宮津エコツアー · 6月 2013

6月 2013

「、、、卯の花の白妙に、茨の花の咲きそひて、雪にも越ゆる心地ぞ する。、、、、」

IMG_4359
奥の細道を旅する松尾芭蕉さんが、白河の関(福島県白河市旗宿)あたりでみた茨もこんなだったのだろうか!

IMG_4362

今日の世屋の里の茨をみて、ふと思いました。

放棄された田畑に生えこんで除伐に難儀しますが、園芸種の房咲き性バラの原種だったり、、実のエキスには、皮膚の保護作用、抗酸化性、美白性、保湿性、皮膚細胞の活性効果があったりと、なかなかの優れものでもあるそうです。

IMG_4823

また、このノイバラも万葉植物の一つ。

「道の辺の茨(うまら)の末(うれ)に延(は)ほ豆のからまる君をはがれか行かむ」(巻二十・四三五二)

作者の丈部鳥(はせつかべのとり)は防人です。

意味は   (道のほとりの野茨の先に、這う野豆のように、  まつわりつくあなたに、別れて行くのであろうか)

今生の別れになるかもしれない出立の時詠んだ歌とのことです。

草刈りがされている斜面に残っているアザミ。

IMG_4784

ウスバシロチョウが蜜を吸っています。

IMG_4384

草刈りの主はかおるさんです。畑のマルチになります。

それにしても?

「かおるさーん どうしてアザミのこしたんですかー!」

IMG_4794

「オオサカのガッコウのキョウシツにトドけてやるんですーハナモチもよくってヨロコんでくれるんですー」

「三橋美智也がうたっとるでしょー♪あざみのうた やまにはやまのうれいーありー♪わたしすきなんですー」

、、、、、、、ですって(^.^)

 

 

 

 

 

 

 

ミツバチの羽音に浸っていると、心地よくマッサージされるようです。

IMG_4743

みつばちが蜜を求めて飛び回る範囲は、半径約4kmほど。

五十河の巣箱の位置からは、内山・高山山塊も採蜜範囲になります。

IMG_4745

(↑ 椎の花)

また1匹のみつばちが一生のうちに採るハチミツは「スプーン1杯分」、といいます。

けれども一つの巣でがんばる働き蜂は、数千匹〜数万匹。

IMG_4735

スプーン数万杯分になるわけでたいした量になります(^.^)

2013/06/03

梅雨の晴れ間のマーガレット、

IMG_4813

このマーガレットの故郷は、大西洋の島、黄金のリンゴ伝説のカナリア諸島だとか。

ふと、訪ねてみたい気になりました(^.^)

田植えを終えた里。

IMG_4855

けれども里の人は次の仕事に向かいます。

畑の夏野菜の世話。

IMG_4859

緑の里には草刈り機のエンジンの音が響きます。

IMG_4803

刈り倒した草は、牛にやります。世屋の畑はみな、牛の作る堆肥の世話になります。

世屋の里の野菜が土産(おい)しいはずです。

2013/06/03

ウオーク&イートの調理と飲用水は、この畑の銘水をいただいています。

IMG_0211

水温12℃。

IMG_0198

検査では、どこの銘水にも劣らない水質と折り紙がついています。(^.^)(証明書を拝見させていただきました。)

IMG_0196

(↑ ポリ容器の標示に注目)

さて、次回は6月22日。シェフに持ち込んだ世屋の「土産」は、ヤマツツジとおとぎ(しろうまあさつき)の球根。

ヤマツツジは里山に暮らした経験を持つ世代なら一度は口にした思い出の花、

IMG_4238

おとぎは、世屋の里を訪ねた弘法様が、里人の優しさに感じて残された置き土産、

IMG_4276

どちらにも共通することは今ではふりかえられもしないこと!

ドラマチックにいえば「はたしてシェフは「土産(おい)しい」ものに蘇らせることが出来るのか!」

特におとぎの球根については、居合わせた和菓子のマスターと 対馬シェフが二人とも「土産(うま)い」!

