宮津エコツアー · 7月 2019

7月 2019

やれやれ、すこし休ませてくださいな、

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どうぞ、どうぞ、卵を産んでこられましたか、さぞかしお疲れのことでしょう、

蜜もたっぷりだしております、ゆっくり休んでいってくださいな、

そのかわり、花粉を届けてくださいよ、

、、、、、、、、、、

そんなことを言ったか言わないか、このあと、チョウの助けを借りて、ねじ花も種をつけます

とっても小さな種です。

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超超未熟児です。

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栄養も持っていません。

しかし、自然の中には、この種に栄養を与えて発芽を助けてくれる助っ人が存在するのです。

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、、、、、、、、、、、、、、繁森 有紗さん(茗溪学園高等学校)がその秘密を解き明かそうと試みたのだそうです、彼女のフィールド探究レポート、おもしろいですよ。、、、、、、、、

農芸化学@High School
ネジバナと菌根菌の関係を探るネジバナの種子を発芽させるにはどうすればよいだろうか
繁森 有紗
茗溪学園高等学校
Published: 2017-11-20
本研究は,日本農芸化学会2017年度大会(開催地:京都女子大学)の「ジュニア農芸化学会」で発表された.菌根菌は植物と共生する菌類で,陸上植物の80%以上と共生関係にある.本研究は,菌従属栄養植物であるラン科のネジバナ(Spiranthes sinensis)の種子が,その発芽に必要な菌根菌と共生するイネ科のオヒシバ(Eleusine indica)の側で発芽して生育したことを植生調査,発芽試験,菌根菌同定といった実験で提示し,菌根菌を介した植物間コミュニケーションを示したものである.
© 2017 Japan Society for Bioscience, Biotechnology, and Agrochemistry
© 2017 公益社団法人日本農芸化学会
本研究の目的・方法および考察
【目的】
菌従属栄養植物は菌根菌がいないと有機物合成や発芽ができない.そのため,菌根菌に共生してもらい,菌根菌に有機物を作ってもらって生きている(1)1)?小川 眞編:“作物と土をつなぐ共生微生物-菌根の生態学-”,社団法人農山漁村文化協会,1987..菌従属栄養植物の一種であるネジバナの種子は,翼部分を除くと長径が0.15~0.20?mmと非常に小さく,発芽に必要な栄養分をもっていない.そのため,ラン菌(ラン科植物に寄生する菌根菌)が寄生しないと発芽できない(2)2)?山本真紀編:“「共生」に学ぶ-生き物の知恵-”,裳華房,2005..以上の背景から,ネジバナがどのような環境に生息しているのかを調査し,ネジバナ種子を発芽させる能力のある菌根菌を見つけ出し,ネジバナの発芽条件を明らかにすることを目的とした.
【方法】
第一に,植生調査を行い,ネジバナの生息地と周辺の植物との関係を調べた.第二に,植生調査よりネジバナとの関係性が高いと考察された植物から菌根菌を単離してネジバナ種子の発芽試験を行い,その菌がネジバナ種子を発芽させることに関与しているかを調べた.
1.?植生調査
茨城県つくば市の赤塚公園内47地点で植生調査を行った.調査地点において1?m2内に1~4本ネジバナが存在していた地点を単生地,5本以上存在していた地点を群生地とした.調査地点では,単生地においても群生地においても1本のネジバナを中心に30×30?cm2の方形枠を置き,枠内の植物の被度を調査し,種別の優占度を求めた.優占度の算出方法は次式のとおりである.
· ①被度の相対値は,オヒシバの被度合計を10として計算.
o (被度の相対値)=(被度合計)×10/(オヒシバの被度合計)
· ②頻度の相対値は,調査区数を10として計算.
o (頻度の相対値)=(出現した区画数)×10/(調査区数)
· ③①と②用いて優占度を計算.
o (優占度)=①(被度の相対値)+②(頻度の相対値)
2.?菌の単離
植生調査の結果,群生地での優占度が第1位と第2位のオヒシバとウラジロチチコグサを,ネジバナが生息していない地域から採取した.オヒシバは茗溪学園の第二食堂前で,ウラジロチチコグサは赤塚公園で採取した.採取したオヒシバとウラジロチチコグサの根から菌を分離した.
· ①根をよく洗い,根の先端5?mmを切り取った.
· ②マイクロチューブに切った根を入れ,無菌水1?mLを加え混和した後,5,600×gで2分遠心分離を行い,上清を取り除いた(2回繰り返す).
· ③1?Mの次亜塩素酸ナトリウム(有効塩素0.5%)1?mLを加え2分間混和した後,5,600×gで2分遠心分離を行い,上清を取り除いた.
· ④無菌水1?mLを加え混和した後,5,600×gで30秒遠心分離を行い,上清を取り除いた.この作業を4回繰り返した後,最後に無菌水を1?mL加えた.
· ⑤表面殺菌をした根を,グルコースを除いたポテトデキストロース培地(PDA培地)に接種した.
· ⑥25°C明所で1週間培養した後,発生した菌糸を白金耳で掻き取り別の培地に植え替えることを繰り返した.
3.?発芽試験
ネジバナの種子を殺菌して播種した(3)3)?植竹ゆかり:“ネジバナ種子の共生発芽における2核Rhizoctonia AG-Cの侵入と菌毬形成”,財団法人日本きのこセンター菌蕈研究所研究報告,28,307 (1990).後,オヒシバとウラジロチチコグサから単離した菌根菌を接種して発芽試験を行った.ネジバナ種子が共生発芽する菌根菌の一種であるEpulorhiza repensをポジティブコントロールとして用いた.
· ①種子(0.1?mL容)に無菌水1?mLを加え混和した後,5,600×gで2分遠心分離を行い,上清を取り除く作業を2回繰り返した.
· ②1?Mの次亜塩素酸ナトリウム(有効塩素0.5%)1?mLを加え2分間混和した後,5,600×gで2分遠心分離を行い,上清を取り除いた.
· ③無菌水1?mLを加え混和した後,5,600×gで30秒遠心分離を行い,上清を取り除いた.この作業を4回繰り返した後,最後に無菌水を1?mL加えた.
· ④マイクロピペットを使いオートミール培地に殺菌種子混濁液を100?µL播種した.
· ⑤25°C暗所で1週間培養したのち,菌根菌を培養している寒天培地を5?mm角に切って接種した.

