宮津エコツアー · 12月 2011

12月 2011

上世屋と藤織りがテレビ番組で放映されます。

世屋・高山ガイド部会が収録に関わったテレビ番組が次の日程で放映されます。

2012年1月30日(月)

午前7時45分~7時55分

NHK BSプレミアム

「ニッポンの里山 ふるさとの絶景に出会う旅 京都府宮津市 機織りが育てる森」

↓ 詳しい番組HPはこちら

http://www.nhk.or.jp/satoyama/

平成23年8月25日に水田雑草といわれている「こなぎ」を酢みそ和えにして、ツアーのお客様に食べてみていただきました。

こなぎ

その時のアンケートがまとまりました。

初めて食べたが、意外に美味しい、かなりいけるとの評価です。ただ、食材に対して、酢みそ等が多かったようです。味付けはまだ工夫がいりますが、万葉の頃に食べられていた食材として、今後の活用が期待されます。来夏には、再度チャレンジです。

  <midorimushi>

こなぎアンケート結果

「しおぎり荘」の山歩き弁当

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆お品書きより

・おにぎり三種(むかご、しその実、梅干し)

・かますのフライ

・だし巻玉子

・きんぴら

・山蕗の佃煮

・ブロッコリー

・さつまいもと柴栗の茶巾しぼり

(スタッフより)

黄葉ブナ林トレッキングのお客様に作られた秋のお弁当です。バックパックに入れるため汁ものは避け竹の皮で包んだ山歩き弁当です。さつまいもの茶巾しぼりの中には世屋の柴栗が甘煮にしてしのばせてあります。「美味しい!手間がかかってるわねぇ!」と女性のお客様にとても喜んでいただきました。錦秋に色づく広葉樹林では頭の上だけでなく足元にも注意してみてください。甘い香りのするコシアブラの落ち葉やシャリシャリと音をたてるブナの落ち葉。何年も積み重なってフカフカになった落ち葉など五感を楽しませてくれますよ。

◆今回のお弁当

しおぎり荘 http://www.eportseya.jp/

上世屋にある公共の宿。海抜500~600mの世屋高原にあり、施設から宮津湾や若狭湾を眼下に一望する絶景の場所にあります。施設周辺には豊かな広葉樹林が広がり、ゆっくり散歩しながら森林浴やバードウォッチングなども楽しめます。地元のお母さんたちが作る食事は旬の食材を取り入れられ、毎回食事を楽しみにされているお客様もあります。1泊2食付き大人6,300円~。

地域の加工グループ「上宮津しその実会」さんの上宮津弁当

 

◆お品書きより

・秋サバの塩焼き、厚焼き玉子、宮津かまぼこ

・宮津ちくわの磯辺揚げ、椎茸と三つ葉の天ぷら

・煮物(里芋と人参、千本ずいきと油揚げ)

・銀杏

・麩と胡瓜のからし和え

・青しそちりめんのお稲荷さん

・瓜、こなっちゃん

(スタッフから)

平成4年から地域の農産物を使った加工品づくりをされている「上宮津しその実会」さん。定番商品は20年にわたり地域で愛されている「青しそちりめん」です。青シソとちりめんじゃこ、ゴマをたっぷり使ったふりかけを、今回はお稲荷さんに混ぜ込んでいただきました。さっぱりしたお稲荷さんはいくらでも食べられますよ。

◆上宮津しその実会の商品は農産物直売所「宮津まごころ市」で!

宮津まごころ市 http://www.city.miyazu.kyoto.jp/~sight/event/tukiiti/tukiiti.htm

 ・場所:宮津市農産物等直売所(パーキングはままち横)
 ・時間:毎週水~金曜日 9:00~13:00
         土・日曜日  9:00~17:00
 ・定休日:毎週月・火曜日

「ペンション自給自足」さんの世屋の里歩き弁当

◆お品書きより(上世屋集落ガイドウオーク)

・おにぎり三種(左から:桜の花入り、玄米おこわ、山椒入り)

・自家製 さばの燻製

・ふきの煮物、山ウドの酢の物、コゴミの胡麻和え、ワラビの玉子とじ、蕗味噌

・天ぷら三種(山茶花の花びら、タラの芽、コゴミ)

