大きさ、肉厚、味ともに日本一と賞される京のブランド産品「丹後とり貝」。
今年も宮津・舞鶴・京丹後の海で大きく育ち27日出荷が始まりました。
産地・宮津でも気軽に食べていただこうと「丹後とり貝昼処」がスタートしています。今年で6年目、市内27のお店が参加しています。
「食べてみないとこの感動はわからない」(お客様の声)
6月下旬までの期間限定!!ぜひ宮津へお越しください。
大きさ、肉厚、味ともに日本一と賞される京のブランド産品「丹後とり貝」。
今年も宮津・舞鶴・京丹後の海で大きく育ち27日出荷が始まりました。
産地・宮津でも気軽に食べていただこうと「丹後とり貝昼処」がスタートしています。今年で6年目、市内27のお店が参加しています。
「食べてみないとこの感動はわからない」(お客様の声)
6月下旬までの期間限定!!ぜひ宮津へお越しください。
一年に一度あるかないかのスーパーな晴。春が一気にアクセルを踏み込んだような4月27日。M小三年・社会科学習 365分の1の確率であたる特等宝くじをあてた快晴のなか、里をウオークし、民家を見学し、暮らしの話をききました。たんぼの草道には、ヘビがいました。合力の家には「まっくろくろすけ」がすんでいました。
「つめたーい うじゃうじあー はじめてみた ここの川はおとがする 目にしみたけむり おもしろーい こわーい 時間がゆっくりー」
などの言葉が飛び交っていました。
棚田の保全や多様な生物の成育する環境の保護の取り組み、さとの技伝承と教育とエコツーガイドのコラボ。しかし、三年生だから、五感を大事にしよう、せやの里の自然とくらしを感じさせよう、それを課題にプランニングした立場からはガッツポーズ。mさん、sさん、いのもとさん、お疲れ様でした。
※ その後、午後からkさん、siさんが加わって、万葉の草木採集。合力の家の前が、万葉植物園になりました、
【ガイドウオーク・当日シナリオ】
おはようございます。
皆さんの学校は、どこにありますか。
教えてください
【 】
ここは、なんというところですか
【 】
ここも宮津市です、
同じようにたんぼや畑・家や川があります。
けれども坂道を、グニャグニャ回って登ってきましたね、
ここは標高が400mあります。気候、お天気も違います。それに合わせた暮らし方をしています。だからそのかたちなどはずいぶん違うところがあります。
どんなところが違うかで、皆さんの目でたしかめてください。
まず、たんぼから。
水をはってある田圃と
張ってない田圃があります。
張っている田圃 苗のお家。夜も寒いので暖かく過ごせるようにしてあげている稲の赤ちゃんのお家
丈夫になって、外に出しても大丈夫になったら外にだして植え替えてやります。
水をはっていない田圃、こっちに
その苗を植える、つまり田植え、
もう少しさき。
これが川、小さいので溝、小川。
水を田圃に届ける道。
水についていきましょう
田圃は段々になっているので、
上の田圃から下の田圃へと順番に張っていくのです。
おたまじゃくしです。やまあかがえるというカエルになります。カエルをお百姓さんは、大切にします。なぜかわかりますか。
ここは、レストランなんです。メニュー、カエル
お客さんはだれだと思いますか。ヘビさん、とんびさん たかさん、いのししさん。
みんなの近くの田圃はどんな形をしていますか
四角い、まっすぐ、広い、
ここの田圃は、四角くない、まっすぐではない、小さい。
山や谷に沿って田圃は作っていたんですよ。
~メモはいいですよ、心のカメラで写真、とっておきましょう、かしゃっ!撮れましたか~。
元々の形がそうぞうできますね。四角いまっすぐな田圃にすると、元々の自然の形が分からなくなります。
①家の形 手を広げて下さい。すっぽりと囲めますね。この中に約20軒ほどのお家があります。
屋根に登れますか。
手に吸盤のついている人いますか?
②畑の利用
ここは畑です。そばやコンニャクとか豆とかを作ります。
はたけは、どんな漢字ですか。田と火。草や木をはやし、それを燃やしてその灰を肥料にしたのです。
いまでは、野菜、ネギ、はくさい、ダイコン、ゴボウ等も作っています。稲ほどは入りません。けれども水はいります、だから、水の容器がおいてあるのです。
③ 水はどこから
川です。眼を閉じて聞いてください。
トトと何が聞こえますか。
勢いよく流れています
みんなの学校の前にも川があるでしょう
こんな音きこえますか
この川上は、山です、その先は、空。
生まれたての川なんです。ここから海へ向かってスタート。
どうでしたか、これが山の里のたんぼ・小川・水・畑・家・川です。次は、民家の見学をします、人は、ここでどんな風にくらしてきたか、そのお話をきいてください。
これでウオーク、おわります。
2011年12月19日 ご紹介した ばら科オオズミです。いま、まさにこの状態です。
気品があり、世界遺産登録への取組を進めている天橋立の奥ゆかしさです。
上世屋を知ることは伊根をしること・伊根を知ることは上世屋をしること!
