宮津エコツアー · 森本の「寶喜観音」様

森本の「寶喜観音」様

2013/03/27

大宮町森本に、手作り感いっぱいの石像が二体おられます。

一体はお地蔵様。もう一体は観音様。

そしてこの観音石像、お姿はまごうかたなき、観世音菩薩様、そしてお名前は!

彫られているのは「寶喜観音」と。
むむっ、耳なれたのは、十一面観音、千手観音、馬頭観音、如意輪観音、准胝観音、不空羂索観音など。そのほか、観音様には、三十三観音がおられるということですので、当たって見ましたが、それらしいお名前は見当たりません。

また、名のある観音様ならお持ちではないものをお持ち、というのも変わったところです。左手にお持ちなのは竹箒。
まさか?
ほうき・寶喜とほうき・箒(^.^)

「観音菩薩は、現世利益的な信仰が強くあらゆる人を救い、人々のあらゆる願いをかなえるという観点から、多面多臂の超人間的な姿に表されることが多い。」とか。建立を思い立たれた方の夢に観音様が箒を持って立たれ、寶喜観音と名付けよ!とおっしゃられたからということなのでしょう。それにしても、このメッセージ、軽くない、ユーモアがありながらすごく重いです(^.^)

(↑ 森本 12,2,16 内山を森本村から 観音様は右下の道路脇 )

阿部総理大臣は、此の「寶喜観音」の化身なのかもしれません、日本を箒を持って美しくし、三本の矢とかで「寶喜」にするとおっしゃっているじゃありませんか!!
ここをお参りされた足で、駒倉分かれの「新成相聖観音」(世屋在住の丸橋仏師様 制作)にお参りいかがですか。

森本からもよく見える内山・尾根向こうにおられます。

 

 

このページのトップへ