、周囲とコミュニケーションしつつ明滅の周期を変えていくうちに、突然、すべてのホタルの明滅の周期が一緒になります。この現象を予測したのが非線形数学で、コンピューターで計算され実証されています……と言われても、まだ狐につままれたようですね。「非線形数学」は数学の中でも特に難解な分野です。そして、このホタルの点滅に関しても、コンピューターを使ってようやく証明できるくらい困難なのです。でも、非線形微分方程式なる道具を使うと、ホタルの不思議な生態を描くことができるというのですから面白いですね。

さて、ホタルのように「周期を持ってある運動をするもの」は「振動子」と言います。また、集団となって互いに影響を及ぼし合う振動子は「結合振動子」と呼ばれます。このような結合振動子が起こす現象を、シンクロ現象、または引き込み現象や自己組織化と言います。

シンクロ現象は、ホタルだけでなく、結合振動子の多くに見られる現象です。例えば、心臓の鼓動はペースメーカー細胞という細胞がつかさどっています。この細胞はたった一つではなく、多くの細胞がリズムをそろえて、心臓を周期的に動かしているのです。これらがシンクロせず、ばらばらに動いていたら、私たちの心臓は、まともに動かなくなってしまうことは容易に想像がつくでしょう。

ほかにも、脳のニューロンの現象、レーザーが発振する仕組みや、惑星が軌道を回る現象も、ホタルのシンクロ現象と同じ説明が可能だという非線形数学者もいます。

生物、物理、天体……。挙げられている例を一つひとつ見ていくと、「全部が全部その方程式で解明できるの?」という考えがよぎります。しかし、一見関係なさそうな分野を、多少のカスタマイズで共通に記述できてしまうのが数式の力なのです。

さて、ホタルの光で連想するのが、同じく夏の風物詩であるカエルの合唱です。いっせいに鳴き始めて、いっせいに鳴くのを止めるカエルたち。これもひょっとしたら、ホタルと同様にシンクロ現象に関係している?

しかし、カエルはそれぞれの個体のコミュニケーションがもっと複雑なので、ホタルのように簡単には説明できないようです。でも、既にカエルの発声行動をシンクロ現象として数学で説明しようとしたり、情報処理の分野で応用する研究は行われています。

ホタルの光とカエルの合唱。シンクロ現象で少なからずつながりがあると思うと、科学ってロマンチックではありませんか。

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ホタルのように「周期を持ってある運動をするもの」は「振動子」と言います。また、集団となって互いに影響を及ぼし合う振動子は「結合振動子」と呼ばれます。このような結合振動子が起こす現象を、シンクロ現象、または引き込み現象や自己組織化と言います。

ほほう、、、!

霧に沈む上世屋のうだ田圃。

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ここでもホタルの光とカエルの合唱という里山の二大シンクロ現象が楽しめるのですが、情報処理の分野で応用する研究の対象になっているとは、奥の深いものです。

 

 

 

花ばっかり、全木、花笠状態のヤマボウシ

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さて、これでは光合成ができまいが!と心配するブログを拝見しました。
こうおっしゃいます、

「 植物は葉で光を受けて栄養を合成している.夏の高い気温と強い陽射しは,植物が生長する絶好の季節だ.この時期に,葉を覆ってしまうほどの花を付けるというのはいかがなものか」 と。

たしかに、葉の上に花をつけるため葉に光が当たりません。目の付け方に感心しました。

虫は呼びたい、しかし、光合成はできません、ヤマボウシも議論葛藤のすえ、決断したのでしょう、虫を呼ぶことを優先いたしますと。

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そして、ヤマボウシが待つポリネーター、昼間、蝶やミツバチがむれているところをみたことがありません。

とすると、夜!

写真の明るさをゼロに調整してみました。

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それでも残る白、この白で、夜、蛾を招いているように思います。

 

 

 

 

海・山・川・里・そして人を結ぶ丹後里山ウオーキングッ・第二弾のご案内

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「この森の天然自然に人は手を入れません!」京都府がそう条例で誓った森、上世屋・内山ブナ林は竹野川・宇川・世屋川、丹後三河川共通の水源の森です。

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海・山・川・里・そして人を結ぶ丹後里山ウオーキングッ・第二弾は、この森のど真ん中での、エコガイド・エコシェフ・エコヨガ、この三つがタッグを組んだ開けてびっくり企画です。

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里山に花を!参加費の一部は、日本一なにもない「日本の里100」かみせやなど山間里山のフラワーアップに生かします、

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今回は、荒廃棚田跡にカツラ、サクラ、サルスベリを植栽できれば、と思っています。

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皆さんに参加していただくことで「丹後の里山」がよみがえる、お年玉付き年賀はがきのような旬の丹後の旬の企画です!

