宮津エコツアー · トピックス

トピックス

▼ 京都新聞 丹波・丹後版 令和元年8月2日付け

20190802京都・縦貫林道冊子発刊

▼ 毎日新聞 丹後中丹版 令和元年8月5日付け

20190805毎日・出版記念会

発刊のご挨拶
img070.林道
再全通に当たって、沿線自然ガイドのパンフレットをというお話をガイドの会にいただいたのが2017年でした。
歩く人が多くなればそこに道ができる、、、ということですけれども、逆もあり得ます。
再び閉ざされることのないように、なにができるのだろうか。
その時に浮かんだのは、「ストーリーを持っての周辺との連携」ということばでした、

跡見女学園大学の安島先生が、宮津市の観光を俯瞰するというタイトルで、指摘されていたことのなかで、使ってらっしゃいました。

地域間の連携!これ当たり前
もう一つ言葉が加わっています、
ものがたりのある連携、ストーリーのあるつながり!
これがキーワードじゃないか、丹後は一つです、とおっしゃり続けたのは、伊根の向井酒造のおかみさん、20サミットの晩餐会オフィシャルドリンクとして世界をも一つになさいました、そんなことはできないけれど、おや指の先くらいですがそのスケールの、丹後のエリアを一つにするものがたりを持つ力のあるのがこの林道だと、、この冊子は、こう考えた末の試みと理解して頂いたら嬉しいと思っています。

編集に著作の提供、寄稿、写真、情報提供いただいた皆さん心から感謝申し上げます。中でも、こん思いに重なる詩がありました。あんのみつまさ様、田園まさにあれなんとす、母なる川へ、扉にあるのがその詩です。著作権使用のお伺いをだしたら変事が返ってきました、
いらねえよ、生かしてくれ、そんな応援に支えられたということもご紹介させてもらいます。

風雨にさらされる自然の道は当然ながら、崩れます。けれども、命と命の間に通ったものがたりの息づく道は、時空を越えて存在し続けると思います。
そういう存在になるように、「ものがたり」とつけました。

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丹後半島の中で地域と地域、人と人、人と自然を結んでいた 「ものがたり」が蘇り、また新たなものがたりが紡ぎ出される時間が動き出すことを願っています。

「海の京都展望ライン・丹後縦貫林道ものがたり改訂版」を書店様に並べてもらうことが出来ました。

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京都府様はじめ多くの皆さんのご支援に心から感謝いたします。

地元の研究者・教育者の皆様のご寄稿に加え、高校生による巨樹調査の最新データも反映した構成で、海の声、川の声、森の声、生き物の声、人の声が届けられるものになったと思います。

森と海は恋人
森と川は兄弟
山と山は友達
~もっともっと
豊かに暮らしを刻もう、
丹後半島に~

そんな思いを、このガイドブックを通して丹後半島内外の皆様と広く共有できればと思っています。

その発行を記念して、ささやかな集いをつぎのように計画しています。

◆日時
令和元年8月4日(日) 午後2時~同3時30分
◆会場
日置・にしがきマリントピアリゾート・コンベンションホール
(住所:京都府宮津市字日置4045 TEL:0772-45-1073 目安は山手側ゴルフ場下)
◆参加費 一般 1000円   高校生 無料
◆内容(予定)
1 発刊のご報告
2 来賓 紹介とご挨拶
3 執筆・寄稿者紹介
4 ガイドブックを彩る
お話レポート ・丹後半島のジオ
・海川野の命たち
・海の京都の巨樹

5 交流タイム
森と海は恋人
森と川は兄弟
山と山は友達
~もっともっと
豊かに暮らしを刻もう、
丹後半島に~

6 閉会挨拶
主催;同誌発行社 丹後半島エコミュージアムサービス

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海の京都の巨樹群調査から見えてきたことを宮高フィールド探究部の皆さんが紹介してくれます。丹後の自然観を深め広げ変えてくれるかもしれない壮大な調査です!

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盆前のあわただしいときですが、みなさまのご参加をお待ちしています。

お問い合わせは、電話0772-68-0188 (株 プラヂナー 川内)にお願いします。
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7月1日発行予定とご案内しておりましたが、諸事情でずれ込んでおります。17日には店頭にお届けできる見込みで準備しています。

「先日購入申し込みをいたしました「丹後縦貫林道ものがたり(改訂版)」につきまして、もう一冊追加し、計2冊の購入とさせていただきたくご連絡いたしました。」とか、「「林道物語」の展開、すばらしい! いよいよ「有料販売」ですね。こういう本を待っていた、という人は少なくないと思います。口コミでじわじわ広がり増刷!という日も近いですよ。友人たちにも知らせたいと思います。」など注文や励ましのメールをいただいており、感謝感謝です。

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ご迷惑おかけしますが、今しばらくお待ちください。

 

お、上世屋!

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あれ、波見!

