2013/03/26
♪ 庭のさんしゅ の木 鳴る鈴かけて ♪と稗拘き節。
これが、「さんしゅ」の木かあと思いましたよ。
サンシュユの花が今、元気村、日置の家の庭や畑で満開です。ハルコガネバナというほど、全木に黄色い花をまといます。
漢字では、山茱萸。ミズキ目ミズキ科の落葉小高木。実は赤くアキサンゴ、ヤマグミとも呼ばれます。
ところが、稗拘き節の「庭のさんしゅ の木」は山茱萸とは ちがうのですね。正しくはサンショウの木。根拠は年代。椎葉村は平家落人村。この歌は源平時代の悲恋歌。それに対して、サンシュユが日本に持ち込まれたのは江戸時代享保年間。朝鮮経由で漢種の種子が薬用植物として栽培されるようになったのだそうです。山椒の木はすりこぎにも最適、実も葉も有益植物です。庭にはサンショウがあるべきなのです。
ちなみに、サンショウ。新商品が丹後から生まれました。
橋立ワイナリーでお求めになれます。
しかし、男女の恋にはハルコガネバナがぴったりでは(^.^)
庭のさんしゅ の木 鳴る鈴かけて
よ-お- ほい
鈴の鳴るときゃ 出ておじゃれヨ
鈴の鳴るときゃ 何と言うて出ましょ
よ-お- ほい
駒に水くりょと 言うてでましょヨ
那須の大八 鶴富捨てて
よ-お- ほい
椎葉立つときゃ 目に涙ヨ
泣いて待つより 野に出てみやれ
よ-お- ほい
野には野菊の 花盛りヨ
、、、、稗拘き節。ー、、、、いい歌です、サンショウでもサンシュユでもどっちでもいい気がします。
そのほかにも白花ジンチョウゲ。
モクレン、
耕作前の畑には、ホトケノザ。
金剛心院のツバキやかごのき、妙少寺のサクラを始め民家や畑など春の日置・花ウオークが今お奨め。