IMG_4852

お世辞?

「お世辞抜き!」

このアクの強いのが?

「善味なおもて往生を遂ぐ、いわんやアク味をや!」

請うご期待、第2回ウオーク&イート・6月22日。現在四名。じわりじわりと広がっています!

 

2013/06/03

ネジキが咲き始めました。

IMG_4237

アセビとにているなあとおもっもっていましたが、やっぱり近縁種。花形だけでなく、牛や馬などに対してで毒になる成分をもっている事まで似ているそうです。

また、ネジキは捻木、ねじれた幹は薪割り泣かせだっとといいますが、そこは逆に魅力。ブナ林観察道には置物に磨きたいような株がいくつもあります。

IMG_4236

もう一つ、 「カシオシミ」という別名があるとのことです。

思わせぶりな何かありそうな名ですので、由来を探ろうと試みる人は多いようですが、確たる根拠を見つけたという話しは聞こえてきません。

ご存じの方、教えてください。

 

2013/06/03

190km走られるんだそうです。

IMG_4542

コースは、と尋ねるとスタート橋立、福知山周り京丹後市経由丹後半島一周そしてまた橋立ゴール。

IMG_4527

早い人で8時間ぐらいと聞きました。感想を聞きました。「大江山は鬼だった!」訳すと、峠がきつかった!

IMG_4682

300人ほどが走っておられるとか。また、100kmコースもあり、こちらには500人が参加ということです。

IMG_4628

「海の京都」構想盛り上げイベントです。

{tinaminiseyanosatowauminokyoutoniwafukumaretenaiyoudesusoreetetumarikayanosotootekotonanihigannderunouminokyouto「HP」mitarasoukannjitaatekotohu-nn}

2013/06/03

装飾花の花びらの枚数が四枚、

IMG_4244

葉の縁にのこぎりのようなぎざぎざ、

IMG_4242

ツルアジサイです。

IMG_4716

どちらかといえば北方系、ブナ林や暖温帯上部の夏緑広葉樹林に生育するということです。

世屋では、大ブナの近くの杉に這い登っています。

6月、林の植物たちは白を基調にした花の色を変えます。ツルアジサイもよく目立ちます。

また   、植物分類上は、この方の仲間。

IMG_4297

「ユキノシタ科」。どこが共通しているのでしょう、

IMG_4285

また、「ゴトウヅル」とも呼ばれるそうですが、どんな由来があるのでしょう、ご存じの方、教えてください。

ちなみに、よく比べられるイワガラミはアジサイ科イワガラミ 属。装飾花と鋸歯が見分けのポイントとのこと。

IMG_4387

装飾花は一枚花弁。

IMG_4389

鋸歯は荒い!

また、葉をもめばキュウリの香、しかし、アジサイ科だから、食べないこと(^.^)。

(※ 葉っぱにとって縁をぎざぎざにする必要はなんなのでしょうか?ご存じのかた、教えてください。)

2013/06/02
「 産卵が2週間去年より遅い」と網野町仲禅寺でモリアオガエルを経年観察している友人。

IMG_4376

先日の雨で一気に産卵が進み、現在120塊ほど。

IMG_4377

今後梅雨の本格化でさらに増えて、シーズンで4~500になるということです。

IMG_4381

さて、世屋高原には、その池をしのぐ産卵池があります。

IMG_1516

6月22日のウオーク&イートでご案内する予定です!

イートは「モリアオガエル」!それはないでしょ(^.^)

2013/06/02

手に蚊取り線香のてるみさん、

IMG_4494

もう蚊がでますか?

「いや蚊じゃないんです!蛇。」

ヘビに蚊取り線香?

IMG_1880

「ツバメの雛が孵りましてな、狙いにあがるんですわ、」

IMG_4511

効くんですか、

「やっぱりええようですで、。ツバメのこない年にはええ事がおこらんとここではいうとりましてなあ。」

IMG_4515

ツバメの巣立ちまで、毎夕の日課だそうです。

« Older entries § Newer entries »