宮津エコツアー · 2月 2012

2月 2012

上世屋(上世屋、畑)でのボランティア雪掘り出し、4回延べ100人頑張りました。(京都新聞掲載)
地域住民さんの笑顔には、疲れも吹っ飛びます。

南側玄関先が通れるようになり、北側小窓から、明かりが部屋内に届いた時は、 幸せいっぱい

トラベル日本主催日帰りバスツアー

初心者でも安心の山歩きシリーズ「わくわく大自然&フラワー・ウオーク」



概要 宮津市の花コバノミツバツツジの群落と日本三景天橋立を眼下に楽しむ春の縦走ツアー。登山道からの眺めは素晴らしく、宮津湾、宮津市街地を囲むように続く大江山連峰から丹後半島の山々を一望できます。一帯は2007年、「丹後天橋立大江山国定公園」に指定されており、ガイドの案内でこの季節ならではの花々を満喫していただけます。
設定日 2012年 4月24日(火)
行程 各地発=宮津・天橋立=滝上山、裏登山口・・・滝上山(119m)・・・平岩山展望所・・・妙見山(370m)・・・題目山(264m)・・・金引の滝(日本の滝百選)=天橋立温泉「智恵の湯」(入浴、入浴料各自負担)=各地
発着地・時間 天王寺7:00、難波7:20、梅田7:50 ※19:50~20:30頃帰着予定
旅行代金 1名9,800円(地元こだわり弁当付)
ご旅行条件等 http://www.travelnippon.co.jp/tour/walking/category21/0441.html
お申込先 トラベル日本 ℡06-6271-4988 営業時間:午前9時30分~午後5時30分(土曜日は午後0時30分)※日曜・祝日は休み

  2月27日には、NPO里山ネットワーク世屋の呼びかけに応じた雪かき応援隊・第3陣が宮津市上世屋へ来てくれました。すっぽり雪に埋まった世屋高原休憩所へ集合です。上り階段は、まだ背丈を超える雪の壁の間です。

雪に埋まった休憩所への登り階段

 京都市からは、京都府立大学や立命館の学生・OBグループ9名。京丹後市から2名、地元組がガイド部会の3名を含む5名のメンバーです。

 世屋高原休憩所の玄関前には、屋根から落ちた雪を利用して「かまくら」が掘られており、かわいいお姫様たちが出迎えてくれます。

かまくらの中のお姫様たち

 早速に着替えを済ませて、カンジキやスノーシューを付けて準備運動、そして作業練習に休憩所横の藤織り伝承館前で頑張りました。昨夜から10cm程新雪が積もっています。

藤織り伝承館前の除雪

 お昼は、世屋高原休憩所で地元特産銀杏のたっぷり入ったおこわご飯のお弁当です。甘酒の差し入れが、合力(こうりょく)の会からあり、しっかりよばれました。その間に、雪に埋もれた世屋の様子について、世屋・高山ガイド部会代表のYさんが案内しました。

おこわ弁当と世屋・高山の案内

 午後は4班に分かれて、自力除雪が困難なお宅の合力(こうりょく:手助け)です。

雪に埋まったトタンをかぶせた茅葺き民家

 私たちは、一人暮らしのシズカさん宅へ伺いました。大きな屋根から滑り落ちた雪は、玄関側は重機を使って除雪されていましたが、横側やウラ側はまだ軒先まで雪に埋まっていて、家の中に光が入りません。

雪を投げ上げる場所の除雪

 まずは、雪を持ち出す場所の確保・除雪です。雪を掘り上げる場所の雪をどけて低くする作業です。

窓が見えてきました

 雪も少し降り止んで、時々日が差す中で、3人がかりで1時間半、やっと何とか高窓が見えてきました。でもまだ足元には2m近い雪があります。

作業を終えてシズカさんと記念撮影

 時間切れで作業を終えて、シズカさんと記念撮影。うれしいひとときです。少しだけお役に立つことができました。

 応援隊の皆さま、ありがとうございます (^_^)v   <midorimushi>

2月26日には、雪かき応援隊の第2陣が宮津市畑(はた)の集落に来てくれました。ここ数日の好天で、かなり雪の量が減りましたが、まだまだすごい雪に埋もれています。

すぐに雪の山に挑戦

京都市からマイクロバスで9名と、ブログなどの呼びかけに応じて福知山市から2名、京丹後市から3名、そして地元の世屋・高山ガイド部会から4名です。

校門付近の雪

到着するとすぐに着替えて、まずは肩慣らしで元小学校だった集会所への入口確保です。校門も掘り出されてきました。

グランドの標柱と雪に埋まった建物

畑区長(自治会長)さんがグランドの真ん中に180cmの標柱を立てておられ、雪の上に35cm顔を出しています。まだ145cmの積雪です。ウラの雪山の中には建物が隠れています。屋根からずり落ちた雪にすっぽり埋まった形です。