 

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宮津の里山上世屋と波見に息づく命の脈動を報じた二つの記事。チョウは五日付け、トンボは六日付け。いずれも署名記事。取材は、京都新聞天草記者。

うすばアゲハの上世屋と8000000000000トンボの波見とは共通していることがあります。それは、「環境省選定・生物多様性保全上重要里地里山500」のエリアであること。

環境省は、エリアを全国に500、設定した意味を次のように広報しています。

、、、、、、、、、、、、、

平成27年12月18日   生物多様性保全上重要な里地里山(重要里地里山)
1.目的.
社会構造が変化し、人口減少が進む中、すべての里地里山に人手をかけて、かつてのように保全していくことは困難であり、保全すべき対象とその将来像を明確にし、対策を講じていくことが重要な課題となっています。このため、国土の生物多様性保全の観点から重要な里地里山を明らかにし、多様な主体による保全活用の取組が促進されることを目的として選定しました。.

.2.選定方法及び選定結果.
・里地里山に関する有識者を構成員とした「里地里山保全・活用検討会議※」(以下、「検討会議」という。)を設置し、選定を行いました。.
・選定にあたっては、生物多様性保全上の重要性の観点から、以下の選定基準を設定し、全国規模の既存調査データ及び地方公共団体等への照会等により得られた地域情報を基に候補地を抽出し、検討会議による評価・検討を実施しました。.

<選定基準>.
基準1:多様で優れた二次的自然環境を有する。.
基準2:里地里山に特有で多様な野生動植物が生息・生育する。.
基準3:生態系ネットワークの形成に寄与する。.
・地域特性を考慮するため、地域毎に分科会を開催する等の精査を行い、重要里地里山として500箇所   を選定しました。.

.3.活用方法.
今回選定した重要里地里山については、多様な主体による保全活用の実行性を高める取組の促進・拡大に活用していきます。また、地域における農産物のブランド化や観光資源などにも、広く活用できるものと考えています。.【重要里地里山ウェブサイト】.http://www.env.go.jp/nature/satoyama/jyuuyousatoyama.html.
※里地里山保全・活用検討会議委員(五十音順、敬称略).
・あん・まくどなるど(上智大学大学院地球環境学研究科教授) .
・石井 信夫(東京女子大学現代教養学部数理科学科教授) .
・石井 実(大阪府立大学大学院生命環境科学研究科教授).
・岩槻 邦男(東京大学名誉教授) .
・金井 裕(公益財団法人日本野鳥の会参与) .
○・進士 五十八(東京農業大学名誉教授/自然再生専門家会議委員長) .
・竹田 純一(東京農業大学農山村支援センター事務局長/里地ネットワーク事務局長) .
・中越 信和(広島大学大学院国際協力研究科教授) .
・広田 純一(岩手大学農学部教授).
・松井 正文(京都大学大学院人間・環境学研究科教授) .
・宮林 茂幸(東京農業大学地域環境科学部教授).
・森本 幸裕(京都学園大学バイオ環境学部教授/京都大学名誉教授).
・鷲谷 いづみ(中央大学理工学部人間総合理工学科教授)

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「今回選定した重要里地里山については、多様な主体による保全活用の実行性を高める取組の促進・拡大に活用していきます。また、地域における農産物のブランド化や観光資源などにも、広く活用できるものと考えています。」というけれども、この選定を生かすかどうかは地元次第。こういうことを承知し、フォローし定着させる目的での取材と報道であったなら、恐るべし天草愛理記者の慧眼!!

さてそうなら、つぎの取材は、内山の大ブナかも。

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内山の大ブナ 京丹後市指定文化財

学名Fagus crenata分類ブナ科ブナ属 胸高幹周3.65メートル、樹高32メートル』

この3.65メートルという胸高幹周は、30年も前のものです。

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木は生き物、コンクリートの電柱ではありません、成長し続けるのです。現在値は4メートルラインを突破し「419cm」に達していることを、高山山塊ブナ巨樹調査の中で宮津高校フィールド探究部が確認しているということです、

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「3.65メートルで京都府一、北近畿有数のおおブナ」といつまでも同じ看板をぶら下げていたら、おおブナに失礼ですし、K市の自然観も問われます、ここはマスコミの出番でしょ!

