宮津エコツアー · 未分類

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丹後半島の真ん中に谷を掘り下げる宇川、

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野間の霰付近では、基盤の花崗岩がむき出しになっています。

これらの岩の形成は5100万年とのこと。

木子や駒倉の里を水源にし、岩を巡る水は限りなく澄んでいます。

ところが、この川の生き物に異変があるといいます。

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見えるはずの魚影が見えないのです。

大きなウグイが泳いでいたけど、と話を向けると、「さあそうだあな、いなくなったんだ」と。さらに、姿を消して、五、六年になる。

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ウグイは

「産卵は、4~6月ころの水温が11-13℃に上昇する時期に始まり、直径2mm程度で粘着性のある淡黄色の卵を、流速10㎝/s以下の緩流部で藻の付着していない小石に産み付ける。卵は、水温13℃程度で約1-3週間かかり孵化する。孵化から1年目に約5cm、2年目に10-15cm程度に成長し、2-4年目で繁殖活動を行う。」という魚。この継続を出来なくした理由。水質に問題があるとはまずかんがえられない、見当をつけているのは、最近度重なっている集中豪雨。

産卵時期に起きると卵や稚魚が流されるし、親魚も堰堤の下まで流されると、再度のぼってこれない、そう話されるのです。確かに土手には洪水の生々しい爪跡。

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自然界の厳しさは想像できます。しかし、それをしのいで生き続けた川の住人の一種が、姿を消したのが最近のことというのは、気になるところ。ウグイは生態系の大切な構成種、そのバランスが崩れたというのは、軽視できないかもしれません、

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ウグイのためにも原因を解明しておくことが大切なのではないかと思いました。

 

 

 

細川たまさんが辿ったであろう丹後の海の路、山の道を歩きます!

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その味土野へのルートについて、細川家正史に記録はありません。小説家三浦綾子さんはこう想像しました。

「敵を欺くためには、味方から欺かねばならぬ。」という幽斎のすすめもあって、玉子が城を出る姿を、家中でみたものはない。夜陰に乗じて宮津の浜から舟に乗り、伴のもの数人と、警護のもの二十名ほどに守られて、日置の浜に渡った。
略 日置の浜で、ほんの二ときばかり舟の中でまどろみ、夜の明け切らぬうちに一行は味土野に向かったのだ。途中の山道のけわしさも、並大抵ではなかった。男でもたやすく登れるところではない。

一方、小説家永井路子さんの想定した道は陸路です。。

追われるように宮津の館を出て、炎熱に焼かれながら、山肌にしがみつき、夏草のしげみをかき分けながら、この味土野の山奥にたどり着いたのは夏のさなかだった。従者に輿脇を護られて夜明けに宮津を出た一行は、暫くの間は、松の木越しに海の見え隠れする道を辿ったが、岩滝の部落から、北へ向かうと、しだいに山が迫ってきて、輿もそのあたりで棄てねばならなかった。

小説家二人の想像は違います。今回は、三浦ガラシャを採用します。

古道について、『伊根町史 下 伊根町の旧道』は、こう語ります。
「古く道路は主として山沿いにつくられ、至るところに峠があって、ほとんどが徒歩であった時代には、山道は近道ということが最大の条件であり、どんな急坂もいとわなかった。各集落を結んで、山裾や川沿い、海岸沿いの道を通って、峠を越すには近道が選ばれ、人のやっと通れる道で、道幅は一㍍足らずであり、山村では車の通れるような道路はなかった。また農村にあっては、田をつぶさないことが極めて重要であったので、平地ではずいぶん曲がりくねった道がつくられていた。道幅はせまく、荷物の運搬は人の背や肩でかつぎ、重い荷物は牛の背にのせて運んだ。旧街道筋のあちこちに、今も残る観音堂や多くの石地蔵と共に三界万霊塔、南無阿弥陀仏、南無妙法蓮華経などの碑が各地に建立されて、「道しるべ」とともに旅路の安全を祈り、峠のけわしい道の上がり下りに、道行く人々にやすらぎをあたえている。」

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人が「蟻」だった時代の道は、木立や藪に埋まっていますけれど、山道は近道ということが最大の条件!そんな目で見れば、たまさんの辿った道も見えてくるはず。玉さんが、先に立って道案内してくださるかもしれませんよ。

 

十月に入った内山ブナ林。

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「冬に向かい日照時間が減少すること、日平均気温ではなく日最低気温の低下、空気中の湿度、それらの継続日数など、種々の条件が関係して」紅葉が始まる、気温の目安は八度ということですので、紅葉の楽しみはもうしばらく先にとっておいて、今は、色とりどりのキノコが森の楽しみ。

白いキノコ(シロオニタケ!)