雪の中の建物

雪の山を横から見るとこんな状況です。

グランド横に残されたブランコも、雪の中でさみしげです。

土蔵は一段高い場所にあり、何とかこちら側は見えています。

グランド横のブランコ

お昼は公民館で、おいしいお弁当です。地元の農産物加工グループのお姉さん達が作った丹後寿司(ばら寿司)と絶品の芋ようかんが本日のメニューです。丹後寿司は、寿司ご飯を平たく押し詰め、上に鯖の水煮(缶詰)を甘辛く煮込んだおぼろが載せられているのが特徴です。おいしい丹後コシヒカリと甘辛いおぼろや椎茸などの具材が何とも絶妙です。これは味わってみないとわからない幸せ感です。

丹後ばら寿司と芋ようかん

午後は、3班に分かれて公民館や空き家の雪かきです。

雪に埋まった空き家雪で埋まった畑川

家の前に川があり、雪を捨てる場所があったので比較的楽でしたが、2m幅の川も道路を除雪した雪で埋まっています。

何とか玄関前を除雪

6人が1時間余りで、何とか玄関前を除雪し左側側面の下屋(げや)の雪をどけることができました。

作業を終えて満足気(疲れ顔?)な面々

その後は、公民館除雪組と合流して奥の空き家への通路30mを頑張りました。午後3時に作業を終えて、区長さんを囲んで記念撮影。

お疲れ様でした (^_^)v   <midorimushi>

 

海の目線で自然と一体!海上を自由に動く爽快感。

 

概要 日本三景、天橋立の松並木や砂浜を眺めながらカヌーを体験。海に抱かれ自由に動き回ることができる爽快感、低い目線から、海や自然との一体感、天橋立の自然の魅力を味わえます。
実施日 3月25日(日) ※4月以降も開催予定です。
所要時間 約2時間30分①午前の部:9:15~(体験場所:阿蘇海側)②午後の部:13:15~(体験場所:宮津湾側)
集合場所 9時15分集合天橋立ユースホステル(宮津市中野905 電話0772-27-0121)※お車で「与謝天橋立IC」から車で約20分。
受入人数 7人(申込先着順)
参加料金 6,000円(カヌーレンタル代・保険料含む)
※カヌー持込の場合3,500円
備考 ■服装・持ち物水にぬれても良い服装、バスタオル、ぬれても良い靴、帽子、飲み物、メガネバンド(メガネ使用者)、着替え(ぬれた場合)、防寒を考えた服装、雨具、保険証のコピー■注意事項・インストラクターや主催者の指示に従ってください。・海上講習中は漁業者の網や船に近づかないように注意してください。
お申込先 天橋立ユースホステル 電話0772-27-0121 メール:info@hashidate-yh.jpまたは、宮津市役所産業振興室 宮津市エコツーリズム推進協議会事務局 電話0772-45-1625

■集合場所

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大阪シニア自然大学校の2012年度の計画について、宮津市に連絡があったということです。今年度は、二回です。一回目 6月1(金)~3日 2回目 8月24(金)~26日ということです。他の施設との競合がある中、使い続けてけいただいてありがたいかぎりです。世屋・高山ガイド部にも、ブナ林コースの再開が見込めないが里山研修は行いたいとのこと、スタンバイはしておいてくれという連絡です。その場合はいずれも中日(土)をあてるということ。要請があれば全力で対応させて頂きたいと思います。
さて、ブナ林は確かにこの部会の売り物ではあります。200年の森の生態系の複雑さは口では伝えがたいものがあります。しかし、それも里山の暮らしが作った一つの姿。この間、わたし達は、丹後半島に息づいた高地集落の里山には、ブナ林以外にも、生活文化、生態系 水田や里の植生、地質地形 等 伝えるのに値するものは、それこそ山ほどあるということを学んできました。どういう要請があっても、対応可能と思っています。
 ブナは、日平均気温が6~7℃ぐらいになれば、開葉、雄花の開花を始めます。 明日の丹後の気温予報は、最高7度、最低2度ということです。 平均4.5度、ブナ林の標高を考えると2~3度は低いので、開葉までにはもう少しかかります。とはいうものの 日の出, 6時37分, 日の入.17 時49分.です。日照時間は11時間になろうとしています。草木の体内時計センサーにスイッチがはいるのはもうすぐです
視野を広く持った研鑽を積んでいきたいものです。

春を待つ干物・・丹後の鮮魚屋 橋立やまいち

美味しい干物も、きれいに並んでお待ちしています (^_^)v

「地元観光ボランティアガイド発表会」が開催されました。

北近畿各地のガイド団体が集まり、日頃の活動の様子を発表する「地元観光ボランティアガイド発表会」(NPO法人北近畿みらい、成美大学地域活性化センター主催)が開催されました。宮津市エコツーリズム推進協議会からも、「上宮津・杉山ガイド部会」の智原代表、久古副代表が発表されました。

・株式会社出石まちづくり公社(豊岡市)

・琴引き浜ガイド(京丹後市)

・宮津市エコツーリズム推進協議会(宮津市)

・舞鶴観光ガイドボランティア「けやきの会」(舞鶴市)

・福知山観光ガイドの会(福知山市)

・丹波市観光ボランティア連絡協議会(丹波市)

・ふるさと亀岡ガイドの会(亀岡市)

・ディスカバーささやまグループ(篠山市)

※発表順

皆さんの応援を、スコップやスノーダンプが首を長くして待っています (^_^)v

応援隊を待っています雪かき応援隊募集の案内

2月20日(月曜日)は久しぶりに晴れ上がりました。

前日まで雪が降り続きスキー場は140センチの雪で周りの山も雪で綺麗です!!

