2020初ふきのとう!
「蕗(フキ)は雪の中でも花芽(蕗の薹)を出して冬を吹き飛ばしてくれるという意味で古くは「冬吹き草」と呼ばれていて、それが「ふふき草」「ふうき」「ふき(蕗)」となったとか」と荒川区 入れ歯と歯周病予防の こうへい歯科クリニック(長野在住 院長の親父ブログ)。
ふゆをふきとばす花!とはおもしろい、このネタいただきです!
春が早くきてああありがたいと思っていたら、背筋も凍るようなニュース。
『終末時計 残り「1分40秒」 これまでで最短 かつてない危機』
2020年1月24日 4時46分にアップされたニュースです。
人類最後の日までの残り時間を象徴的に示す「終末時計」の時刻を発表してきたアメリカの科学雑誌は大国間の軍拡競争に加え、気候変動への対策の遅れなどで、人類に対する危機はかつてなく迫っているとして、これまでで最も短い残り「1分40秒」と発表しました。
アメリカの科学雑誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」は23日、首都ワシントンで記者会見を開き、人類最後の日までの残り時間を象徴的に示す「終末時計」の針を、残り「2分」だった去年から20秒進め、残り「1分40秒」と発表しました。これは冷戦期から現在までの間でもっとも短い残り時間です。
その理由としてINF=中距離核ミサイルの全廃条約の失効による核軍縮への不信感や、アメリカとイランの対立の激化、それにアメリカと北朝鮮の核・ミサイル問題についての交渉の停滞や宇宙やサイバースペースを舞台にした新たな軍拡競争の激化などで世界的に軍事的な緊張が高まっているためだとしています。
また気候変動に対する各国の関心が低く、効果的な対策がとられていないことも人類にかつてない危機をもたらしているとしています。
会見にはパン・ギムン(潘基文)前国連事務総長も出席し、「多国間主義の重要性が増している」と述べ、各国間の対話による問題の解決を訴えました。
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ふきのとうさんには、冬をも吹き飛ばす霊力を、大国間の軍拡競争と気候変動への対策のサボタージュを吹き飛ばすのにつかって欲しいものです。
そんなことを思いつつ、気候変動問題や核問題に対抗し終末時計の針をもどすのは、地球のエコロジー、地域のエコロジーからの声なのでしょう。
今年も初心に戻ってエコツーリズム。
エコツーリズム憲章
ひとびとが、自然や環境、文化を発見する旅に加わり、
自然のために、小さくても何かを実践し、
そうした旅人を受け入れる地域を、みんなでつくっていけば、
この国土のすみずみにまで、個性に満ちた自然や文化があふれ、
もっとゆたかないのちを楽しむことができる。
一人ひとりが自然を守り、考え、慈しむ。
自然の中にあたらしい光を見る、
「エコツーリズム」はそのための提案です。
ゆっくりと見回してみよう。
見えなかった色がみえてくる。
気がつかなかった香りに気づく。
聞こえなかった歌がきこえてくる。
季節が移っていく。
あざやかに、大地がここにある。
森がどこまでもひろがっている。
どこまでも空が、海がひろがっている。
風がそっと通りすぎる。
水が落ちて、土を潤す。
生きものたちが息づく。
人間のふるさとは、ここにある。
自然はやさしい。温かい。
大きくて、物知りだ。
時に荒々しい。
時にはひどく荒々しい。
人のくらし、歴史や文化は、
そうした自然とともに育ってきた。
大自然から里山や都市の小さな自然まで、
自然のいのちと人のいのちを共振させる。
そういう旅をしよう。
ゆったりと呼吸し、
ゆっくりと見回し、
おおらかな一歩をしるしたい。
(↑ 高山に芽吹くブナ 稜線のミドリがブナ )
「エコツーリズム」は次の3つを実現し、それがずっと続いていくことをめざします。
地域の自然と文化を知り、慈しむ。
元気な地域が自然を守る。
自然と文化を受け継いでいく。