宮津エコツアー · 11月 2016

11月 2016

京都新聞地域版で、道普請の作業ボランティア(合力・こうりょく)の呼びかけ。

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※既報 H28.11.25.

棚田の道普請(道直し)の合力・手伝い募集

目的は、府景観資産登録の貴重な棚田景観保全のため。棚田の特性を残しつつ農作業の効率を上げるため。

この価値ある景観の保全が、高齢者ばかりの農家にゆだねられている、この実態について、朝日新聞天声人語11/28。

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富山県一県に相当する面積が耕作放棄地、このままでは日本中が耕作放棄地だらけに。

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この危機感と「力を貸していただきたい」!という切実感、素直に納得できます。

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ボランティアとか合力とかの意味と共通している言葉に「 情け」という言葉があります。

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意味は、他人に対する心づかい。哀れみや思いやりの感情。他人をいたわる人間味のある心。ということ。

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さて、その情けは!(はい、その情けは?)

人のためならず!(というと?)
己のがためなり!(どういうことですか?)
One good turn deserves another.(ひとつの善行はもうひとつの善行に値する=恩に報いるに恩をもってする)

A kindness is never lost.(親切は無駄にならない)

一人の小さな夢、なにも変えられないけど、みんなの夢と夢をあつめればきっと変わる、変えることができる、、、

ユーシー?

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イエスアイシー!

 

 

 

 

 

 

赤赤トレイル後半

11月23日宮津スキー場から赤石岳へ23kのロングコースを小雨の降る中行われました。

 

小雨の中スキー場を出発

小雨の中スキー場を出発

 

ヒノキの林を航空管制塔へ

ヒノキの林を航空管制塔へ

 

面白い自然の造形

面白い自然の造形

 

鬼の岩屋から鍋塚へ

鬼の岩屋から鍋塚へ

 

千丈ガ岳からは下界は見えず

鍋塚頂上

千丈が岳からは下界は見えず

千丈ガ岳からは下界は見えず

 

キノコにも出会えて

キノコにも出会えて

 

落ち葉の山道を快適に下って

落ち葉の山道を快適に下って

 

ガスの動きでできる幻想的な風景

ガスの動きでできる幻想的な風景

 

最後の赤石岳への登り

最後の赤石岳への登り

 

赤石岳到着

赤石岳到着

 

小雨降る中総勢9名で23kのロングコース27000歩・・・皆様大変お疲れ様でした。

紅葉撮り!

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紅葉現象が科学的にその原理、理由、目的、意義などが解明されてなかった昔、紅葉は、神秘な神業そのもの。

小倉百人一首の撰者、藤原定家氏の歌。
「秋くれて ふかき紅葉は 山ひめの そめける色の かざりなりけり」

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山姫さんというのは、「山を守る女神」さんのこと。紅葉は、やま姫さんの幣(ぬさ)。
「わたつみの 神に手向くる 山ひめの 幣(ぬさ)をぞ人は 紅葉と言ひける」〈後撰・秋下〉

幣ぬさというのは、{道中の安全を祈願する時に使う、布や紙などと小さく切ったもの}のこと。

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そののどかさが懐かしいですね。

このたびは  ぬさ もとりあへず  たむけ山    紅葉 の錦  神のまにまに

ということで、紅葉は「山姫さま」の幣。山姫さんの例で有名なのが「竜田姫」せや姫さんも同じ山姫様。

だからせや姫神社には巨木の紅葉が二本。

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しかし、その意味が忘れられているものですから、杉檜の森になってしまって紅葉の生存を脅かしているのを放置しているのです。

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が、それは実はいささか本末転倒の話です。

 

恐竜の足跡化石!

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かと、おもいました。
野田川の堂谷橋下上流側にできた砂州に付けられていた足跡です。

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そうとうな重さの四つ足動物

シカやイノシシではないでしょう

クマですか
クマでしょう

歩幅や足跡の様子から立派な体格のクマみたいですなぁ。
水飲みにですかねぇ

いやいや、水ならどこででも飲めます。

そしたら?

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闇の迫る野田川河川敷。

恐竜のように立派な体格のクマが上るサケをねらって今晩も動くのかもかもしれません。

方無為取んなるなぁ(一部万葉仮名)

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過多無位取んなる

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たしかに傾いとんなる

山道感があってええかもしれん、冗談冗談!

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どれくらい傾いているんだろう

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5度!

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なんでかたむいたのだろう
蟻さんの穴、モグラ君の穴、、、まさか。
金さんが彫られて建てられたのが昭和12年、80年前。
考えられるのは上世屋は地滑り地だということ。この間に大地が動いて傾いたと見るのがいいかと。
地滑りが原因だとするとこれからも傾きは続く、これから80年後の傾斜は10度。
なおさないかん 必要は感じても、相当な重さのある建造物!だれが、どうやって、費用は、技術も資金もそれなりにひつようです。手を付けかねて年月がたち、人呼んで「傾き金さん」。

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ここに声をかけてくださったのが、近くで雪崩防止柵設置を請け負ってられた山城建設さん。

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工事にあたって出る残土を花壇用にすこし分けて頂くことを相談したさいに、ここは、学校の跡であること、証拠に金治郎さんがたっているでしょう、このきんさんは地元の石屋さんが地の岩をつかって彫っとくれた謂われのある石像なんだ、質のいい宮津花崗岩でジオパークの語り部にはぴったりだ、しかし、残念ながら、どういうわけか傾いて、直すになおせんし、といって手をこまねいているのは先人の心をおろそかにすることだし、と話したことがきっかけ。
「なおりますで、」
え!
「根を調べてひっぱったらおきるでしょうで」
え!村中呼んできてひっぱるんですか?
「いやいや、重機で。うちの重機持ってきてやったげますわ」
こういうことで、所管する市の建設課の了解をもらって、雪崩防止柵設置工事終了の日に、作業に当たっていただいたということです。
その作業過程。

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重機を寄せて

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ベルトを巻いて

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土台周囲を掘って

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埋められ方を確認して

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ゆうっくり重機を下げる

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ゆうっくり エンジンをふかす

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しんちょうに どうだぁ

まだだ

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しんちょうにしんちょうに

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「うごいたあ」

水平になった!

