宮津エコツアー · ふゆの形・冬

ふゆの形・冬

2012/12/09

柿やダイコンが軒先にぶら下がる光景は寒い季節の風物詩。

(↑ 2008.12.2 上宮津)

なにもない時期をしのぐ知恵です、餅も肉も魚も、およそ乾かせるものは干しました。
水は流れを止め、雨だれは氷柱へ、波立つ水面は固い氷へと姿をかえます。

(↑ 2012.2.5 銚子の滝)

そんな暮らしや自然現象を形にしたのが、漢字の「冬」という文字だ、といいます。
つまり、冬、という漢字、下の部分の<冫>(ニスイ)と上の部分の<夂>の二つの部分の組み合わせです。下のニスイは、「氷」を意味していて、上の<夂>は食物を糸で結んでぶら下げた形ということです。

(↑ 2008.12.25 上宮津)
一方、「冬」の訓読みの「フユ」。おおさむーぶるぶっと体が「ふるえる」という意味の「振ゆ/フユ」の名詞化、という説に説得力をかんじませんか。

(↑12/8)

まだ12月の初旬なのに寒波の南下を伝えて、おおーさむー!

(↑12/8 駒倉林道  ↓ ばっさか 宮の下付近)

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