2013/02/07
地名に潜む歴史の探検家を挙げれば、澤潔先生!時空を自由に越えるヒストリーガイドは実におもしろいです。
例えば、こまくら・駒倉と、くんだ栗田、聖徳太子。このみっつは、つながりがあるとおっしゃいます。
どこが?といえば、「くり」だと。
聖徳太子はこうくり・高句麗の文化とのつながりがが密接でした。くり・くら・くん・は言葉の旅の元へ遡れば同一の可能性がある。大陸から渡ってきた高句麗系の民族の内、飛鳥へ至った人たちが聖徳太子になったが、丹後周辺に上陸し、山に木や鉄を求め分け入ったり、海の漁りを生業にして暮らしを築いていった人たちもいる、
(↑ 中央の半島が栗田半島)
その痕跡が「くり」だ、と。
そうおっしゃられても、とおもっても「じゃなぜ、こまくら?くんだ?とといかえされると、ムムムム。
こちゃごちゃ思うよりも、時代に取り残された寒村、「こまくら」といつもお世話になっている「聖徳太子」とが親戚かもしれないと思うほうが、雪暮れの滅び村がよほど美しく輝きを放って蘇るではありませんか(^.^)。
ちなみにスノーシューウオーキングでは、西に向いて右の谷こまくら駒倉谷、左の若狭湾にくんだ栗田半島を見ることができます。