本日は杉山頂上目指して3人で挑戦です。標高600メートルの地点まで登り橋立を眺めて帰ってきました。

頂上までは行けなかったけど杉山林道より高い位置から橋立を眺める景色は素晴らしい!!!

            杉山頂上付近からの橋立


スキー場上から橋立を望む・・・晴れて気持ちがいい


これから登る杉山・・白いところを目指して

      茶屋ガ成へ降りる途中からも橋立が・・・

 

  
林道へ降りてきました。標柱のここまで雪です。

       杉の植林の中を歩きます。雪が綺麗について・・・   

嫁入り道の先から山の中へ入っていきます。

      だいぶ登ってきました。前の白い山がスキー場です。

      橋立を



スキー場を見ながら・・・降りていきます。

林道へ降りて来ました。


茶屋ガ成るからスキー場へと登ります。歩いてきた足あと
向こうには先ほど登った杉山上の白いところまで登りました。

スキー場へ降りてきました。今日は雪山を充分満喫できました。

 「また違う顔を見に来ます。」~除雪応援隊について~
19日、里山案内舎発案!ネットワーク世屋のよびかけ、京都府の緊急助成支援で世屋の豪雪地域に対して、除雪応援隊が組織されました。市内周辺の方々に加えて、藤織り保存会、里山案内舎の方など。世屋・高山ガイド部会からは、Mさん、HさんとYが参加しました。様子は、今朝の京都新聞などに掲載されていますので、ごらんになって下さい。

  ▼ H24.2.20.付け 京都新聞丹後中丹版 

京都新聞丹後中丹版・雪かき応援隊

 今回の企画は、『雪がたいへんです、暮らしを押しつぶします。「どうか助けて下さい」』とネットなどに発信し訴えたところ、「こまってはるんやって、自分の力がちょっとでも役に立つかもしれない」と、受け止めて、人が集まって成立したものです。

屋根の雪を降ろします

 世の中どうなっているんだと思うこともたくさんあります。しかし、阪神淡路大震災から東北大津波、原発事故を経験し、今度は首都直下型か東南海大震災が避けられないという不安がある中、「日本は、助け合わないとどうにもならない、しかし、助け合えばどうにかなる!」いわゆる絆意識がしっかりと根付きだしたのかと思います。

屋根の雪を、持ち出します

 終了して、休憩しているときに、参加者の皆さんに井之本さんは藤織りの紹介をしました。Mさんは、べったら漬けのアピール。そして、「ガイドブック」と「エコツーパンフ・また来たい」の配布しながら、雪の下から現れる春を想像したらたのしみじゃないですか、見たいと思いませんかと話を向けたら、ぜひみたい、また来たいという反応。訪問ノートにも「◇上世屋の皆さん、ありがとうございました。また、来ます ◇と~っても素敵なところ!心の・・・(判読不能) ◇除雪作業たのしくできました。景色もとてもすばらしい。また遊びに来ます。ありがとうございました。◇初めてこんな大量の雪に囲まれました。たいへんさと楽しさ、世屋の魅力を感じました。また違う顔を見に来ます。◇初めてで何もかも新鮮でした。世屋も素敵ですね。また来ます」と記帳されていました。参加された方には、雪の中に暮らす人の気持ちを励ます社会的貢献をして頂きました。汗をかいてもらいましたが、そこに楽しみも見つけ出しておられたのです。
 一方、受け入れる地域の人も「抜け目なく」「たくましく」成長しています。集まった人に、手作りコンニャクやぜんざいが振る舞われ、べったら漬けが売られていました。
 雪は資源!人が集まるところ商機あり、 雪が人を集め、地元は人が集まることを商機とし、潤う仕掛けを作って待ち受け、ボランティアの人は、社会的貢献しながらそこに楽しみを見つけ出した!今回の企画には、そういう構図が見られました。こういう仕掛けって、「エコツーリズム」そのものではないですか。 勉強するところも大いにあった企画でした。
 今後、26日には、畑地区、27日にもう一度上世屋地区と二回、計画されています。いずれも、11時公民館到着、16時解散の予定です。~話は飛びます!~今日、その畑地区で雪崩れの合間に顔を覗かせている緑のものを見つけました。ふきのとうです。。植物は日照時間に反応して開花の準備をします。フキノトウは、雪の下でもわずかな明暗の変化を感じ、春の準備をしていたのです。さしもの雪も、日照時間の延びた光によって、どんどん水に姿を変え、紙漉の里の谷川をいわばしっていました。春は間近。春になればその地域でわたし達も活動させてもらうのです。そんなわたし達のわずかな合力が、春の仕事へ村の人が気持ちよく向かえる力になるのならありがたいかぎりです。
26日、27日の除雪応援に都合をつけて頂ける方は、ぜひご参加ください。
屋根を掘り出した応援隊の皆さん

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