宮津エコツアー · 4月 2015

4月 2015

祭り直前の雲岩寺ツツジ。

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明るいところが大好き、少々乾燥していても大丈夫!

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湿気たところ暗いところが苦手、あっけらかんとした性格まる出しといった風情で咲いています。 ツツジは人と森との境目花!森に住まいされる山神さまへの取り次ぎ役の巫女さまとみたてればありがたい花暦でもあります。

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天の岩戸に隠れた天照大神を楽しい芸で引っ張り出したあまのうずめのみこと【天鈿女命/天宇受売命】のイメージモデルは、このつつじだと私は思っています。

雲岩寺のツツジ、その株数、4000本とも5000本とも。12日か゛お祭り。地元の皆さんか゛、こまかいところまで準備されていました。

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見所は、ほかにも。 一つは「たらよう」、

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もう一つは「こぶし」

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いずれも近郷には珍しい巨木です。

かんばんも素敵、、

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「創造委員会」、、、何かがありそうな公園て゛す。

4月8日、寒気がきているとき赤岩山へ・・・尾根には朝降った雪がうっすらと

 

 

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今福の滝下の林道奥から登ります。

 

DSCN4114クロモジに露

朝雨が降っていたのでクロモジの蕾にも水滴が綺麗についていました。

 

DSCN4118ナメラから橋立

杉山林道過ぎてナメラまで登ってきました。本日は生憎曇りで橋立も霞んでいます。

 

 

DSCN4124天然スギ

赤岩山の登山道途中には存在感のある立派な天然スギが・・・・

 

DSCN4127尾根に雪

尾根まで登って来ました。写真のとおり新雪が・・・寒いです。

 

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登山口より、約3時間で赤岩山頂上へ

 

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頂上から少し歩くと橋立の展望のある広場へ・・・風がきつくて岩のかげでお昼食べてすぐ降りて行きます。

 

DSCN4141ヒュウガミズキ

ヒュウガミズキ(マンサク科)

 

登山道には、ヒュウガミズキ、ダンコウバイ、キブシ、キンキマメザクラなどの春一番の花が楽しめました。

「菜の花や、、、

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ああ菜の花や菜の花や」

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満開のサクラと協演し与謝の春爛漫といった風情の9日!

さて菜種は、換金作物としてかっては阿蘇海周辺でも広く栽培されていたのです。

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「菜の花や 月は東に 日は西に」、、、この句は、蕪村さんの丹後在住の折の作とされています。
さて、自然を守る会さんが、使用済み燃料の回収し、燃料に再生し、環境保全に一躍かう活動をされています。そこでさらに提案なのですが、「菜種」栽培、、、どうですか、

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(↑ たんごふる里ミュージアム 旧永島家)

これは丹後天橋立大江山国定公園の歴史的文化的景観の復活!になりませんか(^.^)

シュンランの酢の物、花の塩漬けを入れたシュンラン茶、、、いまどきうっとりするほどのぜいたく!

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しかし、里山雑木林、クヌギやコナラなどの落葉がふかふか積もった薪炭林。こういう所には普通にあるのです。

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逆に言うとそういう環境でないと生育できないのです。というのは、土の中にいる菌根菌と共生して、栄養をもらっているからなのです。葉っぱもあり、光合成もしますが、林の中の光りは弱いので不足するのだそうです。林で見つけたシュンランを持ち出しても長くは生育させられません。可憐なのでてもとて゛栽培したい、だれしもおもうところ。しかし菌根菌のいないところでは栄養が補給されないのです。それじゃあ、種から!これがまた容易なことではない、粒とはいっても埃のように微細なもので、菌根菌のお世話を頂きながら開花まで育つのに五、六年。ということですので、塩漬けた゛のおひたしだのはぜいたくのきわみ。

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爺婆という方言があります、花弁に「男」と「女」がいるというのですが、そうなんですかぁ(^.^)

五十河で呼び止められました、
「変わったツバキがある!実家からもらってきた、」

たしかに。かれんで色よし、なにより、花びらが渦巻き。

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「だけれど、品種名がわからない、ネットで調べまくったところ~今はほんとに情報時代~どうも雪椿津川絞り、、ユキツバキツガワシボリ にあたるらしい、何人もの知人にもチェックしてもらったけれども同意見」と。

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花好きな方で、家の周りは花*花花!

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スイセンをここに植えてくださったのも?

「私!」

五十河・延利の小さな谷にビオトープ!

