一声の江に横たふやほととぎす 芭蕉
千貫松のすぐ近くにある松尾芭蕉の句碑 一声塚。なぜここにあるのでしょうか。
元は智恩寺境内の水戸を望むところに建立(明和4(1767)年)されていた。開眼師は京都の俳僧中川蝶夢、大津義仲寺にある芭蕉墓の土をもってきて魂入、供養されていた。
移設の経緯 明治40年(1907)大正天皇が皇太子として山陰巡行、傘松公園に行啓された際、ご上陸地点近くの現在地に一時的に移設され現在に至っている。(丹後俳諧史研究家 花谷道恵氏)
現在の所在地
元の所在地図 智恩寺境内の水戸(運河)側に描かれている