せっかくの力作なのに
これは何かね?
羽衣天女です
は、てんにょ?!
そうなんです、日本の羽衣伝説には「近江型」と「丹後型」の二つのパターンがあります。
近江型では、天女は羽衣を見つけて天上へ戻ります。
丹後型では天女は天にもどりません。地上で生活したのです。
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しかし、遠方から観光に訪れる方に、羽衣伝説には二つのパターンがある、それ常識ですよ、と言えるでしょうか。
地元でもこの違いの認識が、地域の誇りとして一般化しているとは、現状言えないでしょう。
いい機会です、羽衣アートの側に、説明の看板がほしいところです!
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ちなみにcopilotによる丹後の羽衣伝説の概略。
- 起源と記録:
- 丹後の羽衣伝説は、1300年前にさかのぼるとされています。
- 奈良時代に作成された「丹後国風土記」に逸文として記録されており、この地域の伝説が日本最古と考えられています12。
- この伝説は、浦島太郎伝説と並んで、日本各地に広まっています。
- 伝説の内容:
- 磯砂山(いさなごさん)の山頂にある「真奈井」(女池とも言われる)に、8人の天女が降り立ちました。
- 水浴びをしていたところ、老夫婦によって一人の天女の羽衣が隠されてしまいます。
- 天女は地上に帰れなくなり、老夫婦の願いを聞き入れて養女として一緒に暮らすようになりました。
- 天女は万病に効く酒を醸し、村を豊かにしました。
- しかし、老夫婦は十数年後に天女を実の子ではないとして追い出します。
- 嘆き悲しんだ天女は和歌を詠み、放浪の末に「奈具村」で安らかに最期を迎えました。
- この天女は「豊宇賀能売命(とようかのめのみこと)」として奈具神社にまつられ、地名の起源となりました。
- 伝説の続き:
- 丹後から伊勢神宮へのつながりもあります。
- 伊勢外宮の祭神「等由気大神」は、もともと丹後に鎮座していたとされています。
- この伝説は、日本各地にある羽衣伝説の中でも格調が高いものとされています。
- もう一つの羽衣伝説:
- 磯砂山近くの大路集落では、「さんねもと天女」の伝説も語り継がれています。
- 若い猟師が天女を妻にした物語で、七夕にも結び付いています。