・おはぎ(きなこで中は粒あん)

(スタッフより)

春の上世屋ツアーのお弁当。「玄米おこわのおにぎり」(写真中央)はペンション自給自足さんのオリジナルです。噛むとごはんの粒がプチッとはじけてもっちりジューシー。甘みと旨みが口の中に広がります。少し塩気がつけてあり何もおかずがいらない美味しさです。左奥の「コゴミのおひたし」もシャキシャキしていて春の息吹をいただく感じがします。

 

◆今回のお弁当

ペンション自給自足(京都府宮津市木子434 TEL&FAX 0772-27-1741)
スローライフとスローフードのお店。四季折々の山菜等の食材を使ってお料理、そば粉のパウンドケーキなど手作りのお土産品を作っておられます。石臼で挽いた、十割の手打ち蕎麦も人気です。

「箱」さんの上宮津 巡礼弁当

◆ある日のお品書きより(宮津街道ツアー)

地玉子の厚焼き

・かたくちイワシのやわらか煮

・青大豆煮・鯖の焼きへしこ(魚の糠漬け)

・宮津ちくわの天ぷら、宮津かまぼこ

・新子いかの沖漬け(スルメイカ)

・小あじのフライ

・山の芋入り鶏つくねの照り焼き

・干し大根・人参・椎茸のお煮しめ

・菜の花のおひたし ・赤飯と白ごはん(上宮津米)

(スタッフより)ウオーキングツアーの楽しみは…景色はもちろん、なんといってもお弁当!歴史の道100選「宮津街道普甲峠越え」を歩くツアーでお出ししたお弁当。その時期の素材にこだわり手間と時間をかけた上品な味つけが好評です。ある旅行会社のツアーでは、常連のお客様が添乗員さんに「こんなお弁当がいいわぁ!」とおっしゃっていました。

◆今回のお弁当

仕出し「箱」(京都府宮津市小田815 TEL&FAX 0772-22-8432)
大江山連峰のふもと、宮津街道沿いの集落にある仕出し・弁当屋さん。毎回お弁当についてくる「おしながき」もお客様の楽しみ。

「ウワ― すごいパワー」とカメラに収めるお客様達。12月9日、初のコラボのガイドをしました。

 天橋立は自然の織なす技、周辺の山河と対馬海流によって形成されたもの。約8~6千年前 気候の温暖化によって海水面が上昇、ほぼ現在の天橋立の位置に達しました。この頃から、現天橋立の北側から南へ向かって砂洲が形成され始めました。気温変動による海水面の上下を繰返しながら、約2千年前には、現在の大天橋の大部分が海水面に現れました。
 神話では、天界のイザナギノミコトが地上の真名井原におられるイザマミノミコトの元に通われる架け橋です。イザナギノミコトが眠っている間に、倒れてできたのが天橋立。
 天橋立は歴史文化発祥の地、神仏の聖地として、昔から都に大きな影響を与えました。
 お客様の中には、全国のパワースッポトめぐり、英語が話せなくてもインディアンのパワースッポトまで単身乗込んだという猛者も。元伊勢籠神社の境内や奥宮真名井神社の磐座(いわくら)では、「すごい! すごい!」とシャッターの切通し。どれ、どれ? とファインダーを見せていただくと、確かにパワーなるもの 紫色がかった霞のようなものが二つ動いていた。

「百聞は一見に如かず」天橋立のパワースッポトへ是非お越しください。(ガイド 小谷)


 

 10月28日に共済組合の団体73名様が上世屋へ来られます。そのガイドウォークの下見として10月19日にガイド仲間5名で世屋の里を歩きました。
 世屋の里は秋のかわいい野草の花盛りです。まずは野菊が出迎えてくれます。野菊という野草はありませんが、そのイメージに最も近いのがヨメナとノコンギクと言われています。この二つが近くに咲いています。この見分け方は最初のハイライトです。
   <ヨメナ>
ヨメナ
   <ノコンギク>
ノコンギク
 
