2013/03/19
何でもないものネコヤナギ!、、、、なんですが、
「そうかあ!」と言うように白石さんが見入っているのにはわけがあります。
井之本さんが、雪の解けた山の田から降りてきたてるみさんがもっておられた枝をみて、ネコヤナギが膨らんでましたか!と声をかけたところてるみさん、ここらじでは、「ひがんばな」というですだでと答えられたということ。17日から春のお彼岸が始まっています。てるみさんは、遅い世屋の春、仏様にお供えの出来る貴重な春告げの花として、採ってこられたのです。
『秋の「ヒガンバナ」にかき消されてしまっているけれど、春の「ヒガンバナ」もあったのだあ!』
ちなみにこのネコヤナギ、ととんぼ 広島 かわめどり ぬくめどり 飛騨 等方言もたくさんあります。
また、ネコヤナギは種子を風で散布します。
水に浸る湿原のような環境はそうそうあるものではないのです。たくさーん種をつけて、東西南北あらゆる方角に飛ばして生育地を見つけます。