3月10日、京都府立丹後郷土資料館(ふるさとミュージアム丹後)で、柿渋の型染め栞作り体験をしてきました。現在開催中の企画展「みせます丹後のお宝-丹後の暮らしと柿渋-」に合わせて、柿渋の効果を体験的に知ってもらおうと実施された講座。20人近い参加者に交じって体験しました。
1)染め抜きたい絵柄を下書きし、カッターで切り抜きます。(左:桜の花びら)
2)栞の台(厚紙に和紙を貼ったもの)に(1)の型紙をあて、上からふ糊を塗ります。下の写真で浮き上がって見える桜の花びらは糊です。
3)その上から柿渋を塗っていきます。そお~っと、優しく優しく。
4)ドライヤーで乾かします。
5)しっかり乾いたのを確かめてから、水に濡らした平筆で糊の部分を落としていくと、型抜きした部分だけ白くなるはず…。
だったのですが、乾かし方が足りなかったのか、にじんで絵柄が白くなりませんでした・・・。お隣の女性の方が「柿渋を塗ったら、すぐにドライヤーで乾かしたほうがいいみたい。ほっておくと裏面から和紙ににじんでしまうみたい。」とも言われました。
リベンジしたのがこちらです。世屋の柿渋作りの師匠からは、「どじょうかぁ?」と笑顔で。
いいえ、ど、どじょうではありません。。。
ムーミンシリーズのニョロニョロなんですが・・・。
師匠に教えてもらったシナ縄を穴に通して完成!ありがとうございます。
◆丹後郷土資料館の企画展 ぜひお越しください。