宮津エコツアー · タルイカ豊漁と雪の関係

タルイカ豊漁と雪の関係

イカのイメージがスルメ程度なら、タルイカは確かにギョ!伝えられる雪予報には、タルイカの豊漁の年は大雪、と雪との相関関係をいうモノがあります。今年は、沿岸に打ち上がって、拾う人が多いと橋立部会のOさん。一方山での積雪ははや、7,80cm。なにやら妙に符合します。

(↑ 11/16 伊根漁港)
果たして根拠はあるのか、海洋センターに問い合わせてみました。さて!それはー(^.^)ということ。ただし、今年は、①南から来遊しやすい条件はある②今年の資源量はおおいという状況はあるとのことです。
「来遊する条件?」

兵庫県の海洋調査では10月に水深100mの水温が15度ある、獲れ始めますよと情報をだしています。

「海水温と雪雲形成は関係しますか?」

さて、それもどうなんでしょう!
「岸に打ち寄せられる理由は?」

来遊資源量が基本的に多いということ 海水温は寒波がきたから急に下がるというモノでもありません ただ、冷たい塊、温かい塊があります。それは複雑に動いています、ソデイカは温かい塊にすむモノですから、その関係に左右されるというはことはかんがえられることです

「ありがとうございました。!」

兵庫県立農林水産技術総合センターがソデイカ・タルイカ情報に詳しい!
Mさん、今度は兵庫県ですよ!と思って尋ねてみますと、わざわざこなくていい、
『平成24 年10 月3 日兵庫県立農林水産技術総合センター但馬水産技術センター
平成24年度日本海ソデイカ(あかいか)漁況情報(中短期予報)』
を検索してくれ、(^.^)ということです。
、、、、、、
現況と見通し(予報対象期間:平成24年10~11 月)
【現況(~9月末まで)】
・漁況指標値(香住本所の1 日1 隻あたり漁獲量)は、9 月中旬以降210kg 前後で推移。
・漁獲物のサイズは、9 月上旬時点では胴長40cm 台後半のものが主体であった。
・9 月中旬以降は、別の小型サイズ(30cm 台が主体)の群れが加入し始めた。
【今後の漁況予報】
漁場環境については、
「これまでの調査により、好漁場は水深50m の水温が19℃以上、水深100m の水温が14~15℃以上の海域に形成されることが分かっています。また、この時期の山陰沖漁場の水温は、季節的な変動よりも沖合部に出現する冷水域の動きに大きく影響されます。」
・今後しばらくは、サイズの異なる2 つの群れ(胴長50cm 台と30cm 台)が成長しながら漁獲の主体となる。
・冷水域は、但馬沿岸域(~36°N 以南)に張り出す可能性は小さい。
・概ね36°N 以南の海域で100m深の水温が15℃を上回り、好漁場が形成される。
、、、、、、

ということでした。さて、そこで岸に打ち上がる現象と雪との関係です、推測ですが、冷水域の動きとの関係、冷水域が岸に寄ってくるとき!体力を消耗して波に翻弄されてと考えていいのかなあと思います。また、冷たい海水の塊が岸に寄ってくるということですから、それは気象とも関係してくる(^.^)。

・・・金さん、そういっこったって。

「やっぱり研究者はちがうなあ」、

タルイカの資源量、中国の三峡ダム計画、あれと関係するんだって

「そうだろ、日本のダムも問題、しかし、環境は地球レベルでみなくてはあかん。

あんたらも本、もっと読まなあかんぞ」

、、、はいはい!

ちなみに、2012,12/23海水温のデータです。

 

 

 

 

 

 

このページのトップへ