宮津エコツアー · The Flower of Blessings and Longevity=フクジュソウ=福寿草

The Flower of Blessings and Longevity=フクジュソウ=福寿草

美しいわあ

20250321_140030シカもみほれてたべぬのか 訳なおでしょ

シカも遠慮する美しさ、、、わけないでしょ、、、!

心臓が止まる成分を持つ毒草なのです。

人は教えられてそれで学習して、手を出しません、、

一方、シカは、、学習しません。なのに避ける!、、本能だ、、これも漠然としすぎます。

おそらく鼻か舌に、毒成分を関知する能力を持ったセンサーがあるのでしょうね。

20250321_113454だれがなずけたかフクジュソウ

さて、フクジュソウ、、そんな恐ろしい成分、成分名《カージャコニン》をもつpoisonous plant…毒草なのに、福寿、、おかしい

どなたの発案による命名なのか、チェックしましたが、不明です。

仕方ないので、、仮の命名ラインを以下のように想定しました・

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喜寿77歳 傘寿は80歳 米寿88歳 卒寿90歳 紀寿(きじゅ)100歳

、、、とあります。しかし、100歳以上を言祝ぐ言葉は、どうも見当たらないのです。

とすると100年を超える寿命、、これをもって「福寿」としたのかも知れない。実際にフクジュソウは、環境さえ安定していれば、それくらいは生きる力を持っているのです。この植物の、力強い生命力や不老不死の象徴性に鑑みて、それにふさわしい名を付けようと発案された方が、いらっしゃったのだろうと推察しました。

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フクジュソウとせよ。

御意、永遠の幸せと長寿を象徴するこれ以上の呼び名はございません、さっそくふれを出しまする。

これほどまでに生命力にあふれ、心を豊かにしてくれる名前を持つこの植物は、上世屋の宝物、特別な存在ですね。福寿、、、この名によって、自分もあやかりたいという願いや夢を託せるのですから。並みの神社の御利益を凌ぐのではないでしょうか。

ちなみにアイヌのあいだでは、黒い根といういみで、「クンネニ」。

「福寿(ふくじゅ)」を英語に意訳すると、“Happiness and Longevity”“Fortune and Longevity” となります。この言葉には「幸福」と「長寿」という素晴らしい願いが込められており、それを表現するための言い回しになります。

「福寿草」の場合で考えると、“The Flower of Blessings and Longevity”

京都府指定の絶滅寸前種でもあります。

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