宮津エコツアー · リュウノウギク?ワカサハマギク?

リュウノウギク?ワカサハマギク?

2012/11/12

キクの茎や葉は独特の香りを持っています。そんなキクの中で香りの際立つするノギクが、宮津や伊根の海岸の岩壁や岩上で今さかりです。

リュウノウギクといいます。その香りが「クスノキの香りの樟脳に対して、リュウノウジュ(フタバガキ科)の香りの龍脳リュウノウに似ているというのが語源です。


日本固有の種で、新潟県以西から山口県東部までに分布するといいます。あの白山を擁する石川県でさえ準絶滅危惧種に指定するくらいです。京都ではどうなのでしょうか。

ちなみに、外見はほとんど同じなのに、別の種とされるものに「ワカサハマギク」というものがあるとのことです。染色体の数が、2倍体に対し4倍体なのだそうです。従ってリュウノウギクよりも大型になるわけですが素人目には判別不能!どちらの可能性もあるという理解にとどめなければなりません。

 

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