五十河田んぼの夕べ
さてこのタイトル。
夕べの帳の色目だけなら、タイトルは、静謐で決まり。
しかし、撮影子が楽しんでいるのは、じつは別のこと、ここでいま行われているカエルライブ!
その数しれない、姿こそ草むらに隠しているもののおそらくトノサマカエルたちの、目的は一つ、雌がエルの目を覚ますこと、
みんな鳴き明かそうぜー
意欲体力満々の雄カエルたちの誰が音頭を取っているかわからない、面々ころころの絶唱
それを、楽しんでいるのです。
同じ場所の昼間の静かなこと!
しかし、カエル、かわずの鳴き声、これは、古代の大切な歌のテーマ。万葉には、20首も詠まれているとのこと。
- みもろの神なび山に五百枝さししじに生ひたる…
- 今日もかも明日香の川の夕さらずかはづ鳴く瀬のさやけくあるらむ
- 家人に恋過ぎめやもかはづ鳴く泉の里に年の経ぬれば
- 味凝りあやにともしく鳴る神の…
- あしひきのみ山もさやに落ちたぎつ…
- 思ほえず来ましし君を佐保川のかはづ聞かせず帰しつるかも
- かはづ鳴く清き川原を今日見てはいつか越え来て見つつ偲はむ
- 佐保川の清き川原に鳴く千鳥かはづと二つ忘れかねつも
- かはづ鳴く神奈備川に影見えて今か咲くらむ山吹の花
- かわづ鳴く六田の川の川柳のねもころ見れど飽かぬ川かも
- 我が畳三重の川原の礒の裏にかくしもがもと鳴くかはづかも
- かはづ鳴く吉野の川の滝の上の馬酔木の花ぞはしに置くなゆめ
- み吉野の岩もとさらず鳴くかはづうべも鳴きけり川をさやけみ
- 神なびの山下響み行く水にかはづ鳴くなり秋と言はむとや
- 草枕旅に物思ひ我が聞けば夕かたまけて鳴くかはづかも
- 背を早み落ちたぎちたる白波にかはづ鳴くなり朝夕ごとに
- 上つ瀬にかはづ妻呼ぶ夕されば衣手寒み妻まかむとか
- 夕さらずかはづ鳴くなる三輪川の清き瀬の音を聞かくしよしも
- 朝霞鹿火屋が下に鳴くかはづ声だに聞かば我れ恋ひめやも
- 朝霞鹿火屋が下の鳴くかはづ偲ひつつありと告げむ子もがも
ただ、これらのカエルの種類は、川とセットで詠まれているので、大半はカジカガエル、カワズのようです、。
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自分
朝霞鹿火屋が下の鳴くかはづ偲ひつつありと告げむ子もがも、この歌のカエルの種類を特定することは可能ですか
Copilot
この歌は、万葉集に収められている古い日本の詩で、作者は河村王とされています。歌の中で言及されている「かはづ」は、現代日本語で「カエル」と一般的に訳されますが、特定の種類を指しているわけではありません。万葉集の時代には、カエルの種類を詳細に分類するような知識は一般的ではなかったと考えられます。したがって、この歌における「かはづ」が具体的にどのカエルの種類を指しているのかを特定することは難しいです12。
ただし、他の文献によると、この歌に登場する「かはづ」は、美しい声で鳴くことで知られるカジカガエルを指している可能性があるとも言われています3。カジカガエルは、夏から秋にかけて特に活発に鳴くことで知られており、その鳴き声は日本の自然の美しさを象徴するものとして古くから親しまれています。しかし、これはあくまで一つの解釈であり、確実なことは言えません。現代の視点から見ても、万葉集の歌におけるカエルの種類を特定するのは困難です。
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万葉歌のカエルは、トノサマかというとそうではない感じです
ただ、カジカガエルばかりか というと、
草枕旅に物思ひ我が聞けば夕かたまけて鳴くかはづかも
タゴガエル、あるいはモリアオガエルの可能性も否定できません、ね。