川西写真クラブの皆さんから丁寧な礼状をいただきました。当日担当したSさん、Mさんたちのガイドだけでなく、合力の家で待ち受けて頂いていたいのもとさんはじめスタッフみんなが、お客さん第一に考え対応して頂いたおかげです。
さて、川西写真クラブの皆さんは、まず伊根へ行き、舟屋の里をみ、それからせやの里へ回ってこられました。
!!
気づきませんでした。伊根とせやの里とは一体であることに。大阪からみたら、伊根と上世屋とは目と鼻の先以上に近いじゃありませんか。
伊根からは、せやの里が見えるのに、せやの里からは伊根が見えるのに。
伊根をじっくりあるき直してみましたよ。
・・・・地形を生かした、立地と海に生きる暮らしの智恵と技、それらが醸し出す味わいは「ここしか」のものとあらためて実感しました。
エコツアーのガイドは、この「ここしか」を基本にして、「今しか」「貴方しか」を演出しなければなりません。伊根の舟屋撮影の多くは平田付近、漁協、舟屋の里公園が撮影地になっているようです。たしかに立ち寄りスポットではありますが、ここをもって伊根の舟屋の里をとってきたというと、なんチャラの石清水詣でになってしまいかねないと危惧を持ちます。そこで、写真クラブを想定しての私案。撮影地を立石、亀島付近を提案します。
まず、撮影地への入り方。日出の船着き場より海上タクシー(分乗)を利用して亀島へ。バスは、伊根郵便局付近に回して待機。
次に撮影ポイントは、四カ所。
① 湾の出入り口付近の灯台、亀島、舟屋
②慈眼寺境内からの湾の展望 ここからは、湾と丹後の山の関係が一目瞭然 ※柿渋、藤布など山の産物が漁具に使われていること
③ 慈眼寺下の岩壁から見る舟屋と船
④亀島・立石の路地歩き 古都京都の路地に通じる味
◇お立ち寄りところ 舟屋を焼き物(陶芸)展示販売+喫茶に改造した伊根工房。ここは一押し二押し三押し!海とくらしと人間がぎゅーッとこね上げられた作品群は一見の価値有り。経営は女性陶芸家の倉さん。伊根の話をしたら止まらない。絵も見せてもらえるかも。
◇お食事は、その後、舟屋の里公園、平四郎、渚寿司、など
◇時間によっては、平田の向井酒造さんなど
◇この後、せやの里へ上がってもらいます。
・・・・これで伊根の舟屋の里と併せた写真ガイドの完成!・・・(Mさん、ほんまかいなーとおもってませんか。ええ、地元を知っているガイドならではの立案と確信を持っての提案です。、、、こういうのにこわいこわい落とし穴があるんです、商品にする前に他人の目で実証して置かないといけません、日を改めて伊根と上世屋を続けてあるきたいのですが、もちろん海上タクシーも利用してです、お付き合いしていただけないでしょうか!!)
4月24日ツアーが中止になりましたが良いお天気なので二人で花の山を縦走しました
丁度良い時期でミツバツツジ、イワカガミ、スミレなど目を充分楽しませてくれました。
滝上山の登山道
滝上山から天橋立を・・・
シハイスミレ(葉の裏が紫色になっている)
登山道横にひとかたまりに咲いてひと際目を引く
オオイワカガミ(イワウメ科)
登山道にづーと咲いています。可愛い・・・
ミツバツツジ・・・宮津市の市花
ひと際鮮やかに咲いていました。
平岩展望から
ミツバツツジと天橋立
妙見山頂上より
縦一文字の天橋立
イヌブナ
色鮮やかな黄緑色の芽吹き・・・イヌブナ
題目山より天橋立を
ここでもミツバツツジが迎えてくれました。
金引きの滝
まだ水量の多い滝です。降りて来て滝のマイナスイオンでほっとします。
今日は快晴でしたが、黄砂が飛んで生憎展望が効きませんでした。しかし、滝上山からずーと
ミツバツツジの花の道でした。オオイワカガミも登山道に少しづつ咲いていました。ほんとに花
にぴったりの時期でした。
藤波の 咲く春の野に 延ふ葛の・・・・・
2012,4,26
24日は、籠神社の春祭でした。京都新聞も報じていたとおり、この祭は別名藤祭。巫女さんが藤の花を飾った冠をかむって舞います。世屋の里に訪れていたサクラ前線も、さらに北!へ旅立ち、次にこのせや街道を登ってくるのは藤の花前線。伊根の海岸沿いの藤は蕾の房をつけていました。せやの藤は、葉芽が膨らんだ状態。桜を撮りに入らしたカメラマンの皆さん、次は、この藤のウオッチはいかがでしょか。
さて、藤を取り上げた歌が万葉集には、21首。その中で、これ、ちょっとよくないですか。
藤波の、咲く春の野に、延ふ葛の、下よし恋ひば、久しくもあらむ
《藤が豊かに咲く春の野に這うように延びている葛(くず)のように、人目につかぬように密かに恋していますけれど、わたしの想いがかなうまでにはどれくらいかかることでしょう》
閑話休題
①サクラと藤がいっぺんに咲いたらどんなことになるか、もしかしてと思い、見てみました。運勢占い。藤サクラの今日の運勢、もう一つ、桜藤子の今日の運勢、さすがになかったです。桜井藤子さんは、あるようです。
