宮津エコツアー · 7月 2024

7月 2024

イネが、活着期から分げつ期に入っている梅雨の棚田にただようピーンと張り詰めた緊張感。

20240702_124112雲海に浮かぶ棚田、映画ですか?

稲作において、収量や品質は、ひとえに水管理と言います。多くても少なくてもだめ、時期に合わせた水管理が特に重要なのが今、なのだそうです。

だいじょうぶか、もうちょとほしい、減らしてくれ、オーケー、そのまま維持してくれ

お百姓と苗との間に交わされている対話と観察と判断の真剣さが、この緊張感を生んでいるのでしょう。

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水原秋櫻子:「梅雨雲のうぐひす鳴けりこゑひそか」

松尾芭蕉:「降る音や耳もすう成る梅の雨」

ちなみに、この頃の水管理のポイントをcopilot先生は、次のように解説します。

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  1. 活着期から分げつ期の水管理:
  2. 出穂期の水管理:

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アスペン第二農園に防衛の獣柵ネットは張り巡らせてあります。

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しかし、「何もの」かの連夜の侵入。

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その畑へ加える乱暴狼藉たるや、ジャガイモ シュンギク、トウモロコシ、カボチャ、など野菜ものは壊滅。

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さらにアジサイ、キキョウ、ムクゲ、イタヤカエデなど花木中心のアスペン第二農園にも柵破り。新芽を中心に大きな損傷。

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業を煮やして設置した、監視カメラがとらえたもの。

06290383二頭おるがな

正体はわかりました、ウシのような巨体の雄シカでした

07010595シカ王 12.35

美しい里の山に棲むシカは、心優しいかと思いました。

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しかし、なかなかどうして、この秋、シカファーレムの王になるべく、食いに食いまくっているのでしょう。その食欲の前に、「共生」はあり得ません。甘いところ、ほころびのある獣柵は無力。

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いったい、どこを越えたのか、総チェックです。

さて、ジャガイモ荒し、「犯人」はこいつらでした、どうしてくれましょうか、、、!と知人に相談したところ、そこで紹介してくれた数々の方法。

シカ 捕獲 構研エンジニアリング

(↑ 写真 構研エンジニアリング)

「いったん侵入し味を覚えたら、繰り返しアタックする、まあ、今まで食われた被害は餌付けしたと思って、これをジビエにすることを考えることだろう」

それもそうだと思いました。

 

 

 

 

「水の器・集真藍」

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アジサイの意味、語源をチェックしたところ、テレビ宮崎の天気予報「天気のサカイ目」にヒット、

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まとめると

「アジサイ」の名前は、意外にも2つの単語を組み合わせてできた言葉です。まず、「アジ」は「集まる」の「あつ」を意味し、「サイ」は藍色を示す「真藍(さあい)」を意味しています。この名前は、小さな青い花がたくさん集まって咲く様子に由来していると言われています1英語では「Hydrangea(ハイドランジア)」と呼ばれ、これも2つの単語の組み合わせで成り立っています。接頭語の「Hydra-」や「Hydro-」は「水」を示し、後半の「angea」はラテン語やギリシャ語で「器」を意味しています。つまり、「水の器」という意味なので、雨の中で咲く様子から名付けられたのかもしれません1また、アジサイは梅雨の季節に咲く花であり、雨の中で小さな青い花が集まって美しく咲く様子を眺めるのは、梅雨明けを待ち望む楽しみでもありますね。 copilotあじさい」

こんなことをおっしゃっていました。

色様々なアジサイ、その色の旅の始まりは、「藍」だったのですね。

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上世屋の梅雨は、藍色アジサイに雌を招くモリアオガエルの絶唱が加わリます。

「水の器、、、ね、フムフム、、、おいらも、水の生きものだ、Hydra-フォレストブルーフロッグと呼んでもらおうかな!」

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その贅沢度はまさに梅雨最高の絶品ですよ。