2012/12/04
舞鶴の雲海は、世屋の里の山からも見ることができました。
(↑ 煙を出しているのが舞鶴火力発電所)
前日に雨が降り湿気が立ちこめ、夜半から晴れて放射冷却が進むというのが原理ですが、湿度の高い空気を流す風が吹かないことが雲海発生の地形条件です。入り組んだ海は、さすがに機密保持の要件を備えた軍港です。
霧の海を行く船のしきりにならす霧笛が届いてきます。
舞鶴の海を埋める雲は、舞鶴と由良川を隔てる槇山を越えて、由良川筋へとあふれていました。
(↑ 左端真ん中下の塔が栗田エネ研の鉄塔 写真はいずれも12/3撮影)
その雲海の中に沈む上石浦の知人に、見えている様子を電話しました。
「なんも見えねえ」(^.^)
彼の返事でした。