アオハダが、冬鳥たちのために真っ赤にたわわに実をつけました。
霊長類と鳥だけが色を楽しむことが出来るんですって。なので、鳥だけの食糧と思っていたら、「『五感で観察する WEB自然図鑑』 の記事 「赤い実はツキノワグマの大好物」 によると、アオハダの果実はツキノワグマの大好物で、秋の糞にはインデカ米のような形をしたアオハダの実の核が大量に含まれているそうです。」と芦生で観察する池さん。そこで池さんは考えました。木に上ったのだろうか?上ったのなら、爪痕や熊だながあってもよい、しかし、どうもそれらしきあとはない。そこで、お友達もよって考えました。四つ足の熊にとって、葉っぱの陰にある実は見えないんじゃないか、熊には赤と緑の区別が出来ないし。木に着いているうちは熊にとってうまくない、落ちて霜にあたったようなのが美味しくなるのじゃないかなど。
実際は熊に聞くしかありません(^.^)さて、このアオハダ、内皮が明るい緑をしているので、ということですが、葉っぱと同じ色なのは、ここでも光合成をしているのでしょうか。モチノキ科なので、トリモチが採れます。