宮津エコツアー · 3月 2013

3月 2013

2013/03/31

コタチツボスミレとタチツボスミレを区別する要素とは、小型であることのほかは決定的なものはないとのこと。

これは大きくはありません。コタチツボスミレ なら近畿以西の本州から九州まで分布。愛知県の方には、へえっ!しかし、コタチツボなら葉は三角に近く、ということです。しかし、△かというと丸い!葉の直径1cm以内がコ、とも決められていない!

だからコタチツボスミレともいいがたい(^.^)

ともかくスミレというと 分布域が広く、それぞれさまざまな環境に合わせて生育するため、個体変異も多いのだそうです。
日本のスミレ属は55種が知られており、京都から新潟の日本海側に見られ多雪地帯に適応したものと考えられるツルタチツボスミレ 、九州北部から主に本州の日本海側を東北地方まで分布するサンインタチツボスミレなど、地域特定の種類もあるということです。京都から、とか 本州の日本海側とかいえば丹後半島、世屋高原には必ず生育しているはずです。しかし、それらがどれなのか確認できていません。今年の研修課題なのかもしれませんね!


それにしても、生えているのがこんな崖っぷち。種がアリさんによって運ばれて来たのです。

2013/03/31

下世屋、世屋川に合流する瀬戸川にかかる橋は、石造りアーチ橋です。

大正の頃の架橋と伝えます。
車輪のような枠組みをこしらえてから、その上に石を積んでいきます。最後にはめる石がまさにキーストーン。そうしたら枠組みを外します。
その橋のたもとに桜苗。


※「 おじいちゃんが植えてくれて、私が書いたの!」

おじいちゃんには、元気に育って美しく咲いた桜が見えているのでしょう(^.^)

※奥様の思い出花ということでした 2014.3 訂正

この桜にも名前がついています、「へいいちろう桜」。45年を「へいいちろう」さんとともに天空の里・松尾で生きてきた桜です。

2013/03/31

菜の花が、やあやあ

機嫌ようしとなりますかえ ヒメオドリコソウが

ネコヤナギも ひさしぶりー

今年もよろしくー ニワトコが

同じところで、おなじものにあえる幸せ 春ならではの感動です。げんきできばりまひょうで!

ええっと、お宅はどちらさまでしたっけ、


「おおやしゃぶし」ですわな。

2013/03/31

橋立ユースから「ここよみ2013春・夏号」があがった、との連絡、受け取りに行きました。

入り口の桜はしだれ桜。

花は重いのよという風情でしだれています。

畑の真ん中にも枝垂れ桜。


桜は突然変異が多く、接木によってそれを固定化することも行われてきて、今や品種600を数えるそうです。この枝垂れ現象も、重力に逆らわない突然変異。ある年、枝を張る力の弱い株を見つけた園芸師さん、これはおかしなやつじゃのう、これも個性じゃ、生かしてやろうというひらめきが固定化されたのでしょう。

花の滝、桜の瀑布の側で、早い畑仕事が始まっていました。

 

2013/03/31

「どっちがかわいい!」と椿姫が!


そういう問題じゃないでしょ(^.^)


世屋姫椿の落花が宮の前棚田の畦を染め始めると、

上世屋のたんぼ仕事が始まります。

 

2013/03/31
なんだーこのバス!


車をUターンさせましたよ
町並みや花、エビを背景に子ども二人の若いお父さんお母さんの家族。


言葉は七つ。
1彩り
2香り
3伊勢参り
4たくさん遊ぶぞ!
5お土産ー!
6わーい、わーい!(^.^)
7忘れない思い出を作ろう!このバスに乗ったらなんだかいいことが始まりそうとそそられるんですね。

言葉の力を生かそう!と石崎さん。例えば、こういうことか!と思いました。
さて、「ここよみ 2013春・夏号」があがってきました。


このパンフレットも、負けていませんよ!

4月から9月までのブナ林トレッキング、里山ウオークの予定を掲載してもらっています。


さっそく、日置の喫茶コースとライン、そば屋・マル丹 ちょいより亭・浪漫 坂野石油 合力の家、上世屋自治会、木子ファームペンション、ペンション自給自足、等に頼んできました。

今季号のプリント数、万単位。タンポポの種の数に匹敵するかも。

風に乗せて届けるように、配れるところ、置いてもらえるところ、渡せる人、そういうところにはみんな届けきりましょうね(^.^)

 

2013/03/30

ガイドは花の話を聞かねばいけません。


花 「何か他の切り口はないの、イヌフグリ=犬のフグリ=犬の陰嚢なんて 耳タコ話やないの。
わたし、ヨーロッパからきたの、、1890年頃。イギリスにいた頃は
「Bird’s-Eye」って呼ばれていたわ」