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【考察】
植生調査の結果より,ネジバナの自生地における優占種はオヒシバとウラジロチチコグサであると考えた.この2種の内生菌根菌を用いた発芽試験の結果,オヒシバから単離された菌根菌にはポジティブコントロールと同様の発芽率を示すものがあった.しかしながらウラジロチチコグサから単離された菌根菌にはネジバナ種子を発芽させる能力が見られなかった.このことから,ある特定の菌根菌がいることがネジバナ種子の発芽条件の一つであることが考えられた.また,オヒシバの根にはネジバナ種子の発芽能力がある菌根菌が共生しているために,ネジバナの自生地とオヒシバの自生地が重なっているという結果が得られた可能性が考えられた.
本研究の意義と展望
本研究では,オヒシバから菌根菌を単離し,その菌の寄生によりネジバナの種子が発芽することを実証した.ネジバナの生息地において優占度が高かった2つの植物に注目してネジバナとの関係性を仮定したが,マクロレベルの植生の実態とミクロレベルの菌根菌による種子の発芽という2つの事実がつながったところに,本研究の意義があると考える.すなわち風で散布されたネジバナの種子のうち,オヒシバの近くに着地したネジバナの種子が高い確率で発芽し生育するために,2つの植物の頻度が同調するという仮説の提示である.
今後は,ウラジロチチコグサの菌根菌での追試を含め,よりさまざまな種類の菌根菌での検証実験が必要である.発芽率の比較を行い,自然界での菌根菌の寄与率が菌の種類によってどのようになっているのかを明らかにできると,なお一層自然の理解につながると考える.

♪きみのーよこーがおー すてーきーだーぜー♪

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「ヒキガエル類は水域依存性の極めて低い両生類である。」とウィクペディァ。「成体は繁殖の際を除いて水域から離れたまま暮らしており、とりわけ夏季には夜間の雑木林の林床や庭先等を徘徊している姿がよくみられる。」と。

さて、水域から離れたこの暮らしを可能にしているのには秘密があると言うことです。なにかというと、いぼ。名前のもとになっている体中のいぼいぼ。

全身にいぼ状隆起を創ることによって、「空気中における皮膚呼吸の表面積を最大化する」ことができたから。」というのです。

なんとねぇ!