②日本人の姓
藤原氏を出自としてその流れを汲む◇◇藤さんという名字は、十六通りあるそうですね。( 佐藤、伊藤、斎藤、加藤、後藤、近藤、遠藤、工藤、安藤、内藤、須藤、武藤、進藤、新藤、神藤、春藤)
これ、せやの里のお客さんのネタになりませんか。
「佐藤さん、いらっしゃいませんか、
(はい、私)
ひょっとして、ご親戚に佐渡の方がいらっしゃいませんか。」等。
・・・・・多くは旧国名・役職名+藤と言うパターンが多いのだそうです。
三年社会科学習ガイドプラン
2012,4,25
三年社会科学習ガイドに向けてMさんと歩きました。学習といっても対象は三年生!見る、感じる、そんな実感ををためる時期です。「孫」を想定して、搾りに搾ってエキスだけ、ということで、次のようにガイドプランをたててみました。相手にとって不足無し!とはいいながらとうてい想定通りにいくとは思われませんが、、、まあ準備だけは、、、それに今後ファミリーでの利用にも対応しなければなりません。そんなこともあるのでMさんとシナリオ化しておこうとまとめてみました。低学年対象のガイドプラン、そんなことへのたたき台にしてください。
■日時 4月27日(水)
■人数 二クラス 70名
■里山巡りコース、
S 合力の家→のうだ→馬場→里中→G 合力の家
■距離 約600m
■標高差 約20m
■時間 30分
■里の状況
春を迎え、野山の動植物の活動がさかんである。米作りもスタートしている。
■ガイドポイントとシナリオ
①水を張った田圃と張ってない田圃
ここは、たんぼです。米を作るところです。稲を育てる準備をしています。
水をはってある田圃と張ってない田圃があります。張っている田圃にはもう種がまかれています。米作りがはじまっています。苗を育てています。
水をはっていない田圃は、その苗を植える、つまり田植え、もう少ししたら水をはります。
②段々田圃と水
田んぼは、段々になっています、水は張っていくのはどっちからどっちへ張っていくかどんな順番に張っていくと思いますか。
上の田圃から下の田圃へと順番に張っていくのです。
水になってみましょう。
③ 田圃と命
おたまじゃくしです。やまあかがえるというカエルになります。カエルをお百姓さんは、大切にします。なぜかわかりますか。
ここは、レストランなんです。メニュー、カエル
お客さんはだれだと思いますか。ヘビさん、とんびさん たかさん、いのししさん。
④田圃の形
ここからはもっとも古い形のたんぼたちを見ることができます。
みんなの近くの田圃はどんな形をしていますか
四角い、まっすぐ、広い、
ここの田圃は、みんなちがう、四角くない、まっすぐではないぐにゃぐにゃ、小さい。
山や谷に沿って田圃は作っていたんですよ。
元々の形がそうぞうできますね。
⑤家の形 手を広げて下さい。すっぽりと囲めますね。この中に約20軒ほどのお家があります。
屋根に登れますか。
手に吸盤のついている人いますか?
なぜ、こんな形になったのだと思いますか。
⑥畑の利用
ここは畑です。そばやコンニャクとか豆とかを作ります。
はたけは、どんな漢字ですか。田と火。草や木をはやし、それを燃やしてその灰を肥料にしたのです。
いまでは、野菜、ネギ、はくさい、ダイコン、ゴボウ等も作っています。稲ほどの水は必要ではありません。
けれども水はいります、だから、水の容器がおいてあるのです。
⑦ 水はどこから
川です。雨が降っていません。なのに、勢いよく流れています。
この水はどこから流れてくるのでしょう。
「山からにきまっとろうぎゃあ!」
「山にダムがあって水が貯めてあるからだあや!」
・・・・・・君たちはかしこーい!!
山と里の暮らしは一つなんです。
以上終わり
宮小三年社会科学習・世屋の里でのガイドについて
2012,4,25
宮津小学校様より、三年生の社会科学習について、世屋の里でのガイド及び企画プランニングの依頼を受けました、お題は
社会科学習 市の様子を学ぶ
① 丘陵地の土地の利用を知る。
② 山辺の暮らしの様子や生活での工夫を知る。
です。
そこで、①については、 里山巡りで、コースについては、
S 合力の家→のうだ→馬場→里中→G 合力の家
また、②については、合力の家で、(囲炉裏・はしら・くど・風呂・中二階・タカ)などの民家の見学と(ふじおりかんじき簑藁靴柿しぶ食べ物食べ方)など、里山のくらしの智恵と技についてお話という形を提案し、了解いただいています。予定は、4月27日(金)10時~11時30分です。担当は、①については、三宅さんと安田、②については白石さんと井之本さんで、準備させていただいています。お手透きでしたら、春を楽しみがてら研修参加してください。