宮津エコツアー · 四つの名前をもつ「カタクチイワシ」

四つの名前をもつ「カタクチイワシ」

カタクチイワシは大きさと用途によっていろんな名前で呼ばれている。

吹雪の中、天橋立濃松浜で地引網漁が行われていた。作業中の漁師さんに魚種を聞くと一人はチリメンジャコ、ほかの方はゴマメとの答え。その違いを江尻の島庄水産社長にお聞きした。地引網船上から答えてくれた一人が島庄水産社長であったことに驚いた。

魚の正式名はカタクチイワシ、生長度合いと用途によって加工法も変わり、呼び名も変わるということらしい。

四種類の名前は次の通り。現在の漁は正月を迎えるゴマメ用が主である。

① シロメ(シラス) 京都中央市場では釜揚げチリメンともいう。

② チリメンジャコ  釜揚げして、生乾きのもの。

③ ゴマメ      水洗いだけで素干ししたもの。正月用の田作り。

④ ニボシ      ジャコ

・漁法は地引網    ・漁場は宮津湾内で天橋立沖や反対側の田井・矢原周辺でも

・主な漁期      春 6-7月、秋 10月頃から年末、新年 1月、漁師さんの都合(トリ貝漁期、健康上  の理由等)で期間が狭まっているようだ。

 

二隻で網引き魚積込船横づけ水揚げ作業

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