歌集『一握の砂』を詠むのに、丹後の海岸はぴったり!
頬につたふ
なみだのごはず
一握の砂を示しし人を忘れず
(↑はまごう)
ひと夜さに嵐来りて築きたる
この砂山は
何の墓ぞも
(↑ イソスミレとウンラン)
しつとりと
なみだを吸へる砂の玉
なみだは重きものにしあるかな
(↑ ハマウツボのやれ茎)
大海にむかひて一人
七八日
泣きなむとすと家を出でにき
、、、、、、センチメンタルな気分に浸ったあとは、碇高原で気分転換。
※ ウンランは、海蘭。ゴマノハグサ科ウンラン属。花期は夏の終わり。