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(※外観が類似した種類が数多く、しばしば互いに混同されている。シロオニタケモドキ(Amanita hongoi Bas)はつばがより堅くて厚く、脱落しにくいことや、胞子がシロオニタケのそれよりも僅かに大きいことで区別されている。ササクレシロオニタケ(Amanita cokeri (Gilb. & Kühn.) Gilb. f roseotincta Nagasawa & Hongo)は柄の基部が徳利状に太くならず、つばより下には、さかむけ状のささくれを生じ、子実体は成熟すると次第に淡い鮭肉色~ピンク色を帯びてくる。またタマシロオニタケは全体に小さく、柄の基部は徳利状に太まらず、カブラ状に丸く膨れることで異なっている。オニゴロシオニタケシロトックリシロイボタケ)

紅いキノコ(ドクべニタケ!)

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(※ひだは白色。は白色でとても辛く無臭。硫酸鉄(II)水溶液と反応しピンク色に変色する。は白色。有毒。毒成分はムスカリン類、溶血性タンパク。)

茶色キノコ(?!)

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台風後に入ると風で落とそれた木の実も楽しい。

ナナカマド。

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アズキナシ

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これは珍しい!

 

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オオウラジロじゃないですか!

母樹はこれ。

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高山山塊で確認出来ている木は二本だけ。「冷温帯落葉樹林の構成種と思われる。府内でも産地、遺存的に残っているが個体数ともに少ない。」と京都府指定の準絶滅危惧種。

また、内山の里跡には、ミカエリソウ。

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ただし、これは植栽されたもの。人が去った水源の里に眠る里神様の鎮めに植えたというその気持ちは共有出来ます。

(※口丹波の山地、特に右京区京北や南丹市美山町などでは、山の斜面を覆い尽くすほど自生している場所も多く見られ、ポピュラーな秋の花の1つです。また日陰で少し湿り気のある場所なら低山の山麓から、標高924㍍の愛宕山の山頂付近まで自生しています。)

ふらっと世屋街道にはいってみなさい!

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一人で見るのはもったいないええもんに出会いますよ

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今は、コスモス!

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倒れても、倒されても上を向いて花を咲かせるコスモスはかっこいいですよ。

 

ハイ、ジョーモン!といって指を三本たてるのが、最新のトレンド。

ピースサインは古いのだそうです、

ジョーモンは縄文、土器に焼かれている人物が三本指を立てているからと。

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それはそうと、元気がでるでぇ、若い子がきてくれると!いうのは、上世屋のお百姓さん。

一緒に写るのは高校生たち。

ここのお百姓の伝える農法は日本でももっとも古い形のものだけれども、もっとも人間的で高い教育力をもっているからとクラブ活動の一環でやってきてくれたのです。

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米は連作可能で、一粒から芽生えた稲が株分かれして、計二千粒にもなる、また、見方を変えれば、太陽エネルギーを人のエネルギーに変えてくれるそういう意味でもっとも優れた太陽電池だとどなたかがおっしゃっていましたが、そういうことを体感していくことは、里山を守る第一歩。

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温故知新!

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今だけ、ここだけ、あなただけ!

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日本の里100の里・上世屋のお百姓と高校生が出会い、稲を刈って縛って掛ける、そこに伝わる経験から生まれたいくつもの奥深い工夫を若い世代が学んだ一日でした。

 

 

秋のお彼岸、その日のために咲く!

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そのぶれなさ!

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照るにつけ降るにつけ吹くにつけ揺れるにつけ、いずれにも「異常」の修飾語がついて、気をゆるめることのできないなんともいいようのない事態に見舞われているなかでも、早くもなく遅くもなく、ぴたりと。

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蝶もその一徹さにぞっこん!

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ぶれない彼岸花にフィットする里山の景観は少なくなりました。

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「里山キャンパス上世屋郷・小さな花の歌記念花木園」(仮称)ではコスモスも満開ですよ。

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「五時間だけ開けておくからその間に見るがよい!」

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「世屋の山から宮津湾、舞鶴湾、青葉山から越前岬まで、若狭湾を展望するのにはここが一番、殿様の絶景をぜひ見せてくだされ!

この山からは、縄文の昔から徐福渡来、浦島太郎や羽衣伝説、中世の若狭動乱、北前船の往来、などが手に取るように見えるのです」

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異例の秋の長雨で、取り入れや学校行事の予定が立たない中で、蝙蝠山の山頂に立てたのは、そんな願いが通じて、こうもり山の神様が特別なお計らいをくださったのだ、と思いました。

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この山からの海をみることなくして、丹後と若狭と日本を語る事なかれ、百聞は一見に如かず、ぜひのぼってみてください。

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精進落としは伊根舟屋の里巡り、

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倉さんの舟屋画廊喫茶でコーヒータイム。

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海上タクシーで伊根湾巡り※連絡先090-8579-1002亀島丸がお奨め、

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向井酒造さんでの利き酒。

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ここでは国際交流も。

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フランスからだとおっしゃいました、

9月奥伊根ツアー、多くの皆さんのおかげで、催行出来ました。感謝感謝。

次回は10月26日、お題は「ガラシャと歩く丹後道」、お気軽にお申し込みください。

お問い合わせ連絡先 090-3162-4499 (NDクッキングスクール 川内)

 

 

 

 

だったのでしょう。

小町温泉からの日没、

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日が沈んでも涼しくならないわね、とブロンズの少女たち。

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この暑さは、日本だけでなく、北半球全体のもの。気象庁がみせてくれたいまの気圧配置、なるほど、高気圧に取り囲まれています!