 次は、薬草として良く知られているゲンノショウコです。世屋の里では赤花と白花の両方が今かわいく咲き誇っています。
ゲンノショウコ・赤花
ゲンノショウコ・白花 
 
 粟(アワ)が稲木(イナキ)に架けられているのも、滅多に見られない風景です。
アワのイナキ干し
 日本の里100選」に選ばれた世屋の里は、この他にも野草の花盛りで、そして農村の原風景がいっぱいです。お待ちしています。
   <midorimushi>
上世屋の水田は無農薬栽培でがんばっています (^_^)v
田植え後に除草剤を撒かずに、生分解性の黒マルチシートを敷いて雑草を抑えます。
だけど、8月には稲よりも「こなぎ」や「おもだか」などの草がびっしり生え茂ります。
それがいかにもおいしそうで、無農薬の田んぼから採ってきた「こなぎ」を食べちゃいました。
コナギ
万葉の頃から食べていたそうですが、米作りの水田では雑草として嫌われ、除草剤を使います。無農薬・自然農法では、除草剤を使わないのでびっしり生えてきて、稲のための栄養分を吸い取られて稲が育ちにくいので、困ります。それで、何とか活用法はないかなあと思っています。
食材としてながめたら、いかにも美味しそうでしょう(*^_^*)
食材のコナギ
生花でもかわいいです(^_^;) ガイド仲間の Kei さんがいけてくれたものです。
生け花のコナギ
油との相性が良いとブログで見て、天ぷらにしてもらいました。なかなかのものです。
天ぷらのコナギ
簡単にできる酢味噌和えを、エコツアーガイドのKeiさんに作ってもらい、9月25日の上世屋エコツアー・藤織り体験のお客様に試食していただきました。残念ながら美味しそうな写真がありませんので、酢味噌和えになる前のかわいい「こなぎ」で想像してください。
年配の方々でしたが、今までに食べたことがない人がほとんどでした。それが、かなり好評で、また食べてみたいとも言っていただき、ほんとにうれしくて、また来年の旬に、しっかり味わいたいと思ったことでした。 <midorimushi>
食材のコナギ

京都府市町村職員共済組合様(2011年10月28日)

・藤織りが、最初むずかしいなぁ~と思ったけれど、作るにつれて楽しくできました。

・藤織り、楽しく夢中になりました。

・初体験でしたので楽しかった。

・大変良かった。

・藤織り楽しかったです。大事に使わせていただきます。自然の大切さ、自然とともに生きることを考えさせられました。

・藤織り…できるんかいな?と思っていましたが、なかなか織りに慣れてくるとおもしろい貴重な体験でした。

・ガイドウオークで知らないことを多く知ることができました。良い天気で素晴らしかったです。

・ガイドウオークも昔日を思い出させてくれる里山歩き、これもまた良し。今回は企画もよく、すばらしい体験学習でした。

・気分がリフレッシュできてよかったです。

・ガイドウオーク良かったです。張り子つくりも楽しくできました。

・子供にかえって久しぶりに真剣に取り組めた。

・初めての体験で楽しかったです。

・子供にかえって久しぶりに真剣に取り組めた。

・大変面白く藤織りができて良かったです。

・天気に恵まれ大変良かったです。雨天での対応が難しいかも?

・張り子体験楽しかったです。もう少し時間があれば良かったかなと思います。

・良い経験ができました。

・楽しませていただきました。

・親切ていねいに指導、案内していただき、貴重な体験をさせていただきました。

・張り子は初めてで、柿渋の塗り方、和紙のはり方など、ていねいに教えていただき、楽しいひとときを過ごすことができました。散策もていねいな説明で、同じような田舎に住んでいても初めて知ることがたくさんあり良い勉強になりました。とても楽しいひとときでした。

・大変楽しい時間でした。今後のプランにもぜひ入れていただきたい。なお、希望通りに参加できればなお良いと思う。

・初めての体験で感激です。

・イメージ通りできなかったのが残念でした。

・初めての体験でよかった。散策はていねいに植物の話をしてくれたが、興味がないので時間が長かった。

・散策を含め良い運動になりました。

・1番楽しかったです。

・難しかったが楽しかった。

・非常にお世話になりました。ガイドの小谷さん、とても人柄が表れた素晴らしいひとときをありがとうございました。

« Older entries