宮津エコツアー · アリ、俺たちがいなくなったら ~ 里山早春賦ウオーク 14 ~

アリ、俺たちがいなくなったら ~ 里山早春賦ウオーク 14 ~

2013/04/01

『A スミレ B ヤマエンゴサク C タンポポ D カンスゲ 種子散布の方法で一つ異なるものごぞんじですか。』という問いかけから入りましょうか。答えはC タンポポ。風を利用します。

A スミレ B ヤマエンゴサク  D カンスゲ は、アリを利用します。

(↑ カンスゲ)
アリは、イカリソウ・エンレイソウ・カンアオイ・クサノオウ・カタクリ・イチリンソウ・スハマソウ・フクジュソウ キケマンなど、春の妖精といわれる仲間と深い関係を持っています。

さて、ミツバチがいなくなったら、と問います。アリさんが、いいました、「俺たちがいなくなったら」と考えてくれる?

すいません、その通りです。道徳的な面からのアリは語っても、生態系の中のアリって、、、、。ざっと調べてみました

①餌になる
蟻を主食としている動物が困る。
②野山の掃除係
③肥料になる
自らの死骸も糞も最後は肥料になる。
④土を軟らかくする アリの一穴
⑤種の ばらまき屋になる
⑥用心棒になる
⑦育ての親になる

アリとハチはご先祖は一緒、スズメバチと近い親戚、、、なんとなく触りがたいものであることをおいておいて、アリさんなくして、自然は成り立たないのです。
このカエルはヤマアカガエルでと取り上げるのと同様に、このアリはアカヤマアリでと紹介しなければならないと、、、、反省をしております(^.^)

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