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この奥には谷を作った湧き水があり絶え間なく美しい水を出しています。しかし、残念ながら放棄田、これを生き物のために活用しようという趣向です。

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池をつくり、水を貯めれば、トンボや蛙などがよみがえります。

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さて、コウノトリがこのあたりで採餌しています。ブナ林から出る水で米を作る広い水田がある五十河から三重にかけてはコウノトリが営巣し定着するのにいい条件を備えたところです。けれども彼らはすごい大食漢。居着いてもらうには生態系の底辺が相当に豊かになる必要があります。

そんなことをしてまで、、、どんな意味があるのかと疑うむきもあろうかと思います、、あるんです(^.^)

スーパーの醤油コーナーにならぶ数ある種類のなかから私が選んだのはこれ!

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地域への愛、夢をかけた子供心、、、これが生産者と消費者との信頼の架け橋になるのだと思います。

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小さなビオトープには地球を変えるという大きな意味があります。
これからもこのビオトープ、ウオッチしていきますよ(^.^)

男山八幡公園前の畑の菜の花。

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盛りの時なのに雨続き、、こう言うのって「サクラ梅雨」。っていうんだよと、菜の花。

そうだそうだと世屋の菜の花も!

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さて、今年はサクラを見ずにすごしてしまうのかなぁと残念に思っていらっしゃる方もいらっしゃるのでしょう。

でも、アンシンクダサイ!
世屋のサクラは三分咲き。

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予報では、今度の晴れマークは10日11日。

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世屋サクラが満開になるときと今度晴れるときとはちょうど重なると思いますよ、ぜひ見に来て下さい。

花筏、散った花びらがつながりあって石を置いた碁盤のよう!

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これをもって、切り出された木々か゛つながって流れ下っていく筏と見立てた、それでもって「花筏」。この説明は納得です。

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(↑ 日置 妙円寺 山門前の用水 4/4)

一方、植物の「ハナイカダ」。これはどうか!まず葉の上の花や実を流れ下る筏を操る筏師に見立てたもの、という説明。どうも、合点がいかないと感じてました。もう一つ、イボに見立てたイボ花、こっちの説明の方がよほど説得力があるじゃないかと。そしたところ、ハナイカダというのはな、という話。

筏は川を下って海の果てにあるという魂の國にいく乗り物、それに魂を納めた入れ物、それは骨壺なんだそうですが、その壺を花で飾って、骨壺を載せて下るためのものですから、大きなものではありません、それを「はないかだ」と呼んでいたのだということです。花で飾ったちいさな骨壺を載せて下る筏に見立てて「はないかだ」、、、。奥の深いはなしです。
この春から、ハナイカダをみたときには手を合わせてから案内しようと思います。

しばらくご辛抱下さいませ、というように低く垂れ込めた雨雲がここ数日居座っています。うっとうしいと思いながら、ことわりをいわれたんじゃあむげなこともいいにくく、まあゆっくりしていってください、わたしはいっこうにかまいませんから!などとつい気持ちにもないことをいってしまいます。さて、こういう気象状態は毎年の定番なので、「菜種梅雨」だとか、「さいかう・さいかあめ催花雨」と名付け、まろやかに暮らしに取り込んで、おまけに歌にまで詠むのですから、つくづく日本っていいなぁと思います(^.^)
◆飛石の一日黒し菜種梅雨  後藤志づ (句誌あを)
◆菜種梅雨去年をくりし農日誌  小川花久 (句誌いろり)

花催しの雨というとおり、

畑では桃、

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林ではツツジやヒメヤシャブシ、

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里も山も賑わしくなってきました。

◆孤桜の蕾膨らむ催花雨  福山年昭

雨天での清掃ボランティアの皆様  文珠側と府中側で約1,000名が参加。

 

神奈川県からの熟年ご夫婦 「天橋立が大勢の方の清掃で守られ、こんなに立派な松林であることに感激した。」 二度目の天橋立来訪のお客様。

 

文珠側受付付近

P1030142 看板前P1030141 P1030153 受付付近

高校生百数十名参加

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職場グループ

P1030165 職がグループ

少年野球チーム

P1030161 少年野球チーム

オブジェ  未完のピラミット

P1030169 オブジェ ピラッミト?

松葉回収車

P1030188 松葉回収車

水を含んだ松葉 重くて回収搬送が追付かず

P1030172 回収車が追付かず

さくらは満開

P1030193 桜小天橋

P1030180 満開P1030176P1030201

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