目が回るかもかもしれませんよ、

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すごすぎて!そんな内容になれば準備しています、どうぞご利用ください。

 

二人がもたれてらっしゃるアンズの古木。

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ただの木ではありませんよ!

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徳井君映画初主演・天国はまだ遠く・ロケ木なんですよ。

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このアンズ、「天まだ」の木として根強い人気があります。

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場所を聞かれるので、立て札。

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カエルのお墓ではありません(・´з`・)

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ちょっと悔しいので花を置きました。

このロケ地へは、金魚バスで行くことができます。「チョウチョ村」というバス停で降りてください。

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このお客さんたちも、そのバスでいらっしゃったのです。

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そして花を植えていってくださいました、

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この里がチョウチョの天国になるように、と。

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いまは、キタキチョウ、ウスバ白蝶、キアゲハ、モンキアゲハなど、

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とくにウスバ白蝶は花満開のねぎ畑で乱舞状態!

ご案内しますよ。

 

 

 

「長い時をかけて育まれた巨樹は、我が国の自然の象徴的な存在であり、古くから、さまざまないきものたちの住み場所となり、人々の信仰の対象となり、地域のシンボルとなり、また、心のよりどころとなってきました。何百年も、ときには何千年ものあいだ風雪に耐え、生き抜いてきたその存在自体がひとつの歴史であり、私たち人間を含む、共に生きるいきものたちのかけがえのない財産です。」と環境省自然環境局生物多様性センター。

、、、、そうかぁ!

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「日本人と樹木との関係は深く、古くから建築材料や木製品、燃料などとして利用されてきました。日本には、世界最古の木造建築である正倉院宝物殿、世界最大の木造建築である東大寺の大仏殿や東本願寺の御影堂がありますが、古来より樹木は最も身近で重要な資源の一つでした。
また、巨樹はご神木・ご神体として崇められ、多くの伝説や伝承が語り継がれており、私たち日本人の精神的にも大きな影響を与えていることがうかがえます。」

なるほどぉ!

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「巨樹・巨木林は、人間もしくは人間が形成してきた地域社会との関わり合いの中で残ってきたものも多く、巨樹・巨木林を後世に引き継いでいくためには、人間や地域社会と個々の巨樹・巨木林の関係性を考慮して保全していくことが重要となります。
環境庁(当時)は、我が国における巨樹・巨木林の現況を把握するため、昭和63年から自然環境保全基礎調査-巨樹・巨木林調査を実施しており、現在までに、地方自治体や全国巨樹・巨木林の会※などの有志の協力を得て約7万件の巨樹・巨木林の情報が全国から集まっています(平成29年3月現在)。」

「巨樹計測のすすめ
巨樹の大きさを測ってみませんか。 巨樹巨木は、間違いなく私たちよりずっと早く この世に生まれ、 私たちよりずっと先の時代まで生き延びていくでしょう。 この世に生を受けた彼らを、 住民登録しようではありませんか。 大人だけでなく子供たちも、 一緒に巨樹の大きさを測りましょう。 子供たちが大人になったとき、 もう一度大きさを測る機会が来るでしょう。 子供たちの子供もまた、この巨樹を 仰ぎ見ることでしょう。 そのときどのくらい大きくなっているのか、 未来の子供たちが知ることができるように。」

「1 調査の対象 「調査木」は、地上から130cmの高さで、 「調査木」は、地上から130cmの高さで、 幹周りが300cm以上の木です。これらが育 成している並木・樹林も対象になります。「」

幹周りが300cm以上というけど、充分すぎるほどあるで、そうなら、どれだけあるか測ってみるかね!

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「2 測り方 幹周は地上から130cmの高さを、センチ メートル単位で測ります。メジャーを幹 に当てて、図-2のようにくぼみや空洞に 関係なく、メジャーの左右を引っ張り、 ピンと張った状態で計測します。斜面に 生えている木は、 山側( 高い方)で地上(根 元)から130cmの高さで測ります。斜面 が急で谷側(低い方)に降りられないと きは、山側から測量ポールで直径を測り、 幹周を計算します。」

メジャーまわしたどぉ、なんぼだぁ!

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ごめぇとる!

ええ?

500センチ、五メートル!

ところで、この木は何の木だ?

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楢の木だが、クヌギかな、いやアベマキかな、紛らわしいので、よおく調べないといけないな、、

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せやの里山に眠るこの木、いずれの樹種にしろ幹回り五メートル、全国大会に出ても十分戦える相当の大物です。

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木の印象ですが、木の地上部の健康状態は良好。しかし、峠の鞍部の切り通しの崖に生育している、、農道として大型耕作機器を通すために掘り下げられたためですが、、そのことによって根の部分の土が落ち崩れて、根が大きく露出しているそこに保全措置を講じる必要があります。

こういうことに森林税などをつかってもらえたらとおもうことです。

置物っすか!

