宮津エコツアー · 冬イチゴ 寒イチゴ クリスマスチェリー+正月イチゴ

冬イチゴ 寒イチゴ クリスマスチェリー+正月イチゴ

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

さて、クロモジの枝を取りに行ったら冬イチゴ。

◇ 山の辺の 草に隠るる 冬イチゴ

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◇ 寒きこと 厭わず赤き 冬イチゴ

◇ 団らんの 孫に見せんと 冬イチゴ

◇ 聴きおるや 除夜の鐘音 寒イチゴ

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この冬イチゴ、当然ながら、年の暮れの花屋さんには並びません。しかし、クリスマスチェリーの名の通り、飾りに重宝し、かつ栄養的にもめざましいものを持ち、なかなかの優れものなのです

以下、冬イチゴについてチェック。

「11月から1月のころに熟す」ということですので、クリスマスチェリーに加えて、正月イチゴと命名すると、有難味が出るかもしれません。

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【成分】
果実にクエン酸、リンゴ酸、酒石酸、ブドウ糖、果糖、ガラクトース、アラビノース、グルタミン酸、グリシン、アスパラギン、そのほかビタミンCなどを含む。

【薬効と用い方】
『和漢三才図会』(1713)の「蓬壘」にあたるものとみられ、「果実は甘く、酸、五臓を安んじ精気を益し、志を強くし、力を倍す。久しく服すれば身を軽くし老いず」とある。老化防止、強壮強精の薬効があるとしている。
・強壮強精にフユイチゴ酒をつくり用いる
生の果実を広口びんの3分の1くらいまで詰め、これに25度のホワイトリカーを瓶の肩のところまで注ぎ入れ、冷暗所において2~3ヵ月漬ける。味はくせがなくてソフト、イチゴ酒に似た味わいがある。30 ㏄くらいをナイトキャップとして服用する。
イチゴと同様にビタミンCが豊富なので、美肌や疲労回復、食欲増進などにも効果がある。

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フユイチゴ(冬苺、学名Rubus buergeri)は、バラ科キイチゴ属常緑匍匐性の小低木である[3]。キイチゴの仲間としては珍しく、冬に実が熟すため、「クリスマスチェリー」の名で苗が流通している[4]

分布

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中国中南部・台湾朝鮮半島南部[5]と日本の九州四国関東以西の本州に分布。暖地の森林の下生えに出る。林縁の道路ぞいなどに出現することも多い。山形県危急種(絶滅危惧種Ⅱ類・VU)に指定されている[6]

特徴

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常緑性つる性木本[4]つる植物のように匍匐して地表を這い[4]、高さはせいぜい30センチメートル。全体に毛があるがトゲは少なく、茎の節から発根して殖えていく[7]

葉は互生して[8]、葉身は円形で、浅く3 – 5裂する[4]。葉表は緑色かやや褐色がかった緑でツヤがあり、縁には細かい鋸歯がある。表面は毛が少なく、裏面には細かい毛が密生する[4]

花期は9月から10月で、葉腋から花茎を出し、穂状に花弁が5弁の白い花を数個つける[4]。晩秋から一か月かけて赤い果実がなり、11月から1月のころに熟す[3]。いわゆるキイチゴの形で、食用となる[4]。木苺としては酸味が強く、イチゴ同様にビタミンCが豊富である[4]。多くの木苺類は夏に熟すが、フユイチゴは冬に熟することが和名の由来である[3]。別名は「カンイチゴ」[8]

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◇ 温かき ハウスには無し 寒イチゴ

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