アブラゼミかニイニイゼミゼミか!芭蕉さん、セミとしか言い残さなかったためその種類を巡って大御所が論争。
ニイニイゼミで決着がついたんだそうですが、コンニャクじゃないんですよ、かりそめにも「岩」ですよ、お寺の岩だから、まさか泥岩や砂岩ではない花崗岩か玄武岩か何れにしても堅い岩のはず、耳鳴りのような細い声では染みこみようが無いんじゃないかと、か細くともたくさんの蝉が念ずるように鳴けばしみこむのでしょうか、うーむという気も残ります。!
芭蕉さん、もう一つ謎を遺しています。
「かわず」。何カエル?
私は、もりあおがえるしかないとかんがえていますけれど。
さて、世屋野蕪村さんにも蝉の句があります。
■■■ゼミ 止まり来る腕 日焼けせり
■■■ゼミ 草刈る腕に 止まり来る
草刈りし 腕に寄り来る ■■■ゼミ
、、、、では、このセミは、ニイニイゼミ、アブラゼミのいずれでしょう。