宮津エコツアー · 4月 2014

4月 2014

上世屋の宮の前棚田群にさしかかった世屋バス。

IMG_6367

ここらで標高約350m。

IMG_6397

緩やかな斜面に開かれた棚田の中を右に進んで大きくカーブ、

IMG_6402

左にすすんでまた右に

IMG_6405

さらに左に

IMG_6414

こうしてつづら折りに登って世屋高原へいくんですよ、、、

IMG_6438

何とものどかないとおしい風景、窓から見えるのは日本の里100選、京都府景観資産、里山型の丹後・・国定公園こんなバスに乗れるなんてぜいたく!と思いませんか(^.^)

IMG_6450

世屋の里なら、どこで下りてもどこからでものることができるんですよ、昼にのぼった便は一時間半後にまた下りてきます、

IMG_6477

里で下りてもよし、一本桜の松尾田んぼを歩いてもよし、、その間ゆっくり里山を体感できるんですよ、、、

グニャグニャ道を走るバス

IMG_6555

谷の狭い道を走るバス

IMG_6357

こんなに変化に富んだコースを走るバス

IMG_6621

ガイドのわたしでも毎日乗りたいくらい、往復400円ですよ、
、、「乗って楽しい世屋のバス、毎月1日は世屋バスに乗る日」

※このプランは橋立ユースホステルにお問い合わせください  ↓ 参照

君よ!僕らとこの「せや巡りのバス」にのれ(^.^)

5
2014年4月10日

◇10人定員のミニバス。生活バスだからツアーでいっぱいのってしまうと本末転倒になるので最大5人としましょう。最少催行は3人!料金はバス代往復400円。ガイド料一人1000円保険込み 弁当600円 お茶別 そんな見当かしら。

上農は草を見ずして草を刈る 、、、

IMG_4900

里山の景観の美しさは人が絶え間なく手を入れることによって、、、とものの本は「かんたんげぇに」書きますが、こういうことなのです。

IMG_4906

ここを歩かせていただく里山エコツアー、、、どんなにぜいたくなことか、想像いただけますか(^.^)

① 花さそふ比良の山風吹きにけり漕ぎゆく舟のあと見ゆるまで  宮内郷
② 花さそふ 嵐の庭の 雪ならで ふりゆくものは わが身なりけり 入道前太政大臣

この花は、①は桜 ②は梅、と思っていました。しかし、そうとは限らないぞと思い始めています(^.^)

IMG_6227

この敷き詰めた花びら、ヤマナシ。

IMG_4806

五穀の栽培が奨励されたようにヤマナシもかっては推奨された花木ということです。ヤマナシもバラ科、花びらは桜と似て、くるくるひらひらと舞いますが、大きいために飛距離が短かいようでよく溜まります。

IMG_6236

スノータイヤがいるよう!

花さそふ世屋の山風吹きにけり  世屋野蕪村

ここにバス停があるのです、「世屋のヤマナシ前」

ゴールデン・ウイークに照準を合わせたように、小天橋のハマナスが咲き始めました。

これから花と実の色付までの約4か月間 天橋立を訪れるお客様の目を楽しませてくれます。

 

雨の中 大輪に開花 (撮影4/29)

P1020393

P1020390

定点観察木も負けじと開花

P1020425

周辺でも

P1020403

4/26時点での開花直前(開花は翌日27日予想)のつぼみ

DSCN7838 ◎ハマナス蕾

 

 

 

 

 

 

明るい竹林!

IMG_5733
波見。その竹林再生の現場を案内していただきました。

IMG_5724
スクモをしいたタケノコ畑。

IMG_5730

カワイイ(^.^)

「タケノコ噴水って見たことないでしょう」

IMG_5731

なんですか
「この先から水をふきあげよるんですよ、四十センチも霧のように」

えっエー

「朝の四時頃みにくるか」

いきますいきます!