さて、このいぼ、東北では「えぼ」

なので、草野心平さんの詩の題も「えぼ」

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      えぼ

           草野心平

  いよう。ぼくだよ。

  出てきたよ。

  えぼがえるだよ。

  ぼくだよ。



  びっくりしなくてもいいよ。

  光がこんなに流れたり崩れたりするのは。

  ぼくがぐるぐる見廻してゐるせゐではないだろ。

  やりきれんな。

  真っ青だな。

  匂ひがきんきんするな。

  ほっ雲だな。



  それでもこっちでもぶつぶつなんか鳴きだしたな。

  けっとばされろ冬。

  まぶしいな。

  青いな。

  やりきれんな。

  春君。

  ぼくだよ。

  いつものえぼだよ。

 

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7月1日発行予定とご案内しておりましたが、諸事情でずれ込んでおります。17日には店頭にお届けできる見込みで準備しています。

「先日購入申し込みをいたしました「丹後縦貫林道ものがたり(改訂版)」につきまして、もう一冊追加し、計2冊の購入とさせていただきたくご連絡いたしました。」とか、「「林道物語」の展開、すばらしい! いよいよ「有料販売」ですね。こういう本を待っていた、という人は少なくないと思います。口コミでじわじわ広がり増刷!という日も近いですよ。友人たちにも知らせたいと思います。」など注文や励ましのメールをいただいており、感謝感謝です。

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ご迷惑おかけしますが、今しばらくお待ちください。

 

あさぎまだら君、知ってる?

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「なにを?」

君が今蜜を吸っている花の名前!、

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「、、んなわけないだろうがぁ」

ということです、そのとおり。けっこうややこしいんです。

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葉が一カ所から三方向にでているでしょ、こういう出方を輪生というんですけれど、三つに分かれて出ているのに『よつばひよどり』!なんでやねん?とつっこまれるところですが、4枚出ているのもおおいので「よつば云々」ということです。

さて、このよつばヒヨドリ、

、、、、、、、、、、、、

「[生育場所] 山地の草原 ですが、
[分布] は、北海道、本州(中部地方以北)、ロシア

ということ、ですから、丹後での生育は、この種の最西端にあたるものといっていいのかもしれません。

花は、淡い紫色を帯び眼を引きます。

「夏に志賀高原木戸池(標高1620m付近)を花散歩していると、薄紫色のヨツバヒヨドリの花がシラカバの木を背景に咲いていました(撮影2008.8.16)。ヨツバヒヨドリの繊細で美しい花は夏の高原花散歩の楽しみです。kamakura.travel.coocan.jp」

 

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お、上世屋!

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あれ、波見!

 

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宮津の里山上世屋と波見に息づく命の脈動を報じた二つの記事。チョウは五日付け、トンボは六日付け。いずれも署名記事。取材は、京都新聞天草記者。

うすばアゲハの上世屋と8000000000000トンボの波見とは共通していることがあります。それは、「環境省選定・生物多様性保全上重要里地里山500」のエリアであること。

環境省は、エリアを全国に500、設定した意味を次のように広報しています。

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平成27年12月18日   生物多様性保全上重要な里地里山(重要里地里山)
1.目的.
社会構造が変化し、人口減少が進む中、すべての里地里山に人手をかけて、かつてのように保全していくことは困難であり、保全すべき対象とその将来像を明確にし、対策を講じていくことが重要な課題となっています。このため、国土の生物多様性保全の観点から重要な里地里山を明らかにし、多様な主体による保全活用の取組が促進されることを目的として選定しました。.

.2.選定方法及び選定結果.
・里地里山に関する有識者を構成員とした「里地里山保全・活用検討会議※」(以下、「検討会議」という。)を設置し、選定を行いました。.
・選定にあたっては、生物多様性保全上の重要性の観点から、以下の選定基準を設定し、全国規模の既存調査データ及び地方公共団体等への照会等により得られた地域情報を基に候補地を抽出し、検討会議による評価・検討を実施しました。.

