maborosino suityuuka、、、幻の水中花!
ミズオオバコ(トチカガミ科)です。
「夏から秋にかけて、水面に花茎を伸ばし、3枚の丸い花弁をもつ紅色がかった白い花をつける。花は一日花。基本的に花茎1本から一つの花しかつけないが、1本の花茎から複数の花を開花させることもある。雄蕊は3から6本の、雌蕊は6本でともに黄色で一固まりにある。花が咲き終わると花茎は短縮し、水中に没するが、種子が熟すると再び水面にでて、ここで果実は三裂し、水面に種子を散布する。」
「生育環境 富栄養の浅い水域に多い。かつては水田における主要な水田雑草の一つであった。沖縄島北部や八重山地方では、タークブ(田の昆布)と呼ばれ食されていた。しかし、水田の環境変化、およびため池の埋め立てや水質汚濁などにより、生息数は激減している。」
そのため、「京都府カテゴリー 絶滅危惧種 環境省カテゴリー 絶滅危惧Ⅱ類(VU)」に指定されています。
これらの説明には付帯事項がついています、、「なお、田んぼビオトープなどで水田環境の回復を図っている場合、往々にして復活する。」つまり、アスペン・泣いた赤鬼の森再生仕事の過程で水田環境再生されて、埋もれていた種子が発芽したと考えられます。幻の水中花の開花、マルや農林園の大殊勲です。
このビオトープ、マルバヤナギの巨樹広場にあります。
12月8日にみていただけます。ぜひいらしてください。