紅葉と言えば鮮やかな赤や黄を期待する向きがおおいのが現実。サクラ紅葉はそれにこたえるものではないが、逆にくすんでいて「寂びた味わいがいい」とおっしゃるのはexaminer.co.jp/ta/tabi_sakura.html さん。 なるほどそういう見方があるかと思わせるのが、松尾一本サクラのサクラ紅葉。
古来、歌や俳句にも取り上げられています。
「いつのまにもみじしぬらむ山ざくら昨日か花の散るを惜しみし」(『新古今集』具平親王)
「よい物の果てもさくらの紅葉かな」(塵生)
紅葉と言えば鮮やかな赤や黄を期待する向きがおおいのが現実。サクラ紅葉はそれにこたえるものではないが、逆にくすんでいて「寂びた味わいがいい」とおっしゃるのはexaminer.co.jp/ta/tabi_sakura.html さん。 なるほどそういう見方があるかと思わせるのが、松尾一本サクラのサクラ紅葉。
古来、歌や俳句にも取り上げられています。
「いつのまにもみじしぬらむ山ざくら昨日か花の散るを惜しみし」(『新古今集』具平親王)
「よい物の果てもさくらの紅葉かな」(塵生)
ツリフネソウ。種もたくさんついています。
8月下旬から始まった今年の花期のラストランナーなんでしょう、秋の斜陽が和服を召した奥様といった風情にライティングしてくれました。
ところで、日本に自生するツリフネソウはツリフネソウ自身のピンク白などの色変わりの他、キツリフネ(丹後半島にも自生)、花が葉の下に咲くハガクレツリフネ(四国、九州)、エンシュウツリフネ(愛知、静岡)という種類、その他に帰化種として、オニツリフネソウ、ハナツリフネソウ、アカボシツリフネソウがということです。
世屋の里は、どこもツリフネソウの生育に適した湿り気のあるところです。開催地に立候補しますので、「ツリフネソウ祭り」やりませんか(^.^)
赤と緑のツートンカラー!
「へーえ、これがまむしぐさのミー!なんだかトウモロコシに似てるねえ、」
「じゃあ食べてみようか」
ノーノーノーノー絶対にダメ。 食べるか、こんなもん!とおもっていましたが、やっぱりあるんですって、治療報告が。 口がしびれて、腫れ上がるそうです。
「じゃあ、これを食べる鳥かイノシシかクマかしらんけど、やっぱり腫れるわけ?」
(^.^)(^.^)
ちなみに マムシ草テンナンショウの日本大百科全書による記述のすっきり感。 「本属の植物は栄養状態により花序の性が転換することが知られており、株の成長に伴い、一般にまず雄性の花序をつけ、そののちに、株が成熟すると通常は雌、または種類によって雌雄性の花序をつけるようになる。」(邑田仁)かっこいい、腫れ上がるほどしびれます!
青葉山の上にニョキッ!
土から顔を出した芽のようなので[発芽雲」と呼ぼう、いいね、
「雲ウン雲ウン」。
雲の先端の高さは2000mぐらいでしょうか、青葉山が693mですから。
一時間後の雲。
(↑ 22日17時45分)
さて、あんなに大きな塊なのによく浮いてられるねえ!
吊り下げているンじゃない!紐が見えないか?
下から支えてるんじゃない!
答えは、、、下から。上昇気流によって支えられているんですって、ウチワで風船を扇ぐようなもの(^.^)
「心あてに折らばやをらむ初霜のおき惑わせる白菊の花(凡河内躬恒 )」
初霜、霜降の初候「霜始めて降る」は10月23日からです。 きりっとした寒さにあたることを開花のゴーサインにしているのがイエギク。
世屋の里でも赤らんだ柿の木の下で咲きました。
さて、菊文化を花開かせたのは例によって江戸300年の泰平の世。多様な種類が生み出されています。また、イエギクが天皇家の家紋にされたのは意外に新しく、鎌倉時代の初め後鳥羽上皇によるものだということです。
ポケットにコインがあったら、一円・五円・十円・五十円・百円・五百円とみてください。いずれかに菊の紋様が採用されていますよ。
他の木々に先駆けて紅葉する松尾の一本サクラ。
十一月のウオーク&イートは、ここからスタート。
海と山と空と雲の作る景観は、天空の里世屋ならではの絶妙さ。
見え方は見る方向、高さによって少しずつ変化します。
光りは不思議な紋様を作ります。
林ではガマズミ。
負担の少ない下りコースです。
「松尾本村」「下側橋」を経由して、一日は丸丹そば屋さん、九日はビオ・ラビットさんへと向かう予定です。
内山ブナ林(丹後半島中央山地 702m)上空に発達した積雲!
(↑ 22日14時10分)
今日の天気図は、西高東低。北西から寒冷な空気が吹き込んでいるのでしょう。
夕方には、はさみ山こと青葉山693m上空に発生した雲の頂きを染めて日が暮れました。
(↑ 21日17時13分)
さて「小さい秋」と歌います。その表現をいただき。小さい秋が大きな秋になって、大きな秋の隅っこに小さな冬が生まれている!この雲たちも「小さい冬」、大きな冬の前触れそのものなのです。まだ小さいため、大きな積乱雲を作り霰や霙をふらせる力はありませんが、明日は温度が下がって風も出ることでしょう。
季節は「寒露の候」から「霜降の候」へと移ります。
9月のウオーク&イートのお題は「世屋焼き」。
形作り行程の指導を受けて原型完成。
さて陶芸は土と火の芸術、ここからが本番。
その締め焼き釉焼きはお師匠さんにお任せ。
1つ1つ丁寧に焼き上げてくださってお客さんに届けることができました。
これから先、修行希望の方は白石陶芸教室へ!
刻まれた文字の消えた墓標の前で、ここはわたしが咲くのと咲く野菊。
けだかく清く におう花!
しずかに咲いた 野べの花!
秋のなごりを おしむ花!
咲いて散れの「菊」の時代です。菊はイエギクだ!軟弱な野菊を頌えるとは何ごとだ!けれども石森延男さんは、日本の子どもの心には「野の菊」を、と軍部とたたかったそうです。
万葉集には「うはぎ」という名で歌われています。
「春日野に 煙立つ見ゆ 娘子(おとめ)らし 青野のうはぎ 摘みて煮らしも」
花より若葉、食い気の方が優先しているようです
「足元に日のおちかかる野菊かな」 一茶
斜面に十数段にも刻まれた棚田を結ぶ畦道。
人と自然の絶え間ない対話の作った見事な景観です。
地主さん、この道をエコツアーに開放してくださっています。
この中に溶けこんで、あなたも自然と人とのおしゃべりに加わりませんか。