へえ、鳥の目ですか、青い目の鳥、これは掎紹介しますよ。

花 「それより、クワガタソウ属 という仲間に入れてくれとるようやけど、ゴマノハグサ科 という人がいたり オオバコ科という人がいたりどうなってるの、そのあたり聞かしてほしいわ」

おっしゃるとおりです。遺伝子解析によって  以前はゴマノハグサ科に入っていたのですが、今はオオバコ科の植物ということになってます。

花 「もう一つ、クワガタソウ属 という仲間に入れてくれているけどどこがクワガタなの」
あんた雄しべが二本でしょ、その形が兜の前に付いている クワガタのように見えるんだよ!

花「ねえ、お願いがあるの、私のこと、しっかり写真に撮っておいて」

え?

花「私、明日は咲いてないのよ、今咲いているみんなも昨日の花とは別の花、私たちの咲いていられるのは一日だけだから」
!!そう、そうなのか。でも、これだけの花があるのにアブやミツバチの羽音が聞こえないじゃない、受粉せずに散ってしまうの?

花 「そこはご心配なく、昼からよおくみてて(^.^)」

2013/03/30
福井・京都・兵庫にわたる北近畿の旅の情報パンフ、年四回発行。特に2013春号は手に取りめくる人、ほぼみんなが、こんなパンフがほしかったと評価される不思議なパンフ。


どこが魅力かというと、何を見たらいいのか どう行ったらいいか、いつ行ったらいいのか 時間はどれくらいかかるか、何を食べたらいいのか、ほしい情報をコンパクトにまとまっている、とおっしゃいます。


例えば、今回の特集テーマは、「北近畿の一番を探せ!MOSTを探す旅へ!です。そして「日本一、日本初、日本最古、日本最大級等々北近畿にある【一番】を巡る旅」がプランニングしてあるのです。

地元のことでも知らなかったこともある、今度はこのプランで行ってみようと(^.^)

ついでに、世屋の里の里山ガイドウオークも、ポイントを押さえた紹介を掲載されているのも見逃せない!


天の橋立観光協会で分けていただけると思います。

2013/03/30
3/25発行の海星通信N0,53に紹介されているパンフ『たんぼの知恵袋』をいただいてきました。

『たんぼのにぎわいプロジェクト』のまとめです。よくある米作り体験のまとめ、と思ったら間違い。田植えから精米までの八十八の米作りの過程を綴るのは手書きのイラスト。そのため、楽しく全貌がつかめます。全く未経験という若者たちと、地元のお百姓さんの絡みが実に美しい。『こうするんだでえーおじさん』のアドバイスも適切で具体的でやさしい。私でもやれそう、やってみようかしら、子どもにさせてみたいとそそられる内容に仕上がっています。
里山ガイド必携の充実パンフです、公園事務所で分けていただけますが人気沸騰残部僅少(^.^)
ただし、数部分けていただいています。連絡ください。

2013/03/29

ある花の花心のアップ、

(↑ 感謝 kanon1001.web.fc2.com/foto_sinrin/K…/tamusiba.htm -~)

「雌しべ雄しべ花被片などの配列が螺旋状というのが特徴。これは、何でしょうか?」から入りましょう(^.^)

ヒント「この花はこんな実をつけます!袋果を集めた集合果。

花は、こんな花です。


答えは三選択『1 モクレン 2 コブシ 3 タムシバ』

答えは、 3 タムシバ。

しばしばコブシと比較されます。花期の早いのがタムシバ。また、沢筋から山麓、山腹や尾根筋にかけてそれぞれの場所で乾燥度や栄養分などが異なる生育地の環境の中で、山腹や尾根筋に多いのがタムシバ。さらに咲いた花の下に目を向ける、小さな葉っぱが着いていれぱコブシ。なければタムシバ、、、などと。ちなみに、タムシバやコブシとモクレンの花の違いは花びらの枚数。タムシバやコブシは六枚、モクレンは9枚。

世屋高原ではほとんどがタムシバです。しかし、コブシはないかというとあるのです。駒倉分かれの林に、コブシが、それも巨木が一本だけ生育しています。不思議なことです。

北海道や本州北部の日本海側には、コブシより大型で耐寒性が強いキタコブシという変種が生育しているとのことです。樹高も15メートルくらいになるとのこと。ひょっとして(^.^)

Mさん、脚立と先に鎌をくくりつけた物干し竿、もってきてください。

まもなく花咲かせます。調べましょう!

 

 

 

 

 

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