宮津エコツアー · 2月 2018

2月 2018

長ったらしいですが、タイトルは「肌に触れる風のまろやかさに冬の終わり、春の始まりを感じる松尾高原」!

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みえませんか、一本桜のそばに花咲かじいさんがやってきてらっしゃるのが。

普通には見えません でも、見える人もいらっしゃるんです

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「ホントだホントだ、お酒盛りしてらっしゃる!」

a 新聞のa記者。見えないものを見えるようにする天才です。松尾の一本桜が、花へのカウントダウンを始めたことを伝えてくれるはずです。

ちなみに、白いところが松尾高原。2011.3.23。

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稜線左の三角山が岳。

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そして、同年の開花は4月23日。

向かうはせや高原岳山山頂。

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登っているのは小三から上の小学生たちです。

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色とりどりのスキーウエアで冬の森が華やぎました。
さて、このツアープランはこれ。

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「丹ガキ」というから丹後の海で牡蠣カキを養殖しようという試みが始まったのかとおもいましたよ。

そんなことですから、丹ガキの定義、カリキュラム系統性などわかるかといわれれば、わかるようでもありいまいちでもあり、、、
DSCF1076岳

そんな中ではありますが、『山へ行くことで、学問に必要な『直観力』が鍛えられる』と京都大学総長・山極寿一氏が、京都市立芸大総長・鷲田清一氏都の対談で。企画者からは、コース内容は「任せる」ということでしたので、その直観力を鍛えるべく、丹後気象学、丹後動物生態学、丹後森林生態学、丹後地理学、それに体育、冬の森のフルコースを提供させてもらいました。

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丹後各地から集まったお客さん、みんなノリがよく、手応えは感じました。なにかしら直観力が磨かれてこれからの勉強に役立つことがあればいいがなぁと思いました。

 

「海」を見る旅人

DSCF0886春の海
海島山波ワンセット、堪能しとんなるんでしょう。
この魅力的な景観を作っているのは、だれだとおもいますか?
「?」

三人のお相撲さんですよ、というと「へ!」ですけれど、そういうことです。

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お相撲さんの四股名、◇◇風、◆◆海、○○山、「日本海」、「丹後山」。シベリア出身「北の風」三人ですな、開催は年に一場所。冬。

「北の風」は強いですでぇ、

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木の性格までねじまげちゃいますからな。

とくに2018場所は。ほれ、

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宇川の河口が暴風による波の運んだ砂で閉ざされて、横に流れてしまった川が砂浜を削ったのです。

ちなみにその前の砂浜の状況。

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え、ええー!!でしょ。

「天橋立」」ができたとおもやぁええんですけど、海のアユに事情を知らしてやらんとうろうろしちゃいそうです。

まあ、そんな大相撲丹後冬場所も終わりました。

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のんびり疲れをいやす力士たちを見ていってください。!

雪の解けた谷内の水田にコウノトリ。

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足環の色は黄色黄色 と緑黒。

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カタログでは若いメスの個体。スラっとしてかっこいい娘さんです。

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雄はなにしてんでしょうね、ほっといたらあかんじゃないですか。

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女一人旅、なにかわけでもあるのでしょうか。

小町さんが見つけた温泉!

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え、そうなの?小町さんが入っている温泉、、(おっさんです)じゃなかったの!
小町さんのように「美しく」なれる温泉、だと思うけど。どれがお好みです、、、。

それにしても、そうとう秘境のようですなぁ

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「秘境?!?」
この道をいくんでしょ?

え!

さて、大宮町にはあちこちに小町さん。いったい何人いらっしゃるのでしょうか。

ここにもいらっしゃいます、「こまちさん」。
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小町さんでしょ。

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知っとんなったか?

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そういやぁそうだなあ。

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この橋、新明橋といいます、明田バイパスの新しい橋なので、ということです。小町の里へ通じる橋ということで、「新明小町橋」、にされたらどうですか。

おやっ!

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なに、S・О・Sとな!