空の青さが透き通る羽の持ち主、

img061.jpgチョウ

飛翔するチョウ写真撮影の第一人者、西村さんから、いただいた作品展の案内には、

「世屋高原では、皆様のおかげで令和新年もウスバアゲハが元気に舞っており、楽しませていただきました。丹後のチョウたちに今後もよろしくおねがいいたします。」、こんなコメントが、、、。

北方系のこのチョウは日本南西部では生育地が限られており、里山の草地の特定の草を食草とすること、など、ある生物を巡る見せるがわと見るがわとの関係、エコツーリズムの本質、神髄、実際、、わかる方にはわかるんだぁと、しみじみと読んだことです。

さて、この写真のチョウは「ウスバシロチョウ」と呼ばれていましたが、研究の結果、アゲハ系とわかったので、現在では、ウスバアゲハと呼ばれているということです。

 

「主峰をなす東壁の絶顛は、孤高を誇るかのように、北天の空に巍然と屹立し、奈落の谷底に墜ち込むような、妥協を許さない孤影がたまらなく私を惹きつける。」

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これは、澤潔さんの名著「丹後の地名語源の研究」でのいちがおの山容表現。澤さんは、「絶え間なく汗を流して歩くという無償の営為こそ、山旅の究極」とも。一度は登りたい山関西百名山、いちがおが、六月の里山ぐらんでぃんぐっコースです。

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それにしても、この切り立つ山は、人には優しくありません。 「むかしむかし、吉永のお寺で盆踊りがありました。その時、一度も見たこともない若い男の人がいました。みんな不思議に思いましたが、だれも、どこの人か、知っている人は、一人もいませんでした。次の日も、盆踊りにその男の人が来ました。村の人たちは、その男の後ろからついてどこへ蛙か調べてみることになりました。細い山道をどんどん登って、依遅ヶ尾の近くまでくると、大きながまが谷というところに、堤がありました。男は、その大きな堤に、とびこみました。すると、みるみるうちに、大きなへびになってしまいました。姿を見られたへびは怒って、次の朝、大雨を降らせました。堤の堤防が壊れて、依遅ヶ尾から、多くの土砂が吉永の村に流れ込み、村はうずまってしまいました、、、」 この怒ったへびの起こした土砂崩れは、「依遅ヶ尾には大蛇が住む」という話に繋がって、そのおろちが麓のお宮の巫女に惚れ、炭のような真っ黒い雲にのって会いに来る、それが210日ごろだという話になっていくという話も伝わっています。※「丹後町の民話」丹後町教育研究会

無題

この山は、大陸プレートと太平洋プレートとの関係で、2000万年前から始まり約1000万年も続いた活発な火山活動の時期を違えた噴出が合体した形なのだそうです。 さて、「いちがお」、その「いち」については、「い」も「ち」も、古語では神聖を意味する言葉であるという切り口から諸説あり、澤潔氏の丹後地名の旅中をご覧ください。地形的にみれば、「ち」はあちこちの方向、方角を指す「ち」ランドマークとしての優秀さを取れば「位置ヶ尾」、あるいは、山塊にあるいくつもの尾のうちもっともたかい尾を「一ヶ尾」と呼んでいた、それが山塊全体の呼称となったと考えられるかもしれません。

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道にはウツボ草、けんぼナシ、マタタビの花が見られます。オーガニックライフクラブまでお申し込みください。

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7月1日、発刊、有料、2000部制作予定で準備を進めています。

3月に制作した「増補版」に、巨樹調査の最新データを加えた改訂版となります。

初版で900部、増補版で300部、制作して頂きました。しかし、いずれも「豊かな森をつくる府民税」を活用しての制作のため、無料ではありましたが、関係者優先の配布のため、広く普及を図ることは出来ませんでした。

今回は、ISBNコードも取得し書籍JANコード(2段型バーコード)をつけて、一般書店でもお求め頂けるものとなります。

「海の京都展望ライン」と銘打っていますので、「海の京都DMO」様の応援も頂戴できました。

発行は、発行委員会あらため「丹後半島エコミュージアムサービス」としました。

この自然ガイドブックを介して、都市と地方、人と自然、人と人の結びつきが生まれることを願っています。

ご希望の方は、下記へご連絡ください。

: 629-2523 京丹後市大宮 町三坂141-1 (株) プラジナー 内

「丹後半島エコミュージアムサービス」

電話0772-68-0188

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林道パンフのこの赤い帯に寄稿してくださった、児童文学作家の川北さん

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林道ものがたりを取り上げたエッセーを送ってくれました。

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この、「丹後縦貫林道ものがたり」を増補版として、本屋さんでも扱ってもらえるように準備しています。

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タンポポの種のように風に乗るといいなあと思います。

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この丹後縦貫林道へ向かう世屋の道を辿る自転車カップル!

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この坂道なのにすいすいと進む自転車の性能の良さ、今、休憩所・万葉藤棚が盛りを迎えておりますが、休憩もせずのぼっていかれました!IMG_1036

若葉青葉の放つフィトンチットを吸い込みながらのサイクリング、どんな観点からも最高のアイデアですね。

 

 

平成31430日、

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昭和に捨てられ、平成の間を眠っていた棚田を、宮津高校のフィールド探究部の諸君が起こしてくれ、さらに、久美浜高校の仲間が野菜苗を持って訪れてくださり、共に植えつけをしました

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「令和のヒーローは君たちだ!」

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その作業をする彼らにこみ上げるものを耐えて、エールをおくっています

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