<選定基準>.
基準1:多様で優れた二次的自然環境を有する。.
基準2:里地里山に特有で多様な野生動植物が生息・生育する。.
基準3:生態系ネットワークの形成に寄与する。.
・地域特性を考慮するため、地域毎に分科会を開催する等の精査を行い、重要里地里山として500箇所   を選定しました。.

.3.活用方法.
今回選定した重要里地里山については、多様な主体による保全活用の実行性を高める取組の促進・拡大に活用していきます。また、地域における農産物のブランド化や観光資源などにも、広く活用できるものと考えています。.【重要里地里山ウェブサイト】.http://www.env.go.jp/nature/satoyama/jyuuyousatoyama.html.
※里地里山保全・活用検討会議委員(五十音順、敬称略).
・あん・まくどなるど(上智大学大学院地球環境学研究科教授) .
・石井 信夫(東京女子大学現代教養学部数理科学科教授) .
・石井 実(大阪府立大学大学院生命環境科学研究科教授).
・岩槻 邦男(東京大学名誉教授) .
・金井 裕(公益財団法人日本野鳥の会参与) .
○・進士 五十八(東京農業大学名誉教授/自然再生専門家会議委員長) .
・竹田 純一(東京農業大学農山村支援センター事務局長/里地ネットワーク事務局長) .
・中越 信和(広島大学大学院国際協力研究科教授) .
・広田 純一(岩手大学農学部教授).
・松井 正文(京都大学大学院人間・環境学研究科教授) .
・宮林 茂幸(東京農業大学地域環境科学部教授).
・森本 幸裕(京都学園大学バイオ環境学部教授/京都大学名誉教授).
・鷲谷 いづみ(中央大学理工学部人間総合理工学科教授)

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「今回選定した重要里地里山については、多様な主体による保全活用の実行性を高める取組の促進・拡大に活用していきます。また、地域における農産物のブランド化や観光資源などにも、広く活用できるものと考えています。」というけれども、この選定を生かすかどうかは地元次第。こういうことを承知し、フォローし定着させる目的での取材と報道であったなら、恐るべし天草愛理記者の慧眼!!

さてそうなら、つぎの取材は、内山の大ブナかも。

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内山の大ブナ 京丹後市指定文化財

学名Fagus crenata分類ブナ科ブナ属 胸高幹周3.65メートル、樹高32メートル』

この3.65メートルという胸高幹周は、30年も前のものです。

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木は生き物、コンクリートの電柱ではありません、成長し続けるのです。現在値は4メートルラインを突破し「419cm」に達していることを、高山山塊ブナ巨樹調査の中で宮津高校フィールド探究部が確認しているということです、

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「3.65メートルで京都府一、北近畿有数のおおブナ」といつまでも同じ看板をぶら下げていたら、おおブナに失礼ですし、K市の自然観も問われます、ここはマスコミの出番でしょ!

カキラン

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代表的な湿地植物です。

かきらん は牡蛎蘭でなく、柿蘭。
花の色が、(柿色)なのにちなんでいます。さて、この花の花びら、つまり花弁は側花弁と唇弁の二つを持つという「構造」になっています。とりわけ橙黄色の目立つのは側花弁です。
「青草のなかで花色が映えている。心弾む花色です。」というかたもいらっしゃいます。
urayama.sakura.ne.jp

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心弾む花色と喜ばれれば、この花も咲いた甲斐があったというものでしょう。

多年草です、何代でも、天皇家が何代も続いているように、生命力の強い植物です。
しかし、崖っぷち植物でもあります。
育つ環境が特殊で、かつ花姿が可憐で人気が高い、こんな条件で現代をどう生き抜けというのですか、、、!

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全国的に減少、京都府でも、この植物の未来へ向かって持続的な生存という見通しは大変厳しさを増しているという判断から、2015年、新たに、準絶滅危惧種 に加えられています。

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『かつては湿地に普通に見られた植物の一つであったが、「湿地の遷移、開発行為、園芸採集」等により、近年では消滅した自生地が多い。
いまや府内では稀少なものであることを周知することが必要である』と光田重幸先生。