助けに飛び込んだのです

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中には、野菜モノや紙細工。

お年寄りたちの作る畑のものを集めて並べてらっしゃるのですって。

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つまりマルシェ。

弥栄庁舎の向かいです。キャベツやネギなどなんでも格安。

今年は雪国がなかなか去んでくれん冬です。路地物は雪の下。

DSCF0534弥栄山

なので野菜が高い!のでこれはおすすめだと思いましたよ。

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芽が出かけたじゃかいもをみていたら、「ジャガイモにはリンゴを入れておくと芽が出ないのでええんだ」と店番のおばちゃん。「キウイにはリンゴを入れると早く柔らかくなるけど」と声をかけてくれました。一つ賢くなったので、ジャガイモも魅力的でしたが、あんのういも、大きめので二つ二百円のを買いました。

さて、今年は警報が何度も出されたのが特徴で、財布にも体にも辛いところがありますが、一方でいつまでも美しい冬姿が楽しめます。

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金剛童子山の向こうの世屋高原の現在。

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けれども 寒さの峠はもう越えた感じはします。

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松尾の一本桜も、開花へのカウントダウンを始めました。

 

 

野田川鉄橋を渡る京都丹後鉄道「春風一号」!

DSCF0341鉄橋文字

野田川をのぼった鮭の産んだ新たな子の海への旅立ちが始まります。

同じく、「春風二号」中郡平野も快走。

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今年、雪の多かったのは、特に丹後の北西エリア。とりあえず、届けるのは春来るの一報。

雪をまとった桂の木。

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同じく、ブナの木。

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暴風雪の中を立っていたのでしょうけれども、みじんもひるんだ様子は感じられない、それどころか、「ちょーきもちえー」とうそぶいている。

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雪原の一軒家も同じ。

その雪姿たちに金メダルをかけてやりたいような気がしました。

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宮津世屋エコツーリズムガイドの会がサポートします。

このプログラムは「森林・山村多面的機能発揮対策交付金」の支援を受けて実施します。スノーシューは準備します。無料です。

「山へ行くことで、学問に必要な『直観力』が鍛えられる」と山極寿一京都大学総長も山体験を推奨。どうぞお気軽にご利用ください。

 

与謝峠陸橋付近から見わたす加悦谷雪原の雪は丹後半島連山から吹き降ろしたかのよう!

DSCF8553加悦雪平野

「丹後半島の付け根に位置する与謝野町。鬼伝説の残る大江山連峰と江笠山に抱かれ、加悦谷平野を南北に流れる野田川は、日本三景の一つである「天橋立」の内海となる阿蘇海の源流。肥沃な扇状地と豊かな水源に恵まれ、古より稲作や織物業が盛んに行われてきた。
一帯には、日本海沿岸地域三大古墳の一つ蛭子山古墳や作山古墳など、大きな古墳が数多く存在し、いくつかの重なった条件から推察すると、丹後王国の強大な権力の中心地だったかもしれない…という。そんなロマンと可能性が秘めている場所だ。
また、古来より、この丹後地方では織物業が営まれ、古くは丹後国竹野郡から献上された「あしぎぬ」が、正倉院に残されている。そして、高級絹織物の丹後ちりめんは、基幹産業としてこの地域を支え発展させ、今もなお、機織りの音は途絶えることがない。」とweb「和の源流」。わかるようでわからない微妙な文章ですが、まあまあそこは、、、。[古来より、この丹後地方では織物業が営まれ、古くは丹後国竹野郡から献上された「あしぎぬ」が、正倉院に残されている。]というこのあしぎぬ・絁を献上した丹後国竹野郡は、正面半島連山の左端、金剛童子山のふもとになります。

この与謝峠は、古来より山陰道から丹後の国府へと続く官道。「大江山生野のみちは遠ければ」と詠んだ小式部内侍ももし丹後へ来ていたとするなら見るはずだった景観です。

「ここがお母さまが待ってくださっている丹後ですかぁ、いる天橋立はどこにあるのでしょう」とかなんとか。

与謝野町は個性のある町です。

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今にも動き出しそうな機関車。

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さて、丹後半島の付け根に位置する与謝野町。と引き合いに出してもらってうれしいその丹後半島は、正面の雪の連山とその向こう。

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また、この与謝峠から、丹後半島の山は展望できるものの岩滝、野田川、加悦の旧三町の合併でできたその「与謝野町」全体は展望できません。

阿蘇海沿岸の岩滝も含めて与謝野町全体を見ることができるのは丹後半島を縦貫する林道成相線鼓ケ岳付近からです。DSCF0926与謝峠新

いま行けるかといわれると行けません、

丹後半島は、大雪。

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懸命の除雪。しかし、生活道路部以外は除雪対象ではないのです。

春になって雪が解けて通行できるようになったら、ぜひ上がって見られるといいですよ。

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