平成27年5月31日付け京都民報で、上世屋の山頂に現れ出てきた戦時中の見張所遺構について、記事掲載が
ありました。
平成27年5月31日付け京都民報で、上世屋の山頂に現れ出てきた戦時中の見張所遺構について、記事掲載が
ありました。
「ヒルガオや この道唐の 三千里」
蕪村さんってすごい人です!
この 「ひるがお」をどこでみられたのかは不明てすが、三千里、群生を想像させる言葉ですから、おそらく阿蘇海あまのはしだて周辺の海岸ではなかったでしょうか。ハマヒルガオとヒルガオの区別が当時厳密にされていたのかもふめいということもありますから、この「ひるがお」は「はまひるがお」と解釈していいのではないでしょうか。
ちなみに浜ヒルガオ、、、北からきたものか南からきたものかというと、南からと『海から来た植物 -黒潮が運んだ花たち-』(中西弘樹著)はおっしゃいます。「唐」という海の向こうの國を、山の畑の畦道では思いにくいじゃないですか。
さて、「容貌」、これは「ようぼう」と読みます、見目麗しさを意味します。容も貌も「かお」と読みます。つまり、容花もかほばな、貌花もかほばな。つまり、あさのかお、ひるのかお、ゆうべのかお、のかおは「顔」ではなく「容」もしくは「貌」をあてるべきなのです(^.^)
高円の 野辺のかほ花 面影に
見えつつ妹は 忘れかねつも
(万葉集巻8-1630)
あんたは野辺に咲きにおう『かお花』のようにかわいいよ(大伴家持)
また、蔓ではあっても樹や草にまきつきません、地をはうようにひろがっていく、こういうひろがりかたをする植物を匍匐性植物といいます。
人はその様子をみて、身を隠し、危険をさけて敵に近づく様子を「匍匐前進」といいましたが、ハマヒルガオは銃剣などは担わずに平和にひろがっていきます。若者に銃を背負わせ「匍匐前進」させるなんてことは絶対にあってはならないと、ハマヒルガオはいっているようです。
水田に落ちた「ガ」を食べるアメンボ、、
食べるというのは不正確、、消化液を注入して吸うのだそうです。
見ていると獲物とゴミを判別して寄っていきます。それは、水面の振動をキャッチして獲物と判断しているのだそうです。また、水上スケーターのように滑ることが出来るのは足の裏に細かい毛がびっしり。そこに空気を溜めているから、、小さな生き物ですが、見所いっぱいの生き物です。
究極のサプライズは、その名の語源。①たんぼ→水→雨→アメンボ ②「におい」→「甘い飴」+坊→「アメンボ」さて、どちらか?①ブー②ピンポンなんですって。雨が降って水たまりが出来るといつの間にか集まってきているから、ほら、潮だまりにいるアメフラシをいじるとだす紫色の液汁を雨雲に見立てて「雨降るらし」というように、てっきり「雨」由来だと思っていました。飴ん坊、、名付けた人の臭覚に感動。ほんまかいなテレビのクイズ番組レベルの驚きです。
友がみな我より偉くみゆる日!
ってことがあります、、そんな時どうするか、一杯飲む!それも方法ですが、啄木さんは、「花」を買いました!「花を買いきて 妻としたしむ」、、、
まとめると 「友がみな我より偉くみゆる日 花を買いきて 妻としたしむ」
明治43年当時24才、、人生の重圧を支える花、、野に花はたくさんあるはずなのに、わざわざ買いもとめるほどの「花」!種類、色、値段それはどんな花だったのでしょうか、そして、「妻」と交わした会話は、、、!
花の力の奥深さを考えさせる名歌です。
そんなわけで、
□花よ咲け、初夏を彩り 世屋の里 世屋野蕪村
せいようなでしこ サルビア こすもす キキョウ苗などなど
ちなみに、この花たちは、ここでもらいました。
これだけてんこもりで1500円ていど。
野田川バイパス石川ローソン交差点加悦寄りふきん。ものがよくて種類が豊富でやすい、、三拍子そろった花屋さんです。
アヤメに蜜をもらいに訪れたマルハナバチ!
