宮津エコツアー · ツグミ

ツグミ

ツグミ!

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ツバメが南に去ったあと、北から渡ってくるお客さん。
同じ渡り鳥。なのに、人との関係は大違い。
ツバメを見てよだれを垂らす人間はいないのに、ツグミをみて人はよだれを垂らす。

IMG_4074つぐみ
年貢を搾り取られた上にやってくる冬は、人間にとっても厳しい。狩猟、それは本能となって子どもの文化としても伝わっていた。
竹の弾力を利用した罠だ。「くーつー」 と呼んでいた、
止め木に触れた瞬間ついばもうと伸ばした首を絞めてしまうという仕掛けだから、いまになって考えて見ると、「くびつり」のことなんだろう。

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仕掛けるのは、雪か野山を覆いそうな前日の夕方だ、餌は南天の赤い実をつかった。空腹と赤の魅力にツグミの警戒心は弱くなる。
捕れたのは食べた。おじいかおばあに渡すと、毛をむしってかまどで焼いてくれた。

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経済も次第によくなり、そうまでして小鳥を食べなくてもよくなったので、その文化もすたれていった。

、、、とまあこんなことです。

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ちなみにツグミの「つ」は鳴き声、「み」は、群れなす鳥、という説に説得力を感じます。

温かくて餌のある日本にやって来たとはいえ、今、大寒!

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(上 NHK1/21)

週末は、強い寒波がやって来られるようです。スノーシュー、なんだかんだと気を揉みましたが、どうやら実施できそうな見込みです。

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