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うめもどすどぉ。

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わしもこれから本を読むようにしよう!

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金さんもうれしかったのでしょう。空を覆っていた雲が切れて秋の青空、

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「5度も傾いた家に人は住んでいられない、きんさんも同じや!」

山城さんのコンビの技術と心意気に感動したことでした。

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「傾き金さん」の名はもう返上です。

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きんじろうせんせいおはようございます、きんじろうせんせいさようなら、、

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子どもの声がきこえたかのようです。

そんなわけで、グレートサンクス、山城建設様!

①金治郎石像傾き補修

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②残土活用 花壇整備

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棚田状に作ってくださいました。

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上世屋の棚田横の道普請(道直し)について、作業ボランティア(合力・こうりょく)を募っておられます。

私は力仕事は無理なので、皆さんにお願いする合力でご勘弁を(^_^;)

H28.11.25.京都新聞地域版

棚田の道普請(道直し)の合力・手伝い募集

11月20日と23日に赤赤トレイルとして舞鶴市西芳寺平から赤岩山を経て杉山尾根~宮津スキー場~鬼の岩屋~鍋塚~千丈~赤石岳と総距離23Kの縦走がありました。

前半の20には宮津スキー場まで約10K・・・総勢9人で歩きました。

赤岩さんへさあ~登ろう

赤岩さんへさあ~出発

 

赤岩山頂上ガスで景色がはっきりしません

赤岩山頂上 天橋立が望めるんですがガスで景色がはっきりしません

 

 

雨の後の苔

雨で濡れた苔の中を歩く

 

 

宇野が岳から宮津湾展望

宇野ガ岳から天橋立・宮津湾展望

 

宇野ガ岳頂上で記念撮影

宇野ガ岳頂上で記念撮影

杉山尾根の天然杉

杉山尾根の天然杉

 

杉山頂上を振り返る

杉山頂上を振り返る

 

茶屋が成るまで降りてきてスキー場への上り

茶屋が成るまで降りてきてスキー場への上り

 

スキー場から紅葉山肌と宮津湾

スキー場から紅葉の山肌と宮津湾

 

 

スキーゲレンデからの眺め

スキー場ゲレンデからの眺め

歩き出しの朝は、しとしと雨が降っていましたが、尾根を歩くころには止んで少しの眺望もできて長いコースを歩くことができました。割とお年を召した方が多かったのですが皆さん元気よく歩いていただきました。

後半へ続きます・・・

 

落ち葉道①

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落ち葉道②

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豊かな落葉樹の林の晩秋ならではの光景です。

見事な木だぁ。
眼で耳で肌で五感を活性化してくると心全体がリフレッシュしてくる感じがするとお客さん!ガイドしてよかったとおもう感想です。

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さて林野庁が観察道駒倉入り口新たに看板。

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葉音を楽しみながら歩くことのできる道っていまや貴重になりました。看板は、ここの自然は保全に値する価値ある自然だとうったえています。

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さらに、ガイドを使ってもらうと、この落ち葉のお母さんの木はどの木?、、、、生きた解説をさせてもらえると思います。ぜひ、活用してください。

10月と11月にも杉山と宮津街道整備を行いました。

杉山元普甲道から山に入り嫁入り道へと降りていきます。dscn8376この日は曇りから晴れへと変わり展望よし・・・

 

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刈り払い機でササを刈っていきます。

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作業が終わり・・・皆さんご苦労様でした。

 

11月に入って今度は宮津街道整備です。

 

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スキー場に集合

 

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大笠山コースのスキー場横から宮津街道に入っていきます。

 

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石畳の上には杉の枝がびっしりと落ちています。

 

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ササを刈って落ち葉を除けて石畳が出てきました。

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千年杉・・・宮津海道中間ぐらいに大きな杉があります。立派なので千年杉と名前がつきました。

 

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上を見上げればコナラの紅葉がきれいです。

 

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作業が進みます。

 

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スキー場まで戻ると快晴の青空!!宮津湾も綺麗です。
皆様ご苦労様でした。

サケ!

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石田橋から新しい自動車道陸橋をくぐって昇っていきました。

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河川改修や、流域人口の急増や産業にともなう水質汚染などが改善された結果なのでしょう、上流では産卵する様子も観察できるようになっているとのことです。川に戻ってくるサケのうちの98%がその川生まれのものだそうですね。ベーリング海などを周回してそれから母川を目指すために必要な、(1)GPS、(2)コンパス、(3)生物時計、(4)センサーなどが、卵や稚魚の間にセットされているといいます。三つ子の魂どころではない恐ろしいことです。
帰ってきたサケを迎えるのは、うらにしの里の光のパイプオルガン。

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ここだよぉ お帰りぃと奏でる音色が聞こえるようです。

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ところで、この川の名は野田川、加悦川などとともに「くらはしがわ」とも呼ばれていました。漢字表記は「倉梯川」。倉は正倉院のような高床式の倉。梯はそこにかける梯子。この川の流域は豊かな穀倉地であったことを忍ばせる地名です。サケのGPSにはどの川の名がインプットされているのでしょうか。

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