宮津エコツアー · 9月 2013

9月 2013

フジバカマを名のっていても、知っている人が見ればすぐわかります、背丈の低さ、赤い茎、  フジバカマとサワヒヨドリとを交雑させた園芸種だということ。

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サワフジバカマというそうです。なのに「フジバカマ」と称して店に並べるのは詐欺だよ(`ヘ´) プンプン。

でも恥ずかしいことにその種を蒔いて発芽を待っていたのです(^.^)
それはともかく、、自然状態ではサワヒヨドリがいます。

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葉は、2枚の対生、1カ所から3枚づつ出てあわせて6枚の対生が特徴といいます。

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またヒヨドリバナというのもいます。

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(↑ いずれも世屋高原休憩所にて)

この2つも交流しあって、新しい種を作っているそうです。それをミツバヒヨドリといいます。

けれども、山地の草原の減少に伴い、  京都府カテゴリでは、「 要注目種」に指定される状態。

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(↑ 大宮町)

これ、、ひょっとしてそれじゃないでしょうか。

会員の小谷さん兄妹が発刊された「私たちの小さな宮津・松尾史」の御労作が、H25.9.25.付け京都新聞で紹介されました。

おめでとうございます。   <midorimushi>

松尾史紹介の京都新聞記事

台風の暴風、時にはこの稲木を稲ごと持ち上げるといいます。

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特に秋の台風は大型に発達します。その大型台風は、9月17日頃と26日頃に来襲するといわれています。

なぜかそうなのです、予報士さんは「特異日」とおっしゃいます。嵐山などに大きな被害をだした今年の18号も16日。

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ガードが甘いと必ずやられる!とUさん。最大の台風に耐える!これが稲木に求められる強度です。

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「わたしも守ってますからね!」

6月のウオーク&イート

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初夏の世屋は梅雨模様、みずみずしい命に触れた感動を、お客さんが歌にしたためてくださっていました。

《ウツボグサ》

十薬に ウツボグサ混ぜての 食前酒 不思議な味の 百薬の長

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《トキソウ》

夏草の 茂る湿原に 誘(いざな)はる 曇り硝子の 向こうのトキソウ

《ヌマトラノオ》

梅雨曇り 夏の訪れ 待つ花の ヌマトラノオ咲く ここの湿原

《ヤマアジサイ》

谷間より 霧立ち上る 岩肌の 山あじさいの 青の静けさ

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《テイカカズラ》

晴れやらぬ 我の心も 委ねたし 幹にまきつく テイカカズラへ

《ヒルムシロ》

やまあひの 池面の浮草 ヒルムシロ わずかに残ると 守り人の言ふ

《イモリ》

水底の 濁りて生き物 動くたび 形見え来て イモリの手足

食ひて食はれて 生きる定めを 池に見る お玉杓子を 待ちいるイモリ

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詠み人 峰山町  森様。

世屋の自然1つ1つに賛歌、五感で楽しみ言葉で決める、、並々ならぬ感性と三十一音に納める言葉の力に感服するとともに、こんなお客さんに恵まれて、企画した甲斐を実感させていただきました(^.^)これらの歌々、世屋高原休憩所二階、展望フロアに掲出させていただいております。

『これは、カミエビである、実がエビヅルに似て、利尿、鎮痛、解熱において比較にならない効能がある薬草であるので、 「神のエビヅル」、それで「かみえび」としたのだ、 「アオツヅラ」という呼称は容認しがたい』と牧野富太郎先生はおっしゃってるとか。

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ほほうと思います。実際にこのツルで籠を編み、使っておられるおじいさんが五十河にいらっしゃいます。ツルで葛篭(ツヅラ)を作り、つける実が青いことからアオツヅラフジ、そう思い込んでおりました!しかし、籠を編むのはこのツルでなくてはならない、虫がつかない、傷まないとおっしゃっていたのは、ツルの薬効なのでしょうか。 それはそうとして、実がエビヅルに似て、と言うところですが、色が似ているというならちょっと引っかかります。えび色というのは葡萄色、赤紫系ではないですか。が、房状ということなら似ているわけですので、この語源論争、まあまあ、牧野先生のお説拝聴すべきかなとも傾いています。        この内容www.geocities.jp/mc7045/sub180.htm -に詳しいです。。

好天のもと、取り入れが順調に進みます。

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何に見えます?

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平治のお地蔵さん!

冗談もでるほど、出来がいいのでしょう。

「もう一息、おきばりやすえ」

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それにしても、なぜこの実をイネといい、殻を取り除いたイネの実をコメというのでしょうか(^.^)

イネは食糧として「いいね」 飯根 生命の起源 いのちのね 命の根 その他、寝具 原産地の発音等の説があるとのこと。ふむふむ、、。

ではコメ。

神聖で神秘的な力が「こめられた」存在だから「こめ」、、、、どうも理屈っぽい!却下。

朝鮮語に「コメン(コム)」という言葉があり、それは酒造り、つまり醸造を意味するといいます。

それ、賛成。

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巫女さん、口で噛んでそれで酒をつくったというではありませんか。

 

 

 

コスモスに斜陽のあたる時間、吸蜜に訪れたキアゲハ!

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コスモスからのメッセージ!

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『いっしょにおもてなししますから、カメラを持っていらっしてください、ただし、網持つ方、ご遠慮ください』(^.^)

この秋発生したのでしょう、きれいな個体です。

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彼女の子どもたちは、冬をサナギで越して、春に発生することになります。

コスモスと言えば

♪うす紅の秋桜が秋の日の 何気ない日溜りに揺れている   、、、山口百恵の歌う「秋桜」。

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♪この頃涙もろくなった母が 庭先でひとつ咳をする

、、、、

♪こんな小春日和の穏やかな日は あなたの優しさがしみてくる

明日嫁ぐ私に苦労はしても 笑い話に時が変えるよ 心配いらないと笑った

ありがとうの言葉をかみしめながら 生きてみます私なりに

こんな小春日和の穏やかな日は もうすこしあなたの 子供でいさせてください

、、、、詞・曲ともに、さだまさし。

このコスモスに囲まれた素敵な休憩所が世屋の里にあること、余り知られていません(^.^)

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上世屋に?いえ、下世屋に。

旧道に入ってお寺の手前、右側。このコスモス園を創られたのは、新しく移って見えた新住民の方、お一人で作り上げられたものです。

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世屋探訪のお立ち寄りスポットとして、お茶に、お弁当に、写真撮影にとつかっていただけたらとおっしゃっています。

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お問い合わせは、世屋・高山ガイド部℡080-2517-6999へ。

つやつやしい青や紫などに色づいて見た目がかわいい。

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けれど、ブドウと名がつくのに食べるとまずい!

裏切られた感じがするので、イシだ、イヌだ、ウシがくうものだ、ドクがあるのとちがうと、そんな言葉を冠された名を頂戴している。

が、ノブドウの焼酎漬けは糖尿病、肝臓病、腰痛・関節痛などに効き目があるということをしれば、イシ以下の名は撤回ということになるのでしょう(^.^)

春から働き続けたたんぼにご苦労様、お疲れ様!

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災いをなすものが入らないようにガードしていますからお励みなさいというかのように伊勢の巫女様。

「ありがとう、、」

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刈り取りが終わったあとも続くたんぼとの対話。

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山のたんぼは冬を待ちます。

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