さて、彼らに農薬、特にネオニコチノイド 系の農薬が有害ではないか、と疑われる現象があいつぎ、検証実験が行われて、やっぱりそうだ!という実験結果がでたとニュース。
実験方法は純粋な砂糖水とネオニコチノイド 混じりの砂糖水とを並べて置き、ミツバチが集まる様子に変化はあるかを観察する、、その結果、ミツバチは、好んでネオニコチノイド 混じりの砂糖水に集まったというのです。言うは易し、行うは難し。発想は単純なんですけれど、もともと小さなクローンのような生き物、どれがすったやつでそれがどう変化して、、などというのを量的に追い続けることも至難の業。住友化学などが生産しているということですが、農薬メーカーも納得しない、アウトドア、というすべての動植物にさらされるという条件下で農業を営むのはたいへんなことです、すぐには「そんなことならどもならんほっとけん」とはならない、議論がつづくようです。
一方、除草剤の世界にも共通の問題があるなか、食の安心最優先て゛安全対策にこだわった農法て゛おこなわれているのがこの田植え。
(↑ せや姫たんぼ 飯尾醸造さん 田植え 05/23 10:57)
稲の苗が根付く間、他の草たちの芽生えをおさえるというアイデアでマルチする、紙なのでやがてとけて土になるのです、、。
ちなみに、化学殺虫剤ネオニコチノイドの前身はニコチノイド。タバコの葉に含まれるニコチンを利用したものです。タバコが毒を含む、これは彼らが身を守るための自衛措置。それを農業に利用しようとするのも人の知恵、、けれども、人体に対して発がん性を持つことが明らかになって生産停止になったものです。それを「改良」して登場したのがネオニコチノイド。
それにしても、ニコチンの毒性は青酸に匹敵するという認識があるのに、「ネオニコチノイド」改良タバコだと販売し続けるのも、核兵器を必要悪といって保有し続けるのと同じで、ものの順番のわからない人ってこまったこってす、、、というミツバチの呟きにウスバシロチョウもうんだうんだ、と賛同。
カエル目当てに森本田圃の代掻きに集まったサギたち。
1 首尾よくカエルを咥えたアオサギ
(↑撮影日時 5/21 9:49:20 )
さてこのカエルをどうするか? そのままのみ込む と、思うでしょ、そうじゃないんですよ、
カエルを洗って食べる!
連続写真。
2 再び水へくちばしごと
(↑ 撮影日時 5/21 9:49:21)
3 もちあげて
3 しっかりくわえたまま
(撮影日時 2015/05/21 9:49:22)
4 あらよっと
(撮影日時 2015/05/21 9:49:22)
5 ゴックン
(↑撮影日時 2015/05/21 9:49:23)
とらえて、あらって飲み込む、この間3秒あまり。これがたまたまなのかと他も見直すと同じようにしていました。振り回して弱らせてからのみ込もうとしているのかも知れません。
お腹いっぱいの決めポーズ!
天の橋立上空に逆さ虹(環水平アーク)
そして、日暈(ひがさ・にちうん)、
籠神社にお参りの人も、空を見上げてらっしゃいました。
※このシーンを撮りたかったので、空にほれ!と教えてあげたのですけれど(^.^)
完璧な日暈(ひがさ・にちうん)はかなり長く続きました。
上世屋についてからも、、、
22日11時過ぎころのことです。、雲の帯が日本海から太平洋側にかけてかかっていたため全国的に観測できたようですね。
投稿がネットにはずらり。中には、◇ 「5月4日に全国で報告されたような環水平アークの虹。翌日、東京では震度5弱の地震があったけど、これは関係ないのかな」。そんなことはなくて、天気が下り坂ですよという現象。翌日朝5時前の東の空、
内山上空は朝焼け。朝焼けは雨というじゃないですか。