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ほんものですよ!

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「京丹後市の電柱には五本に一本、先端にコウノトリの置物を置くというアイデアはどうですかぁ、麒麟も来ることだし!」

あらぁー
雪のような雲が山を越えて、海に流れ落ちてくる

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まあぁー素敵ー はじめてみたぁ

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日置から宮津湾に向かい栗田半島向こうの由良ヶ岳や杉山の尾根を越えて、雲が宮津の町や海に崩れ落ちてくるのです。
さて、この現象をどう説明したらいいのでしょうか。

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雲をかぶっている由良ヶ岳や杉山の向こうには、京都府を貫流し森と海を結ぶ由良川が谷を作っています。そことの関係だろうと見当をつけて、
「あれは地上の雲、空にできる雨雲ではないですよ。谷や川筋に湧いた霧が風向きで山肌を這い上がり峰を超えたときに見られるもの」というふうに説明しましたがどうなんでしょう。

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この現象、雨の日のエコツァーのとりでした。

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お客さん一人でもエコツーリズム、

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森や山里巡りのエコツァー、

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今しかここしかあなたしかがエコツーリズムの醍醐味です!

 

軽トラックに向かってドラミングするんですよ、ヤマドリが!

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とにかく気が強い、繁殖期のオスは猛将
さて、桃太郎が部下に加えたキジ、。
それは、こんな繁殖期のオスだったのではないではないか、とふとおもいました。

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体のサイズでなく向かっていく、引かない気の強さ、
それが鬼退治という大戦を仕掛けた桃太郎のお眼鏡にかなったのではないでしょうか。

ずしーん  づしーん ずしーん づしーん

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丹後内山の五月のブナ林、その巨木の恐竜の脚のような根張りをみていると地響きを立てて動き出すかのようです。

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足元の草は、オオカミのしりふき、え!(オオイワカガミ)というんですか?

林の中の目に染みるような明るい緑はユズリハの今年葉。

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ユズリハの漢字は「楪」。数ある木の中でも一番ととその美しさを称えたのかもしれません。

五月のブナ林へいきませんか、恐竜たちの足音を聴きに!

「ひいな、いいます、」と教えてくださいました。

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ひいな、!?

「へえ、ひいなご というてみたりしますけど。」

タニウツギとよばんのですか?

「へーぇ、そういいなるですか、うちらのとこでは、ひいなとしかいいません。それに、これは、もともとなかった、丹後には。ある時にある人が、味土野にきて、またおりていきなっただが、この苗、私だと思って咲かしておくれ、私の生まれた里に咲いている花です、葉っぱは蒸して乾かしておけば飢饉のときの助けになるから、と。 ホンマに桜色のきれいな花が咲いた。その人の名はお玉さんいうたで、お玉さんの花だ、いうてみんな植えたんです、畦のそばに。ほんまにたすけられたで、この木には、、それで、お姫さんのようなかわいらしい花だ、お姫様(おひめさま)のことを おひいさまいうでしょうがな、それでひいないぅだと、つれあいの母親が、うちの主人は味土野からきてくれましてなぁあ、その母親が言うてくれましたで。そういうわけで、そんなええもんなら、わけとくんならんか、ということで、そらなんぼでも挿し木でもつくし、と増やし方も心よう教えたげて、味土野から丹後一円に広がっていったんだ、と。あとからの話だけど、その人は細川のお殿さんの奥方さんだったいうだにゃあきゃあ、娘みたいな年端もいかん人だったでみんなおひいさまいうとっただあな、」

ホンマかと思いました。半信半疑で方言を調べてみました。

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ヤマウツギ、ウツギ、タウツギ、ミヤマガズミ、サオトメウツギ、サツマウツギ、エイザンウツギ、カンザシバ、カザ、ガサノキ、ガザ、ガサキ、ガジャ、ガサ、ガンジャシバ、ガンザノキ、カサノハ、ガンジャ、ガジャバベニウツギ、ベニザキウツギ、アカウツギ、ボタウツギ、ヘイナイウツギ、ドウダンウツギ、アカツゲ、ヘイナイ、ズクナシ、アカチョウジ、ケタノキ、ヒキダラ、ミヤマガマズミ、シイバナ、イワシバナ、イワスンバナ、ウノハナ、ドオッペ、カジバナ、タウエバナ、カテノキ、シャボングサ。
(上原敬二著 樹木大図説Ⅲ より)

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数々確認されてはいます。がそのなかに、ひいなはありません。丹後独特のもののようです。

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そうすると、おばあさんの話は、、、、。

どうやら、サクラウツギの陰にガラシャの吐息!

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光秀を取りあげた大河ドラマ「麒麟がくる」で、とりあげられる丹後天橋立とひいなはよく似合う、とおもいますよ。

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