さて、  タケは、「環境省指定要注意外来生物、日本の侵略的外来種ワースト100」に入っているのかと尋ねる方がいらっしゃいます。

IMG_5757

薄暗く怪しく見苦しく恐ろしく広がって人の暮らしを圧迫しているからです。どこからやってきたのだ、誰が持ち込んだのだ?と。
いえいえ、「野山に交じりてタケを取りつつ万のことにつかひけり」まさに食・薬・住・遊・多方面にわたる有用樹なのです。人が里山から出て、管理されることなく放置したことによることが原因なのです。
その管理の適切な回復、そうすれば、竹林が蘇り、食・薬・住・遊・多方面の活用が可能になることを、ここでは実証されようとしているのです
成果が着実に上がっていることをホオノキが語っています。

IMG_5745

「おれはこの間までタケの海に溺れていたんだ!」

IMG_5741
ところで竹林だけの管理、それはそれてすばらしいとはいえますが、驚きはそれにとどまらない!放置されたのは川も畑も林もみんなです。竹林だけを再生させても効果は限定的なものです。

IMG_5770
川も畑も林も竹林も一体のもの、まずはタケから、そして川や畑や林の再生につなげようと住民の皆さん、また区あげての協力の中ですすめられていることがサプライズです。命の一つながりは人つながり、その念力と構想は半端ではないのです。
宮津の良さは海山川里の一つながりの里山の良さ。波見の試みから目を離せません(^.^)

見学ご希望の方、紹介します。ご連絡ください。

若葉のみずみずしいこと。その中でもどうでしょうか
山では朴若葉 !

IMG_5747

「重なりて影を濃くせり朴若葉」 小松誠一俳誌 「沖」 掲載

丹後のばら寿司を朴若葉でくるめば、朴葉寿司!

里では柿若葉

IMG_5473
種田さんのが究極でしょう、、、
「柿の若葉のかがやく空を 死なずにいる」   種田山頭火(1940年没)

蕪村さんも。
「茂山や さては家ある 柿若葉」

柿の若葉は、テンプラでどうぞ(^.^)

この色は夏です、

IMG_5676

耐えられるか?挑発するかのようにパワフルな色です。
今日は雨、久しぶりに。

IMG_5376

水の張られたたんぼからはカエルの歌。

車の中にもカエル!デートに行くんだ、頼むぜ、にいちゃん!

IMG_5327

熱い恋の季節が彼らにも訪れています。シュレーゲル君はもうできちゃったらしい(^.^)

IMG_5586

恋の歌聴きながら夜の休憩所の2階フロアで一杯やりませんか、若返りますよ,(^.^)

なにやら怪しい光りの波、、、

IMG_5305

日置祭りでは前夜、、禊ぎが続けられていると教えていただき、見学してきました。

IMG_5292

大人だけでなく、子どもまでみんなふんどし姿。

IMG_5302

禊ぎの場所は海岸。裸で走って行って海水で身を清めるのです。

IMG_5311

当日の太刀振り、禊ぎで汚れを落としたものだけが神ごとに携われるのです。

IMG_5360

日置は宮津きっての農業地帯。

IMG_5363

若田神社の「若」は命の再生のこと、冬の眠りから覚めることを意味しているといいます。

厳格な祭りの決めごとも近年緩んでは来ていますけれど、人知を越えた自然の力への畏敬の気持ちの強さを感じました。

上世屋の「ふじのの藤」。

IMG_6011

近日中に満開でしょう、

IMG_5989

藤の花前線は下世屋のゴルフ場へ到達していますから。

 

「ヒゲナガスズメノチャヒキ」は、西欧原産「いね科」の帰化植物。

家畜が食べると芒(のぎ)が胃に刺さることがあるという強害特定外来植物。6月になると成熟して種を落とし増殖する。

天橋立ガイド部会では、昨年から細やかながら除草に取り組んでいる。

 

全面 大小含めてすべてが ヒゲナガスズメノチャヒキ

DSCN7860 ◎ヒゲナガスズメノチャヒキ

白砂の波打ち際へ増殖中

DSCN7847 ヒゲナガスズメノチャヒキ

今日は約一時間半の作業

DSCN7849 除草作業

腰痛 ? にも耐えながら

DSCN7851 除草作業

その成果 予想外 量がたまらないもの

DSCN7856 一時間半の成果

袋及びごみかご内すべてがその成果

DSCN7863 成果

除草前の状態

DSCN7841 除草前

 

除草後  残っているのは除草しない芝  お疲れ様でした

DSCN7857 除草後

 

« Older entries