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この暑いときに、火!

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せや高原・矢野竈では、炭焼き体験プロジェクト!

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しんとうめっきゃくすればひもまたすずし

伝えたい側と教わりたい側と、思いと思いとで熱く結びあった仲間たちです。

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八月初めに炭出しする予定で、火を燃やし続けます。

 

 

 

野間川源流!

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その谷に落ちていくのが、味土野大滝。

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この滝は、水の山・金剛童子山の守り主である白竜の化身とも伝えます。

細川お玉も、その娘おちょうも幽閉されたみどの、高原であっても夏は暑く、涼を求めて土地の子どもたちと降りたと伝えられるので、この滝、別名ガラシャ大滝。

明日は丹後里山うおーきんぐッ第三回。この滝へ降ります、

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白竜とお玉さんたちに出会えるかもしれません。

人生も社会も自然も人にやさしくはないのか現実、眠った野生を呼び覚ますことでそれに立ち向かうささやかな元気と勇気をうみだそう!

それがエコツアー!

 

「ひからこ」です、

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与謝野町を貫流する「野田川」上流の後野付近の川底です。

川と川の生き物の勉強をする川の学校で、です。野田川には空気式の堰堤がもうけられて、農業用水の管理が行われています。地域の皆さんの協力で、空気を注入し川の流れを一時堰き止めて、しばらく水のない状態ができるのです。今年は、豪雨で川も荒れていましたが、何とか開催。

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鮎、オイカワ、亀、を見つけて子供たちから歓声があがります。その歓声にまじって、

「あかいどじょうがおったぁ」

おっちゃんたちからはすぐに注意が飛びます。

「さわるなよー、その魚は刺すからなぁ」

それが「ヒカラコ」

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さて、標準和名はアカザ。京都府でも、絶滅危惧種に選定。

東山憲行先生が、次のように説明されています。

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アカザ 淡水魚類のアイコン淡水魚類 ナマズ目 アカザ科 Liobagrus reinii Hilgendorf

京都府カテゴリー 絶滅危惧種

環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類(VU)

京都方言  アカシチ、アカニコ(綾部市)、オヒツ、アカビツ(八木町)、アカネコ

選定理由  近年、砂防堰堤の設置等により生息流域の消滅や枯渇等が原因で減少している。

形態  体長12cm。側線は不完全で胸鰭上方にあるのみ。上唇のひげは平たく側方へ張り出す。脂鰭は基底が長いが低い。尾鰭後縁は丸みを帯びる。生時、体色は赤褐色。

分布 日本では1属1種であり、かつ日本固有種。宮城県、秋田県以南の本州、四国、九州に広く分布する。

◎府内の分布区域 府内の主要な河川の上・中流域で確認されている。
生態的特性 水の比較的きれいな川の中流から上流の瀬の石の下や間にすみ、石の隙間をかいくぐるようにして泳ぐことが多い。夜間に活動することが多く、主に水生昆虫を食べる。水温の低い河川の上流域下部〜中流域、渓流部の清澄な水底に生息する。高温に弱く、水温が25度以上になると死亡個体が出始める。
生息地の現状  府内では賀茂川、高野川、由良川支流、竹野川、大手川、大雲川、1979年には京都市内の琵琶湖疏水でも確認されている。
生存に対する脅威 一時的であるにしろ砂防工事や道路工事に伴う土砂流出により浮き石が埋没したり、流水が枯渇することにより局所的な個体群が全滅する可能性がある。
必要な保全対策  生息場所を把握し、生息場所の保全を図る必要がある。

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追加しておいてほしいこと!

① 京都方言  アカシチ、アカニコ(綾部市)、オヒツ、アカビツ(八木町)、アカネコに、「ヒカラコ」(丹後地方)
②  生息地の現状  府内では賀茂川、高野川、由良川支流、竹野川、大手川、大雲川、1979年には京都市内の琵琶湖疏水でも確認されている。に加えて、野田川(与謝野川)でも、近年開催されている川の学校で確認されている

それにしても、川の学校が開かれているのそばにはこんな看板。

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何が川から子どもを遠ざけているのでしょうか。

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