宮津エコツアー · 12月 2024

12月 2024

12月3日6時55分。

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この朝日!舞鶴の山から昇ります。、、、この山は青葉山で、二股の山の形が和ハサミに似ているため、「ハサミ山」と上世屋では呼んでいて、この山麓には、松尾寺があるがな!と思ったところで、フッム、ちょっと待てよ!でした。

松尾寺の寺伝に曰く。

「時に慶雲年中、唐の僧、威光上人が当山の二つの峰を望んで、中国に山容の似た馬耳山という霊験のある山があったことを想起された。登山したところ、果 せるかな松の大樹の下に馬頭観音を感得し、草庵をを結ばれたのが、和銅元年(七〇八年)と伝えられる」

この創建に対して、世屋川源流の里・上世屋に上世屋に伝わる真応上人が僧坊を構え聖観音を祀られという寺伝。これも、慶雲元年(704年)といいます。

若狭の海をはさんで向かい合う二つの仏教遺跡、寺院が、太陽で結ばれているじゃないか、、、まもなく冬至、今年は12月21日です。二十四節気のひとつ冬至は、「太陽が生まれ変わると考える日」特別な日になります。

ともかくその建立がが高野山より古いのです、その場所の選考選定には、強い動機が理由があるはず、この謎が証されるのが、12月21日!

太陽は、さらに南に動きます。青葉山のハサミの真ん中から顔を出せば、世屋山と青葉山の縁結びは、太陽だ、と言う推理が証明されるかもしれません。いらっしゃいませんか、カメラを持って。

職人から職人へ、技が渡る瞬間。

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お題は、ススキ活用。

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そのススキは、イノシシやシカの団地だと迷惑がられているのが、現状。また、丹後山間部では屋根をササで葺いていましたので、あまり注目されません。

しかし、そのススキ、二つの点で、里山生活の重要素材でした。一つ、炭俵素材。二つ、雪囲い素材。どちらも今は紙袋やビニールトタンに置き換わって当たり前になっていて、伝える方もいらっしゃらなくなっています。里山の暮らし文化を学ぶうえで、気づかない盲点だったのです。ここに焦点をあてて企画したのは、美山の茅葺き職人、大下倉君。伝えてくださったのは、「上世屋・おふくろの森」主催者の吉岡徳雄さん。

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世屋川流域エコミュージアムサービス・「生物多様性世屋川流域センター」・宮津世屋エコツーリズムガイドの会が、お手伝いをしました。このススキ講座、来春に引きつづきます。ご注目ください。

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さて、12月。

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さっそく、丹後に北からの「白い封筒」が届きました。