「天高し 日傘(かさ)さしもって 夢の秋」 世屋野蕪村。
内山ブナ林を水源にした五十河米の稲刈りが進みます。
機械化省力化を図り、古い束縛から解放し、新しい可能性を拓くのが文明。
ただし、広げて、乾かした上での大型機の導入。
一方、同じ山塊の高山ブナ林を水源とする世屋米の稲刈りも進みます。
じるいことも狭いこともそのまんま、
稲刈り前に畦を刈って、
稲木を立てて、
そうして稲を刈って、束ねて、運んで、
(↑ 2012.9.20)
架けて、外して、脱穀して、、、
こちらは「文明」を取り入れつつ、しかし溺れない「人の意地・命への愛」!
ミズオオバコくん!、
君はどっちがいい?(^.^)
ちなみにミズオオバコ、環境省レッド・データブック絶滅危惧Ⅱ類、京都府絶滅危惧種。
その育成方法をまとめてみると、、、、①ゼラチン状のドロドロとした物質にまみれている種をフィルムケースのような容器に水を入れその中にタネを沈めて冷蔵庫で保存。
②春になったら、用土に深さ1cm程度でタネを植え付け、水深1cm程度になるまで水を浸し発芽を待つ、、、、このような手順だそうです。世屋産「ミズオオバコ」の保全繁殖、